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おちゃらけた人が不真面目とも限らないし

まるで血液型性格診断のように、「この人はきっとこういう人だ」と思い込みがちな自分だが、 ――人間って、そんな表層的はものじゃないじゃんね?
(そんなの自分自身を見れば、すぐ思い当たる事じゃねーか!!笑)

その「思い込み」って、「全く外れている」こともないかわりに、自分の主観でしかないわけだから「全く個人の思いこみをいれない」というもまたできないわけである。

――一個人が見られる他者の姿なんて、ほんの一ないし数面でしかないのだ。
でも、「一面だけで構成されている人間」なんて、実際、存在しないんじゃないかな??

おちゃらけた人が不真面目とは限らないし、 お堅い人や不器用な人が真面目とも限らない。
仕事には誠実だが、人に対しては不誠実とか、 彼氏彼女には優しいのに、家族には冷たいとか。
――フツーに、そして、いくらでも。
人間性ほど、一口で語れない、重層的なものってないわけで。

「優しい」だの「誠実」だの「チャラい」だの「扱いづらい」だの…… 言葉にした時点で、ある種の「決めつけ」に、あるいはその誘導になってしまうことってあるよなあ、と、最近思った次第なのである。