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ラクに吹きたい!

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記事一覧

一つづつ。全部一緒に。

一つづつ。全部一緒に。

テンポが良くなる練習法、
みたいなものを読んでみると大抵
メトロノームを使いましょう!って
書いてあるんですけれど、
それってほんとに??っていう疑問です。

そういう記事を書いていらっしゃる方の
気持ちというか意図はすごくわかるんですけれど、
実際にテンポが一定じゃなくなってしまう人の
気持ちというか、原因がわかっていないんじゃないかな。
そう偉そうにも思ってしまうんです。

テンポが揺れてしま

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結局、考える。

結局、考える。

練習って、ほんと
これでしかないんですよね。

たまたまTwitterで見つけた記事です。

回り道が近道ですし、
自分であれこれやって見るしかないし、
自分で考えるしかない。

考えてわからなければ、どんどん
なにがわからないか、わかりません。
から聞けばいいんんですよ。

どうやって考えるのか、から
先生は教えてくれるはず。

上手い人は、練習のルーティーンとか言ってても、
繰り返しているだけ

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見ているものと集中。

見ているものと集中。

集中ってどんなイメージがありますか。

先日合奏練習をしている時のことです。
指揮者が来る前、
指揮者のところに近い方が
リードしてくれていて基礎的な
和音の練習をしていたんです。

練習に参加していた方は
そのリードしてくれている人の動きを
見て、その方を注視していたんだと思います。

そうすると、
音がリードしてくれている方に向かって
集まっていたんですよね。

見ているところに集中しているが

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ブレス音

ブレス音

声楽レッスン動画を見てブレス音がないことに気づきました。

ブレス音が小さくてマイクが拾えてないだけなのかもですが、
音を立ててブレスをしているようには見えないんです。

雲井さんの話が続きますが、
声楽は声帯を振動させて音を出し、
管楽器は唇やリードを振動させて音を出す。

ここが大きな違いですが、
ブレスということには変わりない、はず。

私がはく息のコントロールができていないだけなのかな。

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吸気主動 〜腹式呼吸について〜

吸気主動 〜腹式呼吸について〜

腹式呼吸のことが気になりまして。
いつから言われ始めたんだろうとか、
私が知っている腹式呼吸とは別のものがあるんだろうか
などと調べていると、見つけました。

サックス奏者雲井雅人氏の記事。
息を使って演奏する方全員に当てはまる論文です。

この記事を読んで雲井さんに興味が湧いてきまして、
youtubeを色々拝見させていただいております。
ありがとうございます。

第一印象は、なんてラクに吹くん

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肩は上がっていい? 〜ブレスの話〜

肩は上がっていい? 〜ブレスの話〜

思い込んでました。というお話です。

ブレスを目一杯吸おうとすると
どうしても首の後ろが詰まることが気になっていましたが、
練習不足なんだろうと、そのこと自体を気にすることはしませんでした。

ん????と、ひらめきというか試してみようと思いつきで始めたら。。。

ブレスをするときに肩は上がってもいい
ということを何年も信じていました。

別に肩が上がってもいいじゃないか
自然と肩上がるんだったら

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ベルまで響かせて!

ベルまで響かせて!

ベルまで息が届くようにって本当なんでしょうか?

イメージとしてはよくわかります。
でも、実際はどうなんでしょうか?

楽器によって音が出る仕組みは違いますが、
管楽器の場合は口元で音が出る仕組みです。

あ、書いていて思いつきました。
ベルまで〜ということになんか違うなーと思うことの原因が。

口元で音が出ることを疎かにして
ベルの方ばかりを意識しすぎていることへの違和感でした。

管楽器は口元

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サムレストの位置

サムレストの位置

クラリネットの親指の位置あなたに合っていますか?

指掛けの位置って多分ヤマハなど国内メーカー以外は
西洋人の平均をとって決められているんじゃないでしょうか。

その位置が私たち日本人にとっても
平均的な位置であるとは言えないような・・・。
そもそも誰一人として体つきが同じ人なんていないですもんね。

随分と昔から親指の位置問題は気になっていまして、
私のRCは20年選手なので指掛けは固定式でした

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ラクに吹きたい! エンドピン問題

ラクに吹きたい! エンドピン問題

アルトクラリネットを手で持っているかのように吹くことが
少しわかってきました。

エンドピンを使って床に置いて吹いているんですが、
そのときに姿勢よく座った時の口にマウスピースを持ってくると
そこから動きづらかったんです。
姿勢良く座った時というのは
一番背が伸びている状態なので、
呼吸やその他の動きに対応できなかったんです。

エンドピンでおいているところ、
一番背が伸びているところ、
そこにマ

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吹いていると息が苦しくなる人へ

吹いていると息が苦しくなる人へ

続けて吹いていると息が苦しくなるという状態になってしまうことがありました。どうしたものか色々試していたのです。
変な言い方ですが、

息を吸う時に吹くのをやめていないから。

わたしの場合はそうでした。
吹いていないんだから吹くのやめてるでしょ、と思いますよね。
ちょっと試してみてください。

楽器を持っただけの時と、
吹いている時を観察してみてください。

当然吹くためにいろいろなことをしていま

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ラクに吹きたい!③

ラクに吹きたい!③

これは「わたしの場合」の試行錯誤です。自分にとっての正解は人それぞれなので、結果ではなく過程を読んでもらえるとうれしいです。
位置、と言っているのはマウスピースに前歯が当たっているところという意味です。

ここ一年くらいマウスピースをくわえる深さについて色々試しています。
コハーンさんというクラリネット奏者の方のyoutubeで、前歯の当たる位置はマウスピースの先から1cmから1.5cmくらいの方

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「観察」と解析的麻痺

「観察」と解析的麻痺

解析的麻痺という言葉を知りました。

これはわたしの言っていることが、この解析的麻痺に落ちってしまうかもしれないと思い、わたしの言っている「観察」とはなんなのか?の説明をしてみようという記事です。

わたしのいう観察とはなんなのか。一言でいうと、
自分が何をしているのかをただただ見る、ということです。
そんなの簡単と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。ほんとにただ見るだけってできます

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ラクに吹きたい! アレクサンダーテクニック練習編

今まで私が散々練習してきて身につけた
「ふー」の吹き方に戻ってしまうことをやめる練習の実況-解説みたいなものです。アレクサンダーテクニークのレッスンってなにやってるんだろう?そんな疑問にお答えできればと思います。
すごく地味だけどほんとに強力に変わることができるテクニックです。

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まずは観察から。
自分は何をしているんだろう?です。
難しく考えなくてもいいです

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