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戯言

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日々のこと、思い付いたことを書いてます。 責任のないことばかり書くので戯言です。
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#友達

友達がいる、というだけで最近は本当に嬉しく思える

友達がいる、というだけで最近は本当に嬉しく思える

ここ最近、友達についてよく考える。

もっと友達が欲しいな。と強く思うし、反面、大人になって友達を増やすことがとても難しいことだとも思う。
そもそも大人というものは、例え友達が新しく出来たとしても、どちらかの環境が変わってしまえば会う機会が減ったり、物理的に会えなくなってしまったりする。
生まれた時からずーっと聴き続けている「と・も・だ・ち」という響きが、こんなに難しく悩む必要性のあるものだとは随

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大人だから、友達と写真を撮った。

大人だから、友達と写真を撮った。

先日、海外に留学中の友人が一時帰国するということで、
私たちは大阪へ集結した。

私たち、というのは【海外・大阪・愛知】と見事に散って暮らしている3人のことで、大学1年生からの友達だ。かれこれ10年の付き合いになる。
私たち、はあの頃の名残りのまま「ひろし」という名前のグループLINEで、今もずっと連絡を取り合っている。
このエッセイでは友人2人の名前を、YとMとする。

社会人になると住む場所は

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急遽餃子パーティー

急遽餃子パーティー

突然町中華を食べたくなり、友人を誘って行くことにした。
そもそも町中華ってどこからが町中華なんだ?と思ったら、
明確な定義はなく、強いていえば、『昔から続いている町の中華料理店』『個人営業やのれん分けでやっている店』であるが、店によっても味は異なるらしい。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/町中華

『町中華』という響きは何故こんなに魅力的なのだろう。
安くて美味し

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占いに行って気付いてしまった話

占いに行って気付いてしまった話

昨年末の話である。
友人と数年ぶりに占いをして貰いに行った。

というのも、友人は最近占いの中でもある類に興味があって、
それならプロの占い師がどんなものなのか見に行こうと思ったのだ。

天王寺の某商業施設にまあまあ並ぶ占いコーナーがあって、
有名そうだしそこにしようと話がまとまった。
確かに年末ということもあって、まあまあ並んでいた。

しかし占い師というのは、どうやら1つの種類だけで運勢を見る

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ジュースみたいな酒が呑みたい

ジュースみたいな酒が呑みたい

お酒が呑めない。

全くというわけではない。酎ハイやカクテルくらいならば嗜み程度には呑めるし、体調に支障をきたすなどの理由でもない。
アルコールの味が苦手なのだ。
アルコールの味さえしなければ、度数の強い酒でもある程度は呑んでしまう。
しかしそれは最早ジュースでも良い。

例えばアルコール感の少ない酒を3杯呑んだとしても、お腹がタプタプになってしまう。
みんなの言う『街中で歌いたくなっちゃうような

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帰る場所がある

帰る場所がある

名古屋に来て5年になった。
実のところ、私は今名古屋に住んでいることが人生の設計図において、てんで予想外な出来事である。

名古屋は父の出身地で、幼少期から時々墓参りに訪れていたので縁もゆかりも無いという訳ではなかった。
しかしその頃私の頭にはマイナスイメージばかり焼き付いていて、それもそのはず当時の記憶が消極的な思い出ばかりなのである。

親があんかけスパゲッティを嫌いだと言ったこと。
雨で東山

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どうやら、大人になるのが早すぎた

最近、常に一緒に居る女友達が2人いる。

大人になって親友なんて出来ると思っていなかったので、
新天地で仲良くしてくれる人がいることは恵まれている以外なんでもない。
3人で作ったグループLINEはおはようから始まり、仕事が終われば自然と報告し合う。
恋人にすら、そんなマメには報告しない。

2人は元々同じ会社だった人で、NちゃんとFちゃん。今はバラバラな生活をしていて、活動時間だって全く違う。

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友達が欲しい

友達が欲しい

友達が欲しい。

友達が居ないわけでは無い。
ただ社会人になって、新しく出来た知り合いが
会社という1つのコミュニティ内にしか無いことに
うっすらと危機を感じているのだ。

私が今欲しているのはしょうもない話をつらつらと並べるだけの
意味もなく大衆居酒屋に入れるような
勢いだけで一緒に銭湯に行けるような
そういうしみったれた友達である。
そういう友達を作ることが、なんとも難しいことだろうか。

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