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クラシノイロ
2024年3月15日 19:01
船乗りは船を忘れてもうずいぶん前からこの言葉だけが浮かんだままだったでもそこから次の言葉がなかなか出てこないこの絵にはどんな物語があるんだろうそんなことを思いながら ずっと探していた無理に引き出すことはせずいつまでも待っていたら船乗りは船を忘れて旗を振る言葉が生まれ絵の物語が聞こえてきた船乗りは船を忘れて船乗りは 船を忘れて 旗を振る遠い昔
2024年2月19日 22:34
最近は何か分からないものを作ることが多い。そもそも何も考えないで作り出すからだ。手に取った切れ端を、貼ったり、切ったり、塗ったり、ただ指先にまかせてみる。そこには、失敗や成功したなんて感覚もなく、これは何だろう? そんなことを思いながら、目の前に現れたイロとカタチを、色んな方向から眺めて味わう。きっとこの絵も、何かになろうなんてしてないのだろう。でも息づかいは感じる
2024年2月16日 09:59
久しぶりに絵の具を使って絵を描いた。僕は絵を描くと、ほぼ同時に言葉も出てくることが多い。この絵を眺めていた時、王様は「はれ」を祈った・・・この言葉が頭の中に浮かんできた。初め「はれ」は天気の「晴れ」だったが、もうしばらく眺めていると、天気のことではないとわかった・・・「ハレ」は王様の中にある、とても大切なもの。王様の中にもあるが、生きるもの全ての中にある「ハレ」そ
2023年2月7日 15:18
いつか、ある老人が、僕にこんな話をしてくれた。その老人の頭の中には演奏家がいるのだという・・・老人はこう言った。頭の中の彼は、どんな楽器でも弾くことができて、わたしの可笑しくも切ない人生劇場をいつも最高に盛り上げてくれるのだ。わたしがやらかしてしまった時、彼は、とても切ないチェロを奏でて、どこまでも、わたしを落ち込ませてくれる。わたしが恋をした時、彼は、とても軽
2023年1月13日 22:51
オトコは羽になりたかった・・・危うさの中にある美
2022年8月10日 08:24
アポニビは嬉しくて踊る月に祈りが通じた朝野生の心も踊っている牙を剥き出しにした夜アポニビは悲しくても踊る100歳のマオベサが旅立った日も踊っていた踊ることでひとつになれるからだそして、命がまたひとつ思い出す目の前にある沢山の切れ端の中から、手にとったものを切り抜き、自由に貼り付けていく。何ができるかなんて自分にもわからない。わからないから楽しいし、意味がな
2022年7月21日 16:03
エヴァは大道芸人今日も街角で踊っているこのブレスレットは、大好きだったお爺ちゃんからもらったものお爺ちゃんも大道芸人だった赤と青の髪が彼女のトレードマーク路上の神様が幸運をくれるのだそうだ彼女は天使になって街角で踊る突き抜ける空が彼女を照らしていたこれを描いている時、友部正人さんの大道芸人という歌を思い出した。飛行機に乗ってパリまで行くだけどオランピア劇場に出
2022年7月10日 22:02
この作品を作った時、最後に何か足りないなって思った… それは涙だった。とても綺麗な天使の涙。