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21/05/31 しあわせな人生についての所感

しあわせな人生を送る という文脈で生き方を考えたときに、「自分にとってのしあわせ」とは何かをまず考えなければいけないと思う(自明ですが)。

そこには幸福(長期的,恒常的に自分に快感を与えてくれるもの)と快楽(短期的,だが刺激的で依存性が高い)があって、僕が思う幸せな人生は今時点の考えだと、常に幸福と快楽のバランスがとれている人生、なんですよね


生産性のみを追い求めるのではなく、生産性を追う中で脳内発火を得るのか(快楽を得るのか)、脳内発火を得ることの蓄積が生産物になるのかはそれぞれ属人的な個人の価値基準で判断してくれればいいんだけれど、ほとんどの人がその2軸の相互作用の中に生きてる気はしていて、僕もそういう人間の一人ではある


ただ、しあわせな人生の構成要素は幸福と快楽ではあるけれども、本質的には幸福の割合を増やしていかないといけない


けれどそれは生産性を追い求めることだけではなくて、他人の価値基準に対して寛容になることだったり、朝まで友人と呑み明かして朝日で憂鬱になることだったり、一生愛せる一冊の純文学を見つけることによって為されることだったりする


幸福を増やすための方法論として話すのなら、しあわせな人生を送るための本質的なtipsは、人の考えを知ること。人と気持ちを共有すること。人に優しくすること。


人間は中間性の存在だから、自分だけの価値基準を自分だけで作り上げることはできない。けれどそれは悲観するべき事実ではなく、逆に自分だけの価値基準を自分の半径1mの距離にいる他人とともに作り上げることはできる、人間社会とひととの関係は割とそういう風にできている


共に自分を作りたいと思える人を見つけて、そういう人を大事にする その人を理解しようとして、自分に落とし込みつづける そういうしあわせな人生を送りたいな、といつかに考えたことを半径1mの範囲内で反芻しながら日々を生きているな、と実感した日

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