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雑感

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女が男物着て何が悪い

ふと2021年を思い返したとき,一度もスカートを履かない一年だった。毎日自分らしい自分で居続けた私だったが,一度もスカートの日がなかったというのが過去にもなく,私を取り巻くジェンダーの圧から解放が進んだ1年になったのではないかとハッとした。せっかくなので,私の好きな格好について自ら解剖するように掘り下げてみる(ただの自分語り長文)。

『私』というスタイル

身長168cm,20代前半,女性。基本

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私はレシピが読めない

私はレシピが読めない。
自炊が苦手とか,調理行為が好きじゃないとかではなく,ただただ文字の羅列されたレシピを解読できないのだ。
文章や本を読むことは好きだし,幼い頃からずっと親しんできた行為であり日常生活で活字に触れない日はないというにも関わらず,どうしてだかレシピだけは読解に苦労する。
何かものを作り出す行為もどちらかといえば好きなので料理やお菓子作りもむしろ積極的な方だ。
でもそこでレシピを解

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自己嫌悪と自己肯定

もうすぐ誕生日を迎えて22歳になる。だからその前に,21歳の今現在の自分自身について軽くまとめたくなって今書き出している。

大学3年の後期末試験週間真っただ中で,私といえば勉強も継続しつつ好きな人と過ごす春休みに思いを馳せ,久々のダイエットを敢行している。

好きな人のことで頭の容量を奪われるのは若干癪でもあるが,彼のおかげで勉強やダイエットのモチベーションが上がっているのは紛れもない事実であり

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好きとか,付き合うとか

 久しぶりに恋をした。相手は6つも私の年上,立派な社会人。

 『好きなタイプは?』と聞かれればいつも『背が高くて(170㎝以上),黒髪で日焼けしてなくて,黒スキニーとシンプルな格好の似合う人』とよく答えていた。しょうもない男と遊んで心をすり減らして,またそれを繰り返して繰り返して,恋愛の正解を追い求めるのをとっくに放棄していた。恋愛は所詮人生の一部に過ぎない。贅沢品で,娯楽の一つに過ぎない。

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『お気持ち』暴論の迷惑性

現代文でよく小問で聞かれたことを思い出して欲しい。登場人物の感情,場面の事実,これらは全く別物であったことを覚えている人間が実際どれだけ居るだろう。

さて,前置きなど要らない。私が嫌いなものはいくつかあるが,そのうちの大きな部類に『感情』と『事実』を混同する人間ないしはその類の話が挙げられる。

分かりやすく言えば『相談』と言いながら本質は『愚痴』だとか,『解決策』を求めている体を装いながら聞き

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