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【ビジネス・心理学】自分の苦手な事とは賢く向き合う

突然ですが、あなたの苦手な事は何ですか?

人間には誰にしも苦手な事があります、どんなに偉くてもどんなに賢い人でもね。なぜかというと何かに秀でるという事は何かを考えないということだから

以前に僕はこんな記事を出したのですが

この記事を簡単に説明すると、僕はこんな事を書きました。

この世に存在する全てのモノにはメリットとデメリットが存在する。


心理学歴10年、まひろです。

僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。

要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。


メリットとデメリットは必ず共存しています。そしてそれは得意な事と苦手な事にも同じことが言えます。

例えば、IQ200〜300で今ある核兵器やコンピューターの大元を作った人間であるジョン・フォン・ノイマンという人物を知っていますか?

このノイマンという人物は一度読んだ本を一言一句間違えずに暗記したり、コンピューターとの計算のスピード対決で勝利したりと驚異的な脳内の情報処理と記憶力を持つ人間で、あのアインシュタインが天才と崇めた人間でした。

一見この話だけを聞くとノイマンは本当に宇宙人じゃないかと思う人は多いと思うのですが、ノイマンにも苦手なことがありました。



それが独創性の欠落です。

独創性とは独自の考えで物事をつくり出す能力のことで、それは例えばスティーブ・ジョブズがiPhoneを作り出したような事、ピカソが世間を見て感じた事を絵にした事です。

ノイマンはこの独創という分野が苦手でした。

だからこんなに天才でも苦手な事はあるのです。(僕はこの話を知ってもなおノイマン宇宙人やんって思いましたが笑)


冒頭にも聞きましたが、あなたの苦手な事は何ですか?


そしてあなたはその苦手な事とどう向き合っていますか?


勿論必要がない「嫌いな事」は無理に向き合う必要はないと思います。例えばスポーツ選手なのに「俺は絵を描くのが下手なんだ…」って落ち込む人はいませんよね笑

ですが、例えば


・会社経営をやりたいんだけど考えるのが苦手なんだ。

・恋人を作りたいんだけどコミュニケーションが苦手なんだ。

・仕事は好きだけど作業は苦手なんだ。


こういう苦手とは向き合ってどうにか克服するなり解決するなりした方が良さそうですよね。じゃあ心理学でその問題を解決しようじゃありませんか。


苦手意識の正体


「そもそも苦手意識って何?」という話ですよね。苦手苦手って言うけど何がそんなに嫌なのか。

苦手意識には2種類あります。


1つ目が

過去のトラウマから起因する苦手意識

これは例えば昔小さい頃に、犬に人差し指を差し出した時に思いっきり指を噛まれて血だらけになった過去のトラウマから、大きくなってからも犬に苦手意識を持つパターンです。(僕の話です。)

これはコミュニケーションが苦手な人間に多いケースです。コミュニケーションが苦手な人は昔いじめられた経験などの他人にひどく精神的に傷つけられた経験がある人間に多いです。


2つ目が

自分に都合が悪い苦手

これは例えば、上でのノイマンの苦手の話(独創性の欠落)もそうなのですがノイマンは自分が得た情報を処理してそれを応用する事に驚異的な才能を発揮していました。そこに自分の私情はなく。

例えば数学で、4x3.5=??という問題があった時に「ちぇっ、4x2.5なら10って簡単に答えだせるのに。もういいや3.5を2.5にしちゃお。」なんてやっていたらたまったもんじゃないですよね笑

だからノイマンも独創が苦手だったのでしょうね。「この問題を問いて」と言われてその問題を解くことはできますが「これとこれで何かを作ってみて」と言われても何も作れない。

それはなぜかと言うと、自分が得意な事(情報処理や記憶)にとって「独創」とは都合が悪い事だからです。数学や物理をするのに私情を挟んでいては何にもできませんからね。



どうやって自分の苦手と向き合っていくのか

こんな感じで苦手ができる原因には2パターンあると言う事を説明してきましたが、1つ目と向き合うのはまだ楽そうですよね。

昔、犬が嫌いだったと言う人でも噛まない犬と触れ合っていると苦手は克服できます。(まひろの経験談ですが笑)

まあこれは冗談なので面白話程度にしておいて、例えば多いのが子供が嫌いだったけど自分の子供が生まれてからは子供嫌いが治ったと言うケースをよく聞きませんか?

このように、例え過去にトラウマがあったとしても自分がまた体験をした苦手な事だから今まで毛嫌いしてきたけど、実際に体験してみると良いところもあると気がつき苦手を克服した人間は多いです。

しかし苦手な事だからといって克服しようとしなければ、一生それを解決できる機会は来ませんが。


そして問題がこの2つ目の自分に都合が悪い苦手です。

これと向き合うのは簡単なことではありません。必要なことでなければ良いのですが、そうではないですよね。


例えば上でも書きました通り

・会社経営をやりたいんだけど考えるのが苦手なんだ。

・恋人を作りたいんだけどコミュニケーションが苦手なんだ。

・仕事は好きだけど作業は苦手なんだ。


こんな苦手とは向き合うべきです、絶対。


なぜ向き合うべきなのかと言うと、これらの自分に都合が悪い苦手は必ずどこにでも存在しているからです。

例えば「会社経営をやりたいんだけど考えるのが苦手なんだ。」を解決するために「じゃあ頭を使わない仕事に着けば良いんだ!」と仕事を選んだとしてもそんな仕事は存在しませんよね。

なぜならそんな仕事はもうとっくに機械化されているからです。頭を使わない仕事にもう人間の入る余地はほとんどありません。

「恋人を作りたいんだけどコミュニケーションが苦手なんだ。」を解決するために「じゃあコミュニケーションを取らなくてもモテるように顔を整形すれば良いんだ。」と顔を変えて、それで恋人はできるかもしれませんが長続きはするでしょうか?

心理学では顔の印象が好感度に関係するのは、男女が出会ってから3ヶ月の間だけだと言うことがわかっています。どう考えてもコミュニケーション能力がなければ長続きはしません。


このように、これはまひろも不思議に思っているのですが、自分に都合が悪い苦手というのは実は何をやってもどこにでも存在しているんです。

今上で仕事や恋愛に関しては書いた通りですが、他の人間関係やスポーツなどでも同じことが全部言えて、自分に都合の悪い苦手は必ずどこにでも存在しています。



自分に都合の悪い苦手は必ずどこにでも存在している

だから実は「自分はこれが苦手だから、この仕事はどうかな。」みたいなことって考えるだけ無駄なんですよ。どうせその苦手を解決するまではその悩みは解決しないから。

例えば僕は人に何かを教えるのが苦手です。これはちょと嫌いという感情も含んでいるのですが、昔から学生時代に「勉強を教えて」と言われて教えたり・相手が知らない情報や理論を説明するのがとても苦手でした。


なぜかというと、何かを話すとき僕は自分の中でその映像が流れているので、相手もそれを一緒に見ながら話を聞いている、とどうしても勘違いしてしまうからです。

だから「あれ」や「これ」の認識が相手とずれていたり、なんでそうなるかの説明を省いてしまったりして、相手を混乱させる事が多々あります。


普段からまひろのnoteを読んでくださっている方はわかると思うのですが、たまに「あれ?こいつ何について話してんの?」「え、なんで急に話飛んだやん笑」ってなる事があると思います。

僕も、自分の過去の記事を読んでなるべく改善するようにしているのですが、周りの人間にはいまだに「文章が不親切」と言われることがあるので、精進します。



しかし今僕は、経営コンサルトという職業を仕事にしています。

なぜこの職業にしたのかというと、前々から何か自分で何か事業がしたいと考えていて特にこれがやりたいみたいなこだわりもなかったので、そこで偶々自分の身近で前からコンサルタントをやっている人がいて、その人の話を聞いて良いなと思ったからです。

それ以上に深い理由はありません。

教えるのが苦手なのに、僕は人にものを教える仕事を選んだのです。(まひろはドMではありませんが笑)

一見この判断は他の人から見れば、バカだと思うかもしれませんが僕は全くそう思わないです。なぜならどんな事業をやったとしても人にものを教えたり、自分の考えを説明したりする力は必ず必要になるからです。


だからこの話を理解すると本当に「自分はこの仕事が苦手だから、これは得意だから」って選り好みするのは無駄な事だしもったいない事だと思いませんか?

現に僕はこうして今も楽しく生きています。人に何かを教えるのは得意な事ではないけれども、自分がやりたかったことができて本当に幸せに思っています。


この話を通して僕が何を言いたいのかというと、心理学を10年勉強してきたまひろは、苦手とはまず正面からでなくとも向き合う事が重要と考えています。

結局は気持ちの問題ですからね。苦手は「自分が苦手だからやりたくない→やらない→一向に克服できない」このサイクルに多くの人が陥ってしまうから向き合うのは難しく感じますが、実はそんなに難しくないです。


先ほども書いた通り、苦手とはまず正面からでなくとも向き合う事が重要です。


自分が相手に何かを教えるのが苦手なら、自分の考えを誰かに教えるのが得意な人を見つければ良いし、考えるのが苦手ならわかる人に教えてもらえば良いし、作業が嫌いなら誰かを雇えば良いし、コミュニケーションが苦手なら僕の記事を読めば良い。

こうやって正面から当たらずとも解決できる方法は考えれば必ずあります。

大切なのは過程ではなく結果なのですから、正面からイヤイヤ苦手を克服しようとせずともその苦手が解決できれば良いんじゃないかな、と僕は思います。


ただ僕は自分の人に教える苦手は長い目で見ると効率や利便性から克服した方が良いと判断したので、今もこうしてnoteを続けていますし日々多くの人にわかってもらえるような文章作りに励んでいます。


今日のまとめ

今日は少し長めの文章を書きましたが、まあ何が言いたかったのかということを一行で書くと

苦手とは正面からでなくともまずは向き合い、そして解決する事が大切。

これだけです。解決には克服したり・他の何かに置き換えたり・他人に解決してもらったりと色々ありますし、今の時代ネットもsnsも充実しているので調べれば大体はなんでも書いてあります。


大切なのは過程でもやり方でもなく、結果ですからね。



それでは、あなたの人生がより豊かになるように僕は心のそこから応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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