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【雑記集】※いたって個人の感想です。

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雑記・随筆も、書くのが楽しいですね。いや、雑記や随筆こそ、書くのが一番楽しいかもしれません。 そしてこの誰に宛てているわけでもない文章が、漂流して、まったく見知らぬ(かもしれない…
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#人間

人間とは唯一の「狂った生物」である

人間とは唯一の「狂った生物」である

例えば日の光。
暑い季節は鬱陶しいくらいなのに、 寒い季節になると、 そのありがたみがわかる。
「あー、これは必要なものなのだ。」 と思い出せる。
十分足りている時は、 その「必要性」「重要性」に気づけないんだよな。
不足してはじめて気づけるところがある。

だから「足りない」ことも、悪いことばかりではない。
(…と、 何とか思おうとしています。笑)

日の光も、 透明な雨も、自分の真上にい

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「皆で同じものを信じたい」気持ちはわからなくもないが

「皆で同じものを信じたい」気持ちはわからなくもないが

違うバラバラな意見、バンバン出し合えばいいのだ。

で、何を採り、何を信じるかは、「個々人の」自由。

「みんな同じものを信じなきゃいけない」とか、 土台ムリな話なんだから、 はじめからやめたほうがいい。

「みんなで同じものを信じているから、繋がっていられる」という、それ自体が、「幻想」(なので、いくらでも崩される)だと思うし、更に言えば、それは「人間というもの」を否定する考え方だと思う。

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生物がいない世界を想像する

生物がいない世界を想像する

「誰もいない世界」を、想像してみればいいのか。

そうすれば、 人というものは、 (見知らぬ人ですらも、) そこにいてくれるだけで、 ありがたい存在ということになるのか。

「何もない世界」――もしも「何も」存在しなければ、この世はただの暗闇の空間でしかないのだ。

その中で、たとえば生物(動物も植物も)――その中でも人ならば殊更、そこにいるだけで、「暗闇の中に灯る一つの明かりのようなもの」にだっ

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人間の作る世界にだけ自浄作用が働かないならその時は

人間の作る世界にだけ自浄作用が働かないならその時は

私には、 たぶん50年後も生きているであろう姪も甥もいるので、「世界のすべては他人事」とはとても思えない。

いや、自分自身についても、 歳をとってきたら尚更、 正直このままでは先行きが如実に不安なことばかり多いので、 やはり「他人事」にとてもじゃないができない。

――いや、今回のこれは批判ではない。
「世界のすべては他人事」と思うのはアリだと思うし (自分もそう思えるものなら思いたいくらい)、

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人間は分類できるものではない

人間は分類できるものではない

これだけ数多存在する人間というものを、 たとえば「たった二種類」に分類しようという時、 それは確実に、あくまで「大雑把な分類」でしかない、というのは常に念頭におきたいものだ。

「大雑把な分類」には注意が必要だ。

例えば、「男」と「女」。
――それに分類しきれないものは実際にある。

あるいは、「敵」と「味方」。
――自分と意見の食い違う相手は、即ち「全て敵」だろうか?

そうして「敵」「味方

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結局私は正気なのか狂気なのか

結局私は正気なのか狂気なのか

池田晶子さんの本に、こんな記載があったので、抜書き。

――頭の中で狂気が渦巻いていても、「マトモ」に生きている人なんか、いくらでもいて。
一方で、世間の評価として頭の中は正気で常識人でも、人非人に成り下がって詐取することや蹂躙することばかりに自分の脳力注ぎ込んでいる輩もいて。

あるいは。
「正気」と「狂気」の定義なんて、これまた、時代と共に移ろっていく、「不安定なもの」でもまたあるわけで。

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おちゃらけた人が不真面目とも限らないし

おちゃらけた人が不真面目とも限らないし

まるで血液型性格診断のように、「この人はきっとこういう人だ」と思い込みがちな自分だが、 ――人間って、そんな表層的はものじゃないじゃんね?
(そんなの自分自身を見れば、すぐ思い当たる事じゃねーか!!笑)

その「思い込み」って、「全く外れている」こともないかわりに、自分の主観でしかないわけだから「全く個人の思いこみをいれない」というもまたできないわけである。

――一個人が見られる他者の姿なんて、

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いや、むしろ、人間が最も……

いや、むしろ、人間が最も……

人間さえいなければ、 この世界はもっといいようにまとまり回っている気がするから、
「動物(あるいは生物)の中で人間がいちばん賢い」
なんていうのは、 思い上がりも甚だしいと思うの。(笑)

てか、生物の中でということでなくてもさ。
コンピューターなんかよりもずっと、人間のほうがバグりやすいでしょ、 あはははは! (自虐になっちゃった。笑)

――次にもし生まれ変わったら、動物じゃなくて植物になっ

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「支配しようとする系の人」

「支配しようとする系の人」

「支配しようとする」系の人が、苦手なのかもしれない。
(別に人に従うのがイヤというのとは、これ、ちょっと違うんです。人に動かされるのは、別に全然イヤではない。)

「人の心までコントロールできると思い込んでそれを実行しようとする人」がイヤ。(長い。笑)
なんていうか、 これを「悪気なく」やる人も中にはいる。

でもさ、
「人が人をコントロールする」って、それができるだろう、ってその発想が、いや

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人は「使うもの」じゃない

人は「使うもの」じゃない

「自然と心が動くこと」は、その人にとっての宝物だ。

音楽でも文学でも漫画でもアニメでも映画でも、 何でも当てはまると思うのだが。
若い頃に熱中した「好きなもの」に、今でも救われているなー、と、常々思う。
ずいぶんと、 (例えばこんなご時世でも、) それらのものに、 気持ちを引っ張り上げてもらっている気がする。

学生の頃って、(勉強も大事なのかもしれないが、) そういう「熱中するもの」に対する

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そんな本日の「ほのぼの記事」はさておき(笑)

そんな本日の「ほのぼの記事」はさておき(笑)

人から理不尽な目にあわされたり、 酷い事を言われたりってのは、 ツラい事はツラいのだが。
「その人の本心」や 「本当はどういう人なのか」が知れて良かったという側面も実はある。
「知らないほうが良かった」とは、あんまり「自分は」思えない性格なのだろう。
※というわけで、今回はとっても「個人の感覚です」話。

――そうでなくても多分、 自分が知らないままで通り過ぎる事は、この世にごまんとあるのだろ

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「異常者」ではなく「病人」

「異常者」ではなく「病人」

昨日の記事の書き足しとして。

「いじめ」や「パワハラ」など、人をいたぶるのがやめられないとか。(多分そこにある種の「快感」を感じているんだろうな。)
あるいは、人から盗むに値するようなことをしてでも「私腹を肥やす」ことに執着している人とか。(お金の富にしか、価値を見出せないのだろうな。)

「そういう奴らって、所詮、異常者だからさあ。」
と、断罪論調で、以前、言い放つように書き出してみて、でも違

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ナウシカの「腐海」を見倣ってな(めぐりめぐって)

ナウシカの「腐海」を見倣ってな(めぐりめぐって)

たとえば、もし私自身が幼少期に、「毒親に日常的に生活を破壊される」とか、「極度の貧困でその日食べるものもままならない」とか、そういう状況に陥っていたら、「誰でもいい、誰か大人の人で、自分を救ってくれる人はいないだろうか」と、やはり考えるだろうと思う。

本来、その「仕事」は、国であり、地方公共団体でありが担うべきであろうが(そういうことにも対処してほしい、それも含めて、我々は税金を納めているのだ!

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モノより何より「人」

モノより何より「人」

店自体がなくなるわけでも、商品が変わってしまうわけでもない。
……のだが、いつもいた人がそこにはいなくなる、というだけで、 なんだかしんみりしますよねー。

いや、お店に限らず、 何においても。

やはり 「人」の存在は大きいんだとつくづく思う。
モノより何より、 「人」は大事だよ。
(当たり前の事を、でも、改めてメモ書き。)