- 運営しているクリエイター
記事一覧
KEIRIN HOTEL 10ができるまで
「ケイリンホテル?そんなん、誰がいくんか!よう行かんわ。」
出張の最中、ひとりで岡山で夕食を食べていた時のことでした。たまたま隣の席に座った男性の方に「どっからきたん?」と話しかけられ、何気ない会話で、仕事で来ていること、岡山の玉野競輪場の中に『競輪』をコンセプトにしたホテルを作っていることを伝えました。
すると、突然不機嫌そうにそんな言葉を投げかけられ、その場は笑って取り繕ったものの、たくさ
理想のブランドは、タモリ?深める・浅める、これからの価値の届け方。後編
深める・浅める、事例編。以前のnoteで、『ブランドの価値を届けるには、タモリさんのように、軽やかに、深める・浅めるを行き来するのが良い』という話を書きました。
ここでは、コンテンツやブランドを深く掘り下げることを「深める」、濃度を薄めずに軽やかに"浅く"することを「浅める」と呼んでいます。
前回noteハイライト
・ブランドやコンテンツを「深めっぱなし」だと、誰もいなくなる。
・ブランドは、
独断と偏見で選んだ、愛しのローカルメディア特集。
地元の人で溢れる、ローカルな居酒屋。近所の老若男女が緩やかに交わる、心地の良いカフェ。決して派手さはないけれど、その街にしか存在しない、お店や街の風景、空気感。
そんな尊い日常を、地元ならではの視点で切り取り紹介しているのが、「ローカルメディア」の魅力だと思っています。
私は普段、メインのホテルの企画の他に、フリーで地方のプロデュースの仕事にも関わっておりまして。
実はいま、宮崎県の都農町と
理想のブランドは、タモリ?深める・浅める、これからの価値の届け方。前編
マガジン <小さな観光論>
今回は、観光・地域にかかわらず、ブランドの価値の届け方についてです。少し長くなってしまったので、前編・後編でお届けします。後編は実際の事例の紹介をしていきたいと思います。
深めて、深めて、深めすぎて。そして、誰もいなくなった。『この1mmを削るのに、長年の企業の訓練と努力と汗と涙が詰まっているんです!!』それが、もはや、人にはほぼ知覚できないくらいの技術だったとします
観光地で「もったいないクリエイティブ」を生まないために。<小さな観光論>
マガジン <小さな観光論>とは
私は現在、温故知新という会社でホテルのプロデュースや企画を、熱海と宮崎県都農町ではまちづくりや観光マーケティング・ライティング等のお仕事をしています。
私の実体験をもとに、観光や、まちづくりに関する、ちょっとした学びや発見をシェアするマガジンをはじめてみました。少しでも、皆さんの関わる地域に持ち帰って頂ける、ささやかな知恵と出会っていただければ、嬉しく思います。