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お受験

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#子育て

お受験は親の受験

お受験は親の受験

よく、幼稚園、小学校受験にいいのは〇〇のお教室などと噂が流れる。半分あたっているけれど、半分は間違っている。なぜかというと、大前提にあるのは、受験をしにいく相手は

学校

であり、

教育機関

だからだ。しかしながら、それを忘れてしまっているご両親がいかに多いことか。

私立は国の学習指導要領に沿って指導する必要はない。
(正確には則ってはいるのだが、それをベースに色を出している)
が、教育機

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子どもはお手伝いが大好き

子どもはお手伝いが大好き

子どもはお手伝いが大好き!

主な理由としてはできた!役に立った!と実感できていることだと思います。また親と一緒に何かができるという嬉しさもあるのでしょう。

1歳  ゴミ捨て、お片付け、拭き掃除、ハンカチなど簡単な洗濯物をたたむなど

2歳  食材を冷蔵庫に入れる、簡単な料理のお手伝い(主に混ぜる、捏ねる系がおすすめです)、ゴミ出し、掃き掃除、自分の洗濯物をたたみ片付けるなど

3歳  簡単な調

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知育の第一歩②きちんとした食事をとる

知育の第一歩②きちんとした食事をとる

知育で◯◯をしていますというお母さまの記事の中でも食事は時短です!というものをよく見かけます。共働きのご家庭では作るだけマシというところもあるでしょう。

しかし、時短ばかりに目を向けるのではなく手間をかけた日を作ってほしいと切に願います。

たとえば、洗い物が大変だからとワンプレートばかりでは、子どもは正しい配膳を生活の中で覚えることができません。ごはん、汁物、主菜、副菜を用意して、それぞれ別の

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知育の第一歩

知育の第一歩

知育の第一歩として模倣やインプットがあります。インプットときくと、詰め込み式の教育法が頭に浮かぶかもしれません。それも必要といえば、必要です。

しかし、インプットとはいっても

フラッシュカードからのインプットと、

経験からのインプットは

子どもにとっての価値が大きく変わります。

幼少期は経験や体験からのインプットをし、蓄積を重ねることで本当の意味で染み付いたデータベースができあがります。

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知育玩具や知育教室は必要か

知育玩具や知育教室は必要か

知育玩具とは脳の発達を促す目的の玩具として開発され、売られてきました。エビデンスのあるものからよくわからないものまで玉石混淆です。

しかし、たとえエビデンスのあるものであっても、大人が目的をもって作った玩具を使うことによる知育効果とはどうなのでしょうか。子どもの脳の発達を促す可能性はどこまであるのでしょうか?

本質的に知育というものは

好奇心などを抱き、自らの頭で考え、積極的に行動すること

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生き方をデザインする重要性

生き方をデザインする重要性

最近大学のシンポジウムに参加して思ったこと。

英語ネイティブ(第一言語)にしたいならともかく
未就学児に英語にお金をかける必要性はないと
改めて感じています。

理由はいくつかありますが、

一見喋れるというのと使いこなせているのは

違いますから、相当気にかけないと全て中途半端になります。
ミックスは特に注意が必要。
喋れているなら、

その子どもの第一言語は何であるか

を注意してみる必要が

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子どもの想像力は実は乏しい

子どもの想像力は実は乏しい

子どもは想像力が豊かだ

よく言われます。

大人が想像もつかないことをするからすごい!とも。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

まっさらな状態で生まれ、成長していく子どもは実は想像力なんてないのです。過去の経験からの蓄積が乏しく、未知のものに遭遇することの方が多いのが子ども。わからないから突拍子もないことができるのです。

大人は経験に基づいた行動できますしや知識によって予測がたてられます

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SNSに個人情報を垂れ流す親

SNSに個人情報を垂れ流す親

シェアレンティングという言葉をご存知でしょうか?

過激な表現をすれば毒親のやることの1つとして認知されてきている言葉のひとつです。

正しくは

オーバーシェアリングとペアレンティング

を掛け合わせた言葉なのですが、

子どもや住まいなど必要以上にSNSで垂れ流す親の問題行動

を指します。

この行動によって本来なら第三者が知る必要のないことを知られることで、(ネットや現実世界での)いじめの

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親の責任

親の責任

子どもをどのように教育するかは全て親の責任です。悪いように育ったのは糸を手繰れば親が原因であることが殆どです。

親が子どもにとその教育を選んだのですから。

皆、一生懸命子育てをしているのです。でも良くなる子とそうならない子がいるのも事実。何が違うのでしょうか?

お金があったって、とんでもない子になっている家庭は往々にしてあります。

お金がなくても精神的に自立して立派に育った子はいます。

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無知はリスクが高まる

無知はリスクが高まる

一生懸命子育てしても

無知でなんとなくこれがいいかも?

で子どもに教育を与えるリスク

ということをお考えになったことはありますか?

知識だけでもだめですが

○○の先生

というのが正しい知識をもったひとなのかわからず、間違ったことを教えられてそれがスタンダードになってしまうことは悲劇です。

そのためにはある程度自分で学ぶことも大事なのです。せっかくお金と時間と体力を使って人生の基礎を作

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本を読めば世界が広がるとは限らない

本を読めば世界が広がるとは限らない

皆様は読書はお好きでしょうか?

本をたくさん読めば世界が広がり、賢くなる

ということはよく耳にします。

しかし、それは本当でしょうか?

たとえば子どもは絵本からたくさんの想像をすることで言葉を獲得します。固定概念をもって読むということはあまりないでしょう。自分が出来ていくうちに、自分の固定概念も出来上がっていくのです。

しかし、この固定概念というのがくせ者なのです。

どんな本を読んでも

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国語力を鍛える

国語(日本語)は日本人にとって最も身近なもののひとつ。

だからこそなんとなく使っていませんか?

私は、学生時代国語は苦手でした。感覚で解いていたものですから、全く点数が取れませんでした。

ひょんなことから音声学と言語学を学ぶことになり・・・日本語には規則があり、それにのっとって使いこなすべきものなのだと気づいたのです。

言語は意識して操るもの。

どんなに素晴らしい思想をもっていても、言葉

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非認知能力・・・何を今さら

非認知能力・・・何を今さら

非認知能力という言葉の定義として目にするのは目新しいかもしれませんが、それをいかにも最新の教育ですとうたい、高額な月謝をとるのはいかがなものかと。

正直

何を今さら

なのです。

自分を好きになること、他人を思いやる心、最後までがんばれること、必要なときに我慢ができること

なんて昔から言われてきたことですよね。

モンテッソーリも非認知能力についても元々の研究は貧困層やディスアドバンテージ

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非認知能力や認知能力を高めるのは家庭での意識が一番重要

非認知能力や認知能力を高めるのは家庭での意識が一番重要

非認知能力を高めよう

幼児系の教室で、まるでスローガンのような使われ方で見かけるようになりました。

しかし、一番重要なのは家庭での保護者の考え方なのです。

例えば

A  ただ散歩をする親子

B  このお花はなんだろう?あとで調べてみようかと目に入ったものに関心を示して、あとで一緒に探し物クイズをするように図鑑をみて楽しむ親子

C  Bの行為から更に発展させて、これまで得ていた知識と繋げ

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