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絶対やるべき、書く習慣

向上心の副作用


自分の意志で自分の人生を良くしていこう。
という、向上心の持ち主にありがちな副作用とも言えることですが、

自分は成長していない。

自分はできるが少なく、
できないことばかりだ。

といった思考に囚われ、
自信を失ってしまうことがあります。

向上心がある分、
理想と現状のギャップが常にある状態になります。

これは理想に近づくための動機を維持するために、望ましい状況とも言えますです。

ですが一方で、自信をなくしてしまう可能性も高くなります。


調子によって精神状態は左右され、
常に調子良く過ごすことは至難の業だからです。

今回は向上心を持ち現状に不満を持ちつつ、
自分を肯定するための習慣について考えてみます。

今できないことは伸び代


向上心を持って取り組んでいると、
できることではなく、できないことばかりに目が向いてしまいます。

それはできるようになったことは、
すぐに当たり前になって意識に上がらないからです。

反対に、できないことはできるようになるまで、
常に意識にある状態です。

このような状態は、
意識を一つの達成のために向け、
成長するために必要ですが、

自分はできないことばかりである。

と勘違いしてしまうことにもつながります。


そのため、自分はできないことばかりでなく、
できることもたくさんあるという自己イメージを常に持ち続ける必要があります。

そうでないと心が折れ、
向上心を持って継続することが難しくなるからです。


そんな時に有効なのが、
書く習慣を身につけるということです。

色々な書籍などで言われていることですが、
書いて何らかの記録をつけることは、
人生を充実させることにとても役立ちます。

何を書くかは好みで決めて良いと思いますが、
何かおすすめしておくと、

・直感のままに頭に思いつくこと。

・今感謝していること。

・今問題だと感じていること。

・何でもできるとしたら何をするかということ。

・最高の未来のための布石のために今日をどういう風に過ごすか?(何を見つけるか?何に気づくか?)

・今日得た有益な気付き。過去の自分に伝えたいこと。

などです。

無理なく続けられる短い時間で、
歯磨きのように毎日続けることが良いでしょう。

いずれにしても、

今考えていること、感じていることを、
時間を決めて書きなぐる。

という習慣が人生を豊かにします。

過去に書いたものを振り返れるということは、
過去から現在への成長を実感することができるからです。


大抵の場合、過去に書いたものというのは、今見るとレベルが低くて恥ずかしいと感じる場合が多いです。

過去に深刻に思い悩んでいたが、
今思い返してみると、
ひどく些細なこと。
と感じるものが誰しもあるかと思います。


それは自分が過去から成長しているからです。


このようにして、記録を残しておくことで、
自分が成長していることを実感することができます。

現状できること、できないことがあり、

今できないことも、未来にはできている。

という確信を得ることができるのです。

今最高の考えだと感じていることも、

未来の自分からすると当たり前で、
いちいち書くようなことではない。

もしくは、まだまだ全然荒削りで、
改善の余地があるように思えるはずです。


この部分が、未来から現在までに残されている伸び代です。


自分はまだまだ成長できるということは、
過去から現在に通ってきた道を確認することで実感できます。


書く習慣がこれを実感することを助けるのです。

精神安定剤としての書く習慣


また、自分の頭の中でモヤモヤしていて、
何度も繰り返す反芻思考は、

アウトプットすることで落ち着きます。

自分が何で悩んでいるのか?
どんなことが自分を制限しているのか?

ということを1つ高い視点から見るために書くことが有効なのです。

アウトプットしてみると、
気付くまでの時間はまちまちだとしても、
大したことがない問題だと気づく場合が多いです。



それは書いたものを見ることによって、
他人ごとのように物事を捉えることができるからですり

自分ごととして考えすぎると視野が狭くなってしまいますが、
全く同じ悩みを持っている人の話を聞いた場合、自分のことで悩んでいる時よりも広い視野を持って考えることができます。

これは執着が少なく感情的になっていないからです。

問題を解決するためには1つ高い視点で物事を見る必要があります。

これはアインシュタインの考えです。

「いかなる問題も、それが発生したのと同じ次元で解決することは出来ない」

自分の個人的な悩み。という低い視点から、
人類が持つ普遍的な悩み。という高い視点で考えることが、解決のために有効なのです。

書くことは、
今より高い視点持つことをを助けます。


自分への自信を高いレベルで保ち、
心のモヤモヤによって停滞してしまう時間を減らし、
より充実した人生を送るため、
書く習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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