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今日の言の葉

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その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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2020年2月の記事一覧

近い将来「この状況があったからこそ」と言う日が必ずやってくる

近い将来「この状況があったからこそ」と言う日が必ずやってくる

イベントや講演が軒並み中止となる中で私も予定していたセミナーの仕事が
取り止めとなりました。
セミナー講師や講演は、もちろんその日だけが仕事ではありません。
けっこう前々から準備します。
私はこだわり症というのか、「同じ講演・講義はしない」と決めていて、
あくまで「その時・その場」を大事にします。
そうでなければ、「ライブ」の意味はないですからね。
「その時」が最高に濃厚な時間になるよう、かなりい

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幼子のように強くなろう。無心に光を求めていこう。

幼子のように強くなろう。無心に光を求めていこう。

誰でも光が好きなのだけれど
闇に対する恐怖から、
気がついたら、闇の方ばかりを見ている
そんなことがありますね。

たとえ完全なる闇が訪れたとしても
心の中に光を抱いていられるか
ここに、人間の強さが求められている気がする。

イエス・キリストは「幼子のように」と教えました。

何の理由もなく、何も見返りを求めず
ただ子どものように無心に信じる。

こんなに強いことはありません。

大人になると、

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父の形見は二つ目カメラ

父の形見は二つ目カメラ

数年前から、昔風のカメラが復活していますね。
ちょっとレトロなものが好きで、見た目にこだわる私は、とても嬉しく感じています。
一方で、復刻版とか、昔風のデザインなどではなく、本当にそのまま当時のものを使っている人もいますね。
そういう人のための、昔ながらのフィルムを売っているお店もあります。
以前、恵比寿の町を歩いていて偶然見つけました。
もちろんカメラも置いてあって、・・・見ると、「仲間」がたく

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「大丈夫」と「安心」は最強クラスの言霊。「もふもふ」の力も借りて免疫力をあげよう!

「大丈夫」と「安心」は最強クラスの言霊。「もふもふ」の力も借りて免疫力をあげよう!

講演や取材のほかは、基本的に自宅書斎で仕事をしている私。
ラジオもテレビもつけず、たまに音楽を流す以外は、基本的に極めて静かな空間にいます。
こんな環境に身を置いていると、かえって世の人々の想念のようなものが、ふっと届く瞬間があるものです。

情報を得なくても、気(雰囲気)が届く、というのかな。

今は「不安」の気がそこはかとなく漂ってくる。
たまに、鋭い棘のような、妙なものが混じるのは、どこ

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小さな旅+小さな冒険+小さな幸せ=きっと忘れない優しい想い出

小さな旅+小さな冒険+小さな幸せ=きっと忘れない優しい想い出

三連休中日。
「チバニアン」を息子と観に行きました。

「チバニアン」については、こちらをご覧くださいね。
(『小湊鐵道 おでかけサイト』より抜粋)

地球46億年の歴史の中で地球磁場のN極とS極が逆転していた時期がまれにあり、その痕跡が市原市田淵の養老川沿い崖面に見られます。この場所では堆積物に含まれる磁石の性質を持つ鉱物が、地層上部では現在と同じ磁気の向きを示したのに対し、地層下部では逆になっ

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知的美人のための【この花咲くや会】。2月の講座は戦国時代の女性の生き方

知的美人のための【この花咲くや会】。2月の講座は戦国時代の女性の生き方

どんな状況でも、自分から幸せに生きることを選び取ることが出来る。
それが本当の「美しいひと」ではないだろうか。
美しい人がつくる「世の中」は、おのずから美しくなる。
だから、そういう人が一人でも多くなるように、歴史文化を通じて日本の心を学び、学んだことを日常生活の中で実践していこう。

そんな想いで毎月開催しているのが女性限定の少人数制講座【この花咲くや会】です。
2月は戦国時代の女性について学び

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パンをとるか、花をとるか

パンをとるか、花をとるか

女子高生の頃、
パリジェンヌの生き方というか、
暮らしへの美意識が、とても素敵だと憧れました。
特に、暮らしに花を欠かさない、ということについて。
そして、十七歳のわたしは
パンよりも花をとろう、と決心しました。

懐が寂しい時に、
どんなふうにして自分を豊かにするか。

わたしは、食べることよりも
花を飾ることを
迷いなく選べる大人の女性になりたいと
強く思ったのです。

美味しいものが大好きで

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大工さん観察日誌。お仕事→縁側でお弁当→お茶とお菓子→お昼寝→お仕事

大工さん観察日誌。お仕事→縁側でお弁当→お茶とお菓子→お昼寝→お仕事

去年10月の台風は、木造古民家の拙宅にとってかなり厳しいものでした。
といっても、他のお宅に比べると、相当ましな方です。
そうなると修理も後回しになってしまうようで、ようやく今日から大工さんが来てくれました。

朝から、どすんバタン、どかん、どおーん、と、賑やかこの上ありません。時々、書斎の窓から黙々と作業をする大工さんの姿が、ちらっと見えます。
なんとなく気になりますが、とにかく仕事をしていまし

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あなた以外の、いったい誰にこの花を見せようというのでしょう

あなた以外の、いったい誰にこの花を見せようというのでしょう

梅の花がひらくと、いつも口ずさむ和歌があります。

「梅の花を折りて人におくりける」という詞書きのある紀友則の歌です。

きみならで誰にか見せん 梅の花 色をも香をも知る人ぞ知る

・・・貴女以外の、いったい誰に見せようというのでしょう。

厳寒のなかで高貴な香りを放ちながら開く梅の花は、春の訪れを知らせてくれます。
今のように暖房などない時代には、どんなにか春が待たれたか知れません。
また、その

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