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【短歌】

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短歌のまとめです。 読む専門でしたが、うつ病の時の心境を歌った「うつ病短歌」をきっかけに、 自分でも短歌を作るようになりました。
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2022年10月の記事一覧

短歌 「鎌倉殿の13人」その①

短歌 「鎌倉殿の13人」その①

こんにちは。まりもです🟢

今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、皆さんは見てらっしゃいますか?
本当に面白くて、わたしは大好きです。
(けれど昨日の和田の乱、悲しかった…義盛本当にいい人だった…)

名前の通り、鎌倉時代を舞台にしたお話。
鎌倉時代は、初めて武士が打ち立てた政権で有名ですね。
武士(なんと元々は武装した農民!!)が政治を行うなんて、
はじめは誰も考えていなかったでしょう。

政治

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短歌 日常でおもったこと

短歌 日常でおもったこと

こんにちは、まりもです。

今日の短歌は特にテーマも設けず
日常で思ったこと詠んでみました。

ドーナツは穴があるからドーナツで埋めてやろうなんて野暮だよ

「名前など知らぬ我は生きるのみ」あなうつくし野菊の背筋

一首目
 昔読んだ自己啓発本の中に、ある言葉が載っていたのを思い出して詠みました。

「楽観主義者はドーナツを見て喜び、悲観主義者はドーナツの穴を見て悲しむ」

 イギリスの作家、オス

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短歌 ポルノグラフィティに会える!嬉しい!

短歌 ポルノグラフィティに会える!嬉しい!

おはようございます🌞まりもです。

今日は!ついに!!!!!
ポルノグラフィティのライブに初参戦します!!暁ツアー!!!🌅🌅

私の憧れで、絶対的ヒーローの2人。
この夏、さあ死のう。と思ってた私を救ったのはニューアルバムの「暁」でした。
あのアルバムがあったから、ツアーを始めてくれたからわたし、生き延びました。本当に、冗談とかでなく。もちろん、家族や病院の支えのお陰もあります。
うーん、う

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短歌 ピアノを詠む🎹

短歌 ピアノを詠む🎹

おはようございます。まりもです。
今回はピアノにまつわる短歌を作りました。

若かりし母はショパン猛特訓 子らのいさかいBGMに

鍵かかるピアノの内に仄光るエリーゼらしき音符の名残

すずめさん仲間にしてよわたしはね、指で鳴くのよ ♪ドレミファソラシ

一首目
 母は若い頃、ショパンはじめベートーヴェンやリストなど沢山のピアノ曲を弾いていました。母方の祖母の家に、母が子供の頃に買って貰ったという

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スピッツ短歌 その① 夏の魔物

スピッツ短歌 その① 夏の魔物

おはようございます☀️まりもです。
タイトルにあるように、スピッツさんの「夏の魔物」という大名曲をもとに短歌を詠みました。(姉が彼らの大ファンということもあり🥳)

例によってまた写真に手書きしちゃってます。最近のマイブーム…ですので、しばしお付き合い下さいませ、、

好きだった 馬鹿で無力な呪文にも笑ってくれた夏のお前が

素晴らしい歌詞ありきで詠んだ歌なので、仮に「お?何かいい感じやね?」(

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十六夜短歌 応募作品

十六夜短歌 応募作品

とてもギリギリになってしまいましたが、素晴らしい企画を教えて頂いたので参加します🥰

もし君が猫になっても見つけるさ秋の光のにおいを頼りに

ガラス板の秋空だけが好きだから白妙の雲奪ってキスを

「明日には月に行かなきゃ」澄み切ったいざよう君の横顔は綺麗

22/10/25 まりも

短歌 〜歌をつくるということ〜

短歌 〜歌をつくるということ〜

おはようございます。まりもです。
ふと思い浮かんだ短歌を、先月撮った海の写真に手書きしてみました。

心という水槽の底の落葉たち歌に変われ、舞え、もう一度

短歌を作ることについて詠んだ歌です。

私は自分の気持ちを言葉にするのがあまり得意ではなくて。
言いたいことを言わず、言葉を飲み込むことが多かった看護師時代。

飲み込んだ自分の言葉や、人から貰ったあるいは投げられた言葉はゆっくりと、心の底の

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短歌 家族を詠む

短歌 家族を詠む

こんにちは、まりもです。

今回は、家族をテーマに短歌を詠んでみました。
上から順に父、母、姉についてです。

草刈りの後のビールは別格と笑む父手首の湿布薬白し

落葉(らくよう)を踊り渡ってみぎ、ひだり、多忙極める人は母なり

針穴の向こうに見えるは新時代 姉はうたう糸を言葉に

父の歌
 趣味は草刈りと言っていいほど、休みの日にはかぼす畑や山の草刈りを行う父。
一度始めると全部が終わるまでぶっ

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うつ病 短歌 

うつ病 短歌 

 あまり心地良いとは言えないタイトルですが。

 私は今年の4月にうつ病の診断を受けました。
前職は看護師をしており、コロナのストレスや人が亡くなる悲しみに、心も身体も耐えられなかったようです。
現在は休職し、薬を飲んで通院治療をしています。

 ありがたいことに、私の家族は病気に理解を示してくれ、いつもそばで支えてくれています。おかげで、現在は診断された時よりもはるかに状態は良くなりました。

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