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人間の作る世界にだけ自浄作用が働かないならその時は

私には、 たぶん50年後も生きているであろう姪も甥もいるので、「世界のすべては他人事」とはとても思えない。

いや、自分自身についても、 歳をとってきたら尚更、 正直このままでは先行きが如実に不安なことばかり多いので、 やはり「他人事」にとてもじゃないができない。

――いや、今回のこれは批判ではない。
「世界のすべては他人事」と思うのはアリだと思うし (自分もそう思えるものなら思いたいくらい)、 自由だとも思う。
(神経がもたないもんね。)
(それでも、)
「積憤」とか「呵責」とかですら、もうないんだよなー。
未来について、 今のこの世界の在り方について、 あるのはどちらかというと 「恐怖」だわ。

人間にだけ、あるいは、人間のつくり出す世界にだけ、「自浄作用」が働かないというのなら。
たぶん、「この世の摂理としての」自浄作用が、いずれ人間外の部位から人間に向けて働いて、人間がこの世から消されることになるような気がしてならない。