マガジンのカバー画像

旅の写真とことば

9
運営しているクリエイター

記事一覧

水面を眺めに、初夏の洞爺湖へ

水面を眺めに、初夏の洞爺湖へ

6月、季節休をいただいたので旅に行くことにした。海外に行くことも考えたけれど、今は穏やかな時間を過ごしたかった。ぼーっとしたり、考え事をしたりする時間が必要な状況だった。そういうとき、僕は海や湖、大量の水のある場所に行きたくなる。水の近くでは1人で安心していられる。

そこで旅先で浮かんだのが、以前から惹かれていた洞爺湖。関東が梅雨の中、あちらは初夏の陽気のようなのも決め手だった。

そんな初夏の

もっとみる
4年ぶりの海外は、幼馴染と台北へ

4年ぶりの海外は、幼馴染と台北へ

台北に行ってきた。海外に行くのは、2019年3月に行ったニュージーランドへの旅以来の4年ぶり。

そして今回は、幼馴染の友人と共に旅をした。どれほど前に話していたかもわかからない、「いつか一緒に海外旅行をしたい。」という願い。

お互いのいろんな状況が重なり、今なら叶えられると思ったので、出発日まで1ヶ月ない中、勢いでチケットを取った。

「海外に行ける」その事実だけでもう本当に嬉しかった。どんな

もっとみる
「自分の小さな"やりたい"を叶えてあげる」朝焼けを観に、鎌倉の海へ

「自分の小さな"やりたい"を叶えてあげる」朝焼けを観に、鎌倉の海へ

昨年の10月頃から、「今は仕事や自分の人生のことに集中しなくては」という気持ちが強く、時間とお金を自分の「やりたい」に使えなくなっていた。人とも会わず、出掛けもせずに、自分の内面にこもっていた。思えばあの時期は苦しく、息が詰まっていた。

年明け頃から、今後の自分の方向性がある程度明確になり、心に余裕が生まれ始めた。そして、数多くの友人に会った。みんな3~5年くらい会っていなかったような友人ばかり

もっとみる
甲府、北杜市へ。自然と会話をたのしむ旅

甲府、北杜市へ。自然と会話をたのしむ旅

8月のお盆、2泊3日の山梨旅に行ってきた。今回は珍しく2人旅。一緒に行くのは幼稚園からの幼馴染の友人。久々にお互いの予定が3日ほど合ったので、どこかに出掛けることにした。

旅先について話し合う中で、今旅に求めているのは行ったことのない街を歩きたいというのと、夏の自然の景色を楽しむこと。そして、旅先でお酒でも飲みながらゆっくり話をしたいということだった。

その観点から決めたのが山梨。河口湖や山中

もっとみる
山を歩きたくなった_FUJIFILMで撮る、夏の緑

山を歩きたくなった_FUJIFILMで撮る、夏の緑

7月の終わり、快晴の休日。ぽっかりと時間が空いて、何をしようかなあ、都内よりは、自然を感じる場所に行きたいなあと考えていた時に「そういえば、前から山に登りたいと思っていた」と思い出して、行くことに決めた。快適なのは秋だけど、この緑が生い茂る季節に歩きたいと思っていた。

決めたのは午前11時。登山の出発には少し遅いけど、秦野に標高200m程の小さな山が連なった2~3時間くらいの登山コースがあったの

もっとみる
夏の湘南へ、一泊二日の「考えごとしたい旅」

夏の湘南へ、一泊二日の「考えごとしたい旅」

とにかく頭の中が忙しい、毎日を乗り越えるので精一杯。そんな日々が続いていた。こんな時は、自分の感情や考えを整理する時間をつくるようにしている。ただ、家ではいつもの思考から離れるのが難しい気がするので、いつもと違う場所で過ごした方がはかどるような気がしている。

だから、旅をすることにした。考えごとをするだけでなく、シンプルに楽しい時間を過ごしたら元気が出るかもしれないと思って。

行き先は湘南。県

もっとみる
旅先の晴れた朝 / 愛おしいものたち

旅先の晴れた朝 / 愛おしいものたち

昨日、過去の写真を見返していたらまだ気軽に旅ができていた頃の写真がたくさん出てきて、世界はなんて魅力的な場所だったんだろう。と思いました。出掛けれないということに、見慣れた景色にあまりに慣れてきている。

「世界を魅力的な場所だと思えているか。」は個人的に生きる上でなかなか大事なことなので、これは由々しき事態だよなと改めて思う。ふてくされないように、世界、日常の魅力を忘れないでいられるような時間を

もっとみる
旅の記録。富山市、氷見市

旅の記録。富山市、氷見市

2019.10.16~19 旅の記録を、写真と少しのメモで。

富岩運河環水公園、別名カナルパーク。デザインがかわいい、何より中心に穏やかな水があるのがいい。最高の天気に澄んだ空気、気持ちのいい公園。
ここに来て、北海道やベトナム、色々と悩んだけれど富山に来たのは正解だったなあと思った。自分の心が浮き立っているのが、なんだか嬉しかった。

黄色になる前の、明るく若い緑色をしたイチョウの色ってエネル

もっとみる
今の自分に似合う旅。 京都、大阪

今の自分に似合う旅。 京都、大阪

2020.2.4~7 旅の記録を、写真と少しのメモで。

今日から2泊お世話になるのは「THE SHARE HOTELS TSUGU KYOTO」。ReBITAがつくるホテルは、快適でデザイン性もよく、ローカルに根ざしていて好きだ。

この旅では、自分の感覚を大切にしたいと思ったので、今の自分の心惹かれるものが明らかになる本屋を巡ろうと思った。 手始めに京都の有名な本屋「恵文社一乗寺店」へ。お店の

もっとみる