フォローしませんか?
シェア
koruri31
2022年2月2日 01:46
働き世代。20代・30代。就職し、その時に初めて東京を訪れた。私もその一人だ。会社と家の往復。同じ学校だった人も居るかもしれないが、友達とは呼べない。友達がいたとしても、会う時間も合わない。結婚したりで、生活のスタイルが移り変われば、余計に噛み合わない。自分が、取るに足らない孤独の存在だと自覚していく。夜。夕飯を食べる気力もなく、ベッドに沈む。暗闇の中でスマートフォンをいじる
2021年11月12日 00:08
アインシュタインの言葉です。大学進学とともに離れた地元、就職とともに上京、今思えば、18歳までの世界があまりに偏り、凝り固まった考え方だと思い知る今日この頃です。その短い期間の中で出会った大人達の言う事を、クソ真面目に守っていた私は、そうしなくても別にいい世界を知ってしまった訳です。未だにその時植え付けられた偏見を引きずる時もあり、逆に今までと違うという事が面白くて楽しくなる時も
2021年10月26日 08:53
小説やドラマやアニメの冒頭で言われる「ひょんなことから」「ある日突然」ってワードは、創られた台詞ではなく、むしろ真実なのだろうと思う。そんな創作物が多いことから、人はハプニングを期待する生き物なのかもしれない。「日常」という無限ループ、迷路、ダンジョンから抜け出したい。「非日常」に恋焦がれて、なんにもせずに待っているだけのシンデレラ。しかし非日常の場所に居続けたら、それが日常になっ
2021年9月26日 19:43
「次の方どうぞ。」カウンセリング室の引戸が、カラカラと音を立てて開いた。「先生、ご無沙汰しておりマス。」一人の青年型ロボットがにこやかに入室してきた。穏やかな動作で頭に乗せていた帽子を取り、軽く会釈する。帽子の下には、人間ではないことを示すように、通信状態良好を表す青いLEDランプの光がこめかみ辺りを走っていた。「やぁ、久々だね。さぁ座って」私は、いつものように、冷蔵庫からお
2021年8月5日 22:55
現実逃避だと言われても構いません。先日、誕生日を迎えたらしいです。(他人事)数年前から、自分が何歳なのかハッキリとは認知しなくなりました。学校までは良かったのです。同じ年齢という括りだけで生きていたから。でも、会社員になった時、そもそも社会に出る年齢は人によって違うから、同期でも年齢違うし、年下上司がいたりする訳ですよね。年齢を意識してしまうと、タイムリミットのように感じてし