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肩は上がっていい? 〜ブレスの話〜

思い込んでました。というお話です。

ブレスを目一杯吸おうとすると
どうしても首の後ろが詰まることが気になっていましたが、
練習不足なんだろうと、そのこと自体を気にすることはしませんでした。

ん????と、ひらめきというか試してみようと思いつきで始めたら。。。


ブレスをするときに肩は上がってもいい
ということを何年も信じていました。


別に肩が上がってもいいじゃないか
自然と肩上がるんだったら上がるままにするほうがいいよ。

私が学生の頃は肩が上がらないように
ブレスしなければいけないと教わりました。
(言われたことないですか?)

これってどっちがほんと??


今日の実験結果は、
「肩は上がらないほうがいい」でした。

これには条件が付きます。
肩をあげないように肩周辺の筋肉を固めてしまい、
動けないようにすると、
肩は動くんだったら動いたほうがいい、になります。

肩は上がるかもしれないし動くかもしれない、
でもブレスしても結果的に動かなかった、これなら
肩は動かないほうがいい。

やってみてください。
肩をわざとあげて息を吸ってみるとどうなりますか?
首の後ろ側や鎖骨の間(のど)が詰まるようになりませんか。

吸う前に肩を上げて鎖骨の間が詰まった状態で
息を吸うとどうでしょうか。
変な音とともに吸うことになりませんか。
(私の場合、ひどい音がします)


これが肩を上げてはいけない理由と
腹式呼吸で吹きましょうと言われている理由じゃないでしょうか。

肩は動けるけど動かないように
お腹に息を入れなさい。
この二つはセットで初めて意味のあるものになります。
(背中も忘れないであげてください)

肩は上がらないで息を吸い込むと
肺呼吸をしようとしてもお腹に入っていく感覚があります。
しかも、のどは詰まらない。


引き続き観察していきます。
まだまだ思い込んでいるだけかもしれないことがありそうです。

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