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人生・仕事・社会

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アラサー社会人の哲学。
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記事一覧

幸福は一過性のものである

幸福は一過性のものである

生まれてから今日まで、心の底から本当に「楽しい」と思えた日は私にはあったのだろうか?
一時的に楽しいと感じた瞬間はあったがそれは薬のようなものであって必ず効き目が切れる。

私はもう一過性の楽しさ、幸福のために苦痛を味わいたくない。

皆はなぜこんな発狂しそうな世界で毎日を淡々と過ごすことができているのだろうか?
そしてなぜ一過性の楽しさや幸福のために、何十倍もの苦痛を味わうのを、仕方がないと割り

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世の大半の人はベテラン俳優である

世の大半の人はベテラン俳優である

死にたいが自分のベースとなっている。

小さい頃から常に希死念慮はあった。はっきりと自覚したのは社会人になって、求められる・許される「当たり前」のレベルが上がった頃からだと思う。

大学生時代、就活をしていた時によく「仕事を通して成し遂げたいこと」「社会に貢献できること」を問われたがそんなものなかった。
皆がやっているから就活する。社会から変な目で見られたくないから働く。別に心から働きたいと思って

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仕事でこんなにネガティブな気持ちになるなら、

 最近、自分のやりたいことができないことでイライラしている。終業後、ジムに行って筋トレをしたり、自炊して丁寧な暮らしをしたい。だけど仕事が終わり帰宅して「さあ、これから自由時間!」となった頃には、運動する体力も料理をする気力さえわかず、コンビニ弁当を食べてスマホいじって眠るだけ。平日はこの繰り返し。癒しの土日はあっという間に終わってしまう。
社会人になり、自分は起きているうちの7割が死にたいという

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金髪の上司がメチャクチャ「しごでき」な人だった

金髪の上司がメチャクチャ「しごでき」な人だった

先輩との出会い

 彼女は会社の上司だった。金髪がトレードマークでいかにも「ヤンキー上がりです卍」という風貌。
 初めて顔を合わせた時、僕は「怖っ…」と内心ビクビクしていた。

 しかし、そんな見た目とは裏腹に仕事は丁寧でとてもできる人だった。また、物腰が柔らかく誰に対しても分け隔てなく接するとても誠実な人だった。

 新卒で入社した僕はわからないことが多く、上司に質問することが多かった。社会人経

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会社を辞めた君へ

会社を辞めた君へ

「エリートになりたい」
頑張ってきたスポーツで限界を知り、現実に打ちのめされた18才の夏、猛烈にそう思った。

それから僕は学歴をつけるために有名大学を目指して受験勉強を開始した。

決して勉強ができる方ではなかったが、死に物狂いで勉強した結果、なんとか有名大学へと進学する事ができた。

大学時代も、勉強に打ち込み行政書士と宅地建物取引士の資格を取得した。

そのおかげで地方では名の知れた企業に就

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独立するという事。

独立するという事。

僕は組織に属したり集団行動が苦手だ。

休日は一人で遠出したり美味しいものを食べて過ごしている。

何が嫌か、自分の裁量で仕事を始めたり終わらせたりすることができない。自分の仕事が終わってても必ず定時までは会社にいなくてはいけない。

かつて会社を辞めた時。ウーバーイーツで生計を立てようと企てたことがある。
だが1日3000円しか稼ぐことができなかった時、物凄い不安に襲われた。「どうしよう、明日も

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25歳、社会人の徒然日記

仕事終わりのビール

 「もう無理。疲れ過ぎて混乱してきた」
 ある日の仕事終わり、僕は疲労困憊すぎて思考がフリーズした。
 社会人になり、一年が経とうとしている。
 正直毎日ヘトヘトで仕事終わりは何も考えられない。
 日本人は働きすぎだと思う。一体何が楽しくて1日8時間も労働できるのか。そこに残業が加わるとか僕には考えられない。そして通勤。あのような狭い車内ですし詰め状態。劣悪な環境。まるで奴隷

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