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21/06/08 セレンディピティの喪失と利便性とエモーションと人間関係についての所感
自分が大学一年生の時は、ショーペンハウアーとか、ドストエフスキーとか川端康成とか、読んだところでわかりもしない古書を文禄堂で買ってその上にあるシャノアールという喫茶店に行くのが堕落した友人たちとの唯一の知的活動だった。
好きな音楽の話、恋愛の話、しょーもない飲み会で誰かがやらかした話。ことあるごとにその喫茶店に通い詰めてた。コロナのうちにいつの間にかそこがミヤマ系列のよくあるカフェになってしまっ