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わたしの本棚ベスト10【後編】|books

こんにちは、中川直樹(なかがわなおき)です。

前回に引き続き、趣味の1つである『読書』をテーマにして、ベタですが2024年7月時点のベスト10を記事にしていきたいと思います。

私は、2024年7月よりnoteをはじめ、週に1度頻度で更新しています。家づくりをされている方や、夢を追いかける若造を見守って下さる方は、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。

自己紹介はこちらの記事をご覧ください。
前回の記事はこちらからご覧ください!

今週はいよいよTOP5です。
それでは今週もよろしくお願いします!




私の読書について

1年半ほど前から読書を趣味として始めました。

寝る前や休みの日に読んでいる時間が精神的にとても落ち着くので好きな時間になっています。なによりスマホから強制的に解放されるのが気に入っています。

ジャンルはビジネス本が多く、小説やマンガはあまり読みません。また、コアな本にはあまり手が出ず、ベストセラー本ばかりを選んでしまいます。

ただ、建築、不動産、マーケティングという分野に関しては多くの書籍を読み漁っています。これら関する本をランキングに入れてしまうと、偏ってしまうのでまたコアな部門で記事を作れたらなと思っております。今回はオールジャンルです。

読書後はブクログというアプリで読んだ本をオープンに記録し、スマホのメモ帳に一言感想と10点満点で点数をつけています。

今回ご紹介するのはその中で規格外の『11点』がついた本10冊をご紹介いたします。月並みですがどれも『私の人生を変えた1冊』です。

その10冊の中でもあえて順位をつけ、さらには前後編に分けてみました。

今回は後編5〜1位をご覧ください。


5位:海賊とよばれた男(上・下)(百田尚樹)

小説はあまり読みませんが、父の勧めで手に取ってみました。食わず嫌いなところもあり、歴史に疎い自分は少し抵抗がありましたが、押しに負けて良かったと思います。

出光興産株式会社とその創業者である出光佐三をモデルとした1冊。本書中では、国岡商店とされ、店主である国岡鐡造の生涯が描かれています。

敗戦後の日本で「油」の可能性に目をつけて、誇り高き日本人の強さを武器に世界と戦います。そんな中で『人間尊重』という考えは、お金と情報に狂わされる現代人の心に響くのではないでしょうか。

『士魂商才(武士の心を持って商いせよ)』
『金の奴隷たるなかれ』
『失敗したら一緒にこじきをしよう』

マーケティング戦略ばかりを考え、頭の中が「儲け」で埋め尽くされていた私には衝撃でした。商売を行う上でとても重要なことを学べた気がします。

そして、男性も女性も、敗戦から復興するための生き様がカッコよく、日本人に生まれて良かったと心から思えるようになりました。

また、こちらの書籍は2016年12月に映画化されました。小説を読んでから映画を観ると少し満足しきれない点もありますが、長編小説のため映画だけでもぜひご覧ください。主演の岡田さん、最高にかっこいいです。

歴史系を避けていましたが、まずは日本史をしっかり学んでいこうと思います。日本史を知るならこれ!というようなオススメ書籍、映画があればコメントで教えてください!


4位:喜ばれる人になりなさい(永松茂久)

名著「人は話し方が9割」の著者である松永さんの本から1冊。

多くのビジネス書で、「他者貢献が大事」「成功者になるにはまずギバー(与える側)になりなさい」いったことが言われる昨今で、違った切り口のタイトルが印象的であったためこの本を手に取りました。

読んでいて涙が止まりませんでした。

著者のお母様曰く「おかげさま」という神様がいるとのこと。着てる服も履いている靴も、あなたのことを思って作ってくれた目に見えない人がいるのです。そういった人達への感謝の想いを忘れないのと同時に、あなたも喜ばれる人になりなさい という教えがこのタイトルに繋がっています。

徳は喜ばれることをしたら1個貯まり、人に気づかれないようにしたら10倍貯まるという考え方は、すぐに見返りばかり求めてしまう私にとって、雷に打たれたように心に残りました。相手に喜ばれることをこっそりしてみる。

もらった才能や勲章は誰かに喜ばれるためにあるのです。

そして、私自身と少し境遇が似ている松永さんからの、「今あなたのお母さんは笑っていますか?」という問い。この言葉は常に自分に問いかける合言葉にしようと思いました。

皆さんもそっと自分に問いかけてみてください。

「今あなたのお母さんは笑っていますか?」


3位:金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサキ)

オリエンタルラジオ中田敦彦さんのYouTube動画で概要を知ったことが読むきっかけとなりました。

いわゆる「お金持ち」「貧乏人」の違いはどこにあるのか、友達のお父さん(金持ち父さん)と自分のお父さん(自分の父さん)から学んでいく本となってきます。

私自身、物語中の貧乏父さんと同じ思考で、瓜二つの人生を歩んでいました。そのため、金持ち父さんの考え方はとても新しく衝撃を受けました。

特に、「キャッシュフロークワドラント」と称し、あらゆる職業を従業員(employee)、自営業者(self-employed)、ビジネスオーナー(business owner)、投資家(investor)の4つに分ける考え方はとてもわかりやすく納得できました。転職しようと思った1つのきっかけもこの本を読んだことにあります。

「金持ち父さん貧乏父さん」はシリーズがいくつもありますが、こちらの1冊だけでも十分です。しかし、かなりヘビーなボリュームであるため、読者が苦手な方は中田さんのYouTube動画からご覧いただいても良いかと思います。

是非、就職前の大学生20代の社会人の方にオススメの書籍です。



2位:7つの習慣 人格主義の回復(スティーブン・R・コヴィー)

いわずと知れた世界的な名著です。自己啓発に関連する書籍として、そしてビジネス本として究極系だと思っており、何度も読み返しています。

副題の「人格主義の回復」というものは、社交的なイメージの作り方など、表面的なテクニックによって成功しようとする「個性主義」の方法ではなく、誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐など人間の内面にある人格的な部分を磨く「人格主義」でしか真の成功は得られないという点からきているのだと感じました。

中でも、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」や、第3の習慣「最優先事項を優先する」は実践しやすく、自分は何のために生きているのか、最終的にどうなりたいのか、何を幸せと感じるのかなど、自分を見つめ直すきっかけになります。

かの有名な心理学者 ウィリアム・ジェイムズさんの名言の中にも、

心が変われば行動が変わり、行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。

William James

といった言葉があり、短くして「習慣が変われば人生が変わる」という成功者の方がたくさんいらっしゃいます。

まずは習慣を見直してみることから始めてみましょう。

『読書をしていないから何がおすすめ?』と聞かれたら、間違いなくこちらの本を勧めると思います。私も、人生に影響を与えてくださったメンターに同じ質問をした際、この本を紹介されたことが読むきっかけになりました。



1位:嫌われる勇気 幸せになる勇気(岸見一郎、古賀史健)

「今何か悩みはありますか?」

胸に手を当てて、目を閉じてください。

嫌いな上司
会話の少なくなった夫婦
お金に余裕のない毎日
親や子どもとの複雑な関係
大切な存在を失ったこと

超情報社会の中、目まぐるしい人間関係で悩みのない人はほとんどいません。かくいう私も多くの悩みがあります。

そんな方々に必ず2冊セットでお勧めします。嫌われるための勇気?という個性的なタイトルであるため、皆さん一度は聞いたことがある書籍ではないでしょうか。

必須の考え方として「課題の分離」があります。悩みの半分くらいは自分の悩みではないのです。「自分にコントロールできないこと=他人の悩み」ということをしっかり飲み込むと、とても楽になります。

みんなに好かれなくたっていいんです。決めるのは相手だから。

他には「他者貢献」。この考え方はよく勘違いされますが、自分を捨てて誰かにかに尽くすことではありません。むしろ自分の価値を実感するためにこそなされるものなのです。他者がわたしに何をしてくれるのかではなく、わたしが他者に何をできるかを考え実践していくのです。

なぜなら、人間にとって最大の不幸は自分を好きになれないことであるからです。「私は共同体にとって有益である」という思いだけが自らに価値があることを実感させてくれる。幸福とは貢献感なのです。

書き切れないですが、有名な三角柱の話も心に残っています。これは読んでみてからのお楽しみにです。とってもワクワクしますよ。

最後に、未来の自分へ。

他人への怒りが収まらない時
他人を信じれない時
何のために生きているのか見失ったとき
1週間でいい、休みをとってこの2冊を読み返して欲しい

というメッセージを残して紹介を終わります。



以上、『自分の人生を変えた本』5〜1位のご紹介でした。いかがでしたでしょうか。

週に1度頻度で、不動産業界のリアルや家づくりの疑問について、更新していますので、お気軽にフォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。

来週は不動産や家づくりに関する記事の予定です。更新をお楽しみに。
お付き合いいただきありがとうございました。


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