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「冬の木枯らし」ー詩ー


川面を走る
木枯らしは 意地悪者だ

水の中に ツンと立つ
白鷺が 魚を取ろうとすると
水面を 揺らして 邪魔をする
でも さぎは すまし顔

陽だまりで 体を温めている 
鴨たちの 羽根の すき間に入り込み
冷たい息を 吹きかける
鴨は  思わず 鳴きながら
冬空に 舞い上がる

うなだれながら 咲いている
椿の花を 地面に落とそうと
木を 揺さぶり つづける
椿は あかい着物姿で
風の中で 凛として
木に 捕まる

道に積もった 落ち葉を
舞いあげて 川に落とす
落ち葉の舟は クルクルと
回り 流されながら
楽しかった 夏の日の
光の名残を 探す

木枯らしは 嫌われ者
だから いつも ひとりで
さみしく 森の 風の小道を
吹きすぎて 白い ため息をつく
優しい お日様は 金色の光の粉を
その体に 少し 振りかけてやる

最後まで 読んでいただきありがとうございます。
これからも お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ 子犬のようになつきます🐱🐱🐱🐱

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