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2023年10月の記事一覧
檸檬読書日記 馬の言葉に耳を傾け、銀木犀を嗅ぎ、満月を見る。 10月23日-10月29日
10月23日(月)
外に出ると、金木犀の甘い匂いが鼻に抜けてくる。秋だなあ。
金木犀の不思議なのが、近くだとそんなに匂いはしないのに、遠くだと匂いが押し寄せるように香ってくる。
匂いがするから、何処だろうと探してみると、結構遠くにあったりする。反対に、匂いはしなくて、けれどオレンジ色の花がプチプチ咲いているから、金木犀があったのかと気づいたりする。そして近くで匂いを嗅いでも、あまりしない。
た
檸檬読書日記 本屋を切望し、手紙を読み、遺骸が嘶く。 10月16日-10月22日
10月16日(月)
ああ、近くに本屋さんが出来ないかなあ。
周りにある本屋が全部それなりに遠い。古書店は仕方ないと思う。でも、本屋が欲しい。歩ける距離に欲しい。
願望を言えば、新刊と古書2つがある本屋が出来て欲しい。
とかなんとか、ずっと言ってたら「もういっそ自分で作れば?」と言われた。
いや、そういうことではないのです。
本屋や古書店に行けば、新発見があるから行きたいのです。自分で作ってしま
檸檬読書日記 芥川龍之介は自身を批判し、内田百閒は褒められ、狼は過酷。 10月9日-10月15日
10月9日(月)
久しぶりな人からメールが来て、驚いた。
(名前は例え)
「柚さん、お久しぶりです」
名前が違った。まあ確かに、間違いやすい名前ではあるんだけれど。でも訂正するのも面倒くさくてそのままにしていたら、またメールが来た。
「間違えました!蜜柑さんでしたね」
いや、違いますけど。訂正した上で間違っているものだから、可笑しくってケラケラ笑ってしまった。流石に「いや、檸檬ですよ笑」
檸檬読者日記 やっぱり内田百閒に夢中です。 10月2日-10月8日
10月2日(月)
またもや登場、カステラ、クロテッドクリーム、黒蜜。withアイスティー。
最高に合う。
寒くなったら、ホットでも良さそう。
糸井重里『ふたつめのボールのようなことば』を読み始める。
「ひとつめ」に引き続き、詩のような言葉が詰まった本。
この世には、知らないことの方が多い。
けれど、何でも知っていると思うより、何も知らないと知っている方が、それなら知れることがたくさんあると
檸檬読書日記 アイスで頭は冷えるが、皮膚は燃える。 9月25日-10月1日
9月25日(月)
川口晴美『小さな詩の本』を読み終わる。
1人の詩人だけでなく、様々な詩人の詩や、詩人だけでなく、今活躍している歌手の歌なども載っていて、詩の世界が広がるとても良い本だった。
詩のことはまだまだひよっこの身としては、たくさんの詩人や詩を知れて、初心者としてピッタリな本だった。
そして、この本で金子光晴と出会えたのは、本当に僥倖。
そういえば、梶井基次郎「密やかな楽しみだ」と