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【人生100年時代に海外留学がどう活きるか】


以前、こちらの記事で

「現在の若者たちは海外留学に行くことで、人生をより自由にデザイン出来るようになる」というお話をしました。

非常に多くの方に読んで頂いたので、本当に多くの方が「海外留学」に関心があるのだなと改めて感じました。

簡単に説明すると、

現役の学生たち、特に高校生たちは

「目的なき学歴」を追い求めてしまっている。

(周りの声に合わせて”とりあえず”大学に行こうと思っている子が沢山いるという状況)

そんな柵が満ちた社会から脱却するために、「海外留学」が有効である。

そんなお話でした。


それからしばらく時間が経った先日、

こちらの「超訳LIFE SHIFT」という本を見つけ読んでいました。

これからの「人生100年時代」において、

「何を重要視するべきなのか、どう人生を歩み進めていくべきなのか」

そう言ったアイデアを与えてくれる内容でした。


寿命が伸び、生き方や働き方を今一度考え直さなければならない時代で、今までの常識やロールモデルは一切参考にならない。

そんな過渡期に生きている私たち。

より高齢化社会が進み、国民年金ですら貰えなくなるであろう未来。

80歳まで働かなければ、所謂「老後」に向けて生活水準をシュリンクしていかなければならないと言われています。

期待とともに、大きな不安も感じさせる「人生100年時代」


そんな未来になっていくのか…

自分はどうなっていくんだろう…?

「超訳LIFE SHIFT」を読みながら、私は冷や汗を浮かべていました。


しかし、同時に私はこんな事を思い浮かべました。

「この人生100年時代だからこそ、

人生を大きく左右するのが海外留学になるのでは?」


そこで、今日は

「人生100年時代に海外留学がどう活きるか」というテーマで綴ります。

前回の記事では、海外留学は「学生にとって未来を自由にデザインするために有効な手段」だと説明しました。

しかし今回は、学生だけに限らず、これからの未来を生きる私たち全員にとって海外留学が重要となると私は考えました。

その理由について、今日は話していこうと思います。


マルチステージ化する未来

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大前提として、「人生100年時代」がどのような時代になるのかを知っておく必要があるので説明します。


現在まで一般的に言われていた人生設計として、

「教育→仕事→引退(老後)」が一連の流れでした。

寿命が80歳で、定年が65歳、定年退職後は国からは国民年金、会社からは企業年金が貰える。

そんな条件が満たされていたことで成り立つ人生設計でした。

また、労働市場の変化が比較的少なかったため、若い頃に身に付けた知識やスキルだけで最後まで労働者として価値を保つ事が出来ました。


しかし、「人生100年時代」において

人生はマルチステージ化すると言われています。

つまり、「教育→仕事→引退(老後)」の公式が崩壊するということ。


寿命が伸び、更なる高齢化社会において、以前のような年金頼みの老後生活が困難になる。

そのため、70代や80代まで今より長い期間働く事が必要となります。

しかし、AIやロボットの発達によって激しく労働市場が変化する時代ですから、若い頃に身に付けた知識やスキルだけでは、生産性を保てない時代になっていきます。


そこで、途中で時間を取って、学び直しやスキルの再習得に投資をする必要性が高まっていくと言われています。

つまり、「教育→仕事→教育→仕事…」のように、より柔軟に人生をデザインするようになるということ。

これがマルチステージ化する「人生100年時代」です。


3つの無形資産が人生を左右する

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このマルチステージ化する「人生100年時代」において、

人生を左右するのが「無形資産」と言われています。


「無形資産」とは、著書内ではこのように説明されています。

目には見えない、お金に換算出来ない、無形の資産

こう聞くとイメージしづらいと思いますが、

家族、友人関係、肉体的・精神的な健康、幸福感、高度なスキルや知識などの要素を含んでいます。


そして、無形資産は大きく3つに分類する事が出来ます。

①生産性資産

人が仕事で生産性を高めて成功し、取得を増やすのに役立つ要素のこと。主にスキルや知識をいう。

②活力資産

肉体的・精神的な健康と幸福のこと。健康、友人関係、パートナーやその他の家族との良好な関係など。

③変身資産

「人生100年時代」においては、その過程で大きな変化点を経験することになる。そのために、自分のことをよく理解していること、多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること、新しい経験に対して開かれた姿勢を持っていること。

このように著書内で説明されています。


これを読んだとき、私は

「この資産、全て海外留学で獲得する事が出来るやつじゃん」

と思ったわけです。


海外留学で得られる資産

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①生産性資産について

これは単純明快ですが、海外留学にいくと「語学力」というスキルを身に付けられます。

(特に英語留学が殆どだと思うので、英語について話します)

2019年 日本でTOEIC Programを実施・運営するIIBCが、企業などを対象にビジネスパーソンにとっての英語の重要性を調べる調査を行いました。

その結果、対人関係でのコミュニケーション力やマネジメント力など数多くのスキルがある中で、ビジネススキルとして今後最も重要と認識されているのが「英語」だったんです。

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引用元:英語活用実態調査

現在のビジネス界において、これだけ英語が重要視されているわけですから、今後「人生100年時代」においても非常に有効な無形資産になり得ると私は考えています。


②活力資産について

これに関しては、友人や家族との絆の深まりや現地での新しいコミュニティ形成など、例をあげればキリがないくらい多くの資産を獲得出来ると思います。

しかし、特に私が重要だと感じているのが

「しなやかなマインドセット」です。

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日本で暮らし教育を受けていれば、殆どの人が周りに合わせ、レールを”流されていく”と思います。

「このレールから出来るだけ外れないように…」

つまり、みんなと違うことを恐れる感覚なんですかね。


しかし、海外に出れば、多種多様な人がいます。

見た目も違えば、考え方も違う。歩んでいる人生も十人十色。


そんな世界なので、「みんな違ってみんな良い」

というフラットな気持ちで世界を見られるようになります。

すると、自分も自身のアイデンティティと向き合い、

歩みたい人生や成し遂げたい夢や希望を、素直に追求出来るようになります。

周りや世間の目を気にすることなく。


この「しなやかなマインドセット」は非常に重要で

「精神的な健康」を手にするために欠かせないと私は考えています。


③変身資産について

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説明してきた通り、「人生100年時代」はマルチステージ化するため、その過程で「変化」を求められる事が多くなります。

つまり、慣れない環境、知らない世界に飛び込むということですよね。

転職や移住、大きな変化というのは非常に大きな不安を感じると思います。それは私も同感です。


しかし、異国の地に単身渡り、最初は言葉も通じない世界で不自由なく生きられるようになった経験があると、不安はあれど恐怖を感じる事がなくなります。

だって、日本国内でしょ?言葉通じるでしょ?ご飯は問題無く調達出来るでしょ?

こんな感じに「変化」に対して前向きに感じられるようになるんです。むしろ自分なら楽しめるという「自信」すら感じる事が出来るようになります。


これはまさに「新しい経験に対して開かれた姿勢」だと思います。


長い人生楽しみましょう

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寿命が伸び、人生を謳歌する時間が増えたわけだから良いニュースなはず!

それでも先に不安を抱える気持ちも理解出来ます。


しかし、これから先の人生にワクワクするのか、

それとも見えない未来にビクビクして過ごすのか、

それによって、過程も結果も大きく違っていくと感じています。


少なくとも私の周りの海外留学を経験している友人は、ほとんどが前者で、いつも頼もしさを感じさせてくれます。


だからもしこれからの激動の未来でワクワクしたいと思うなら、

海外に飛び込んでみると良いのではないでしょうか。

もうそんな年齢じゃないし…と思った方がいるかもしれませんが、

マルチステージ化する社会において、年齢は関係ありませんからね。


自分が心の底から過ごしたいと思う「人生100年時代」

今一度イメージしてみてください。

きっと人生楽しくなるはずです!


本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。






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