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心を守るために 哲学 本来的自己の回復

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精神医学としての哲学です。 サバイバルからリカバリーへ。
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2022年10月の記事一覧

今日の哲学

歴史の中の自分とは
存在意識と歴史的知覚・知識の融合からくる強い存在感覚である。精神的タイムスリップとも言える。(サバイバルから発生する自我障害。)
哲学者だとハイデガー・ヤスパース、小説だと三島由紀夫が唱えている。
アダルトチルドレン・HSPが音楽などを奏できった後にマゾヒズムが裂けてそうなるケースもある。(俺)

今日の哲学

一番苦しい絶望は自分に絶望して外(他者)に変化を望むことである。

今日の哲学

実存的交わりとは?

他者と自己開示しながら交わることである。

現代医療でいう対話とも似ている。

自己存在の結合(自分と自分を繋ぎ止める)のが目的である。

今日は歴史から

生き残りとかサバイバルとか言うけど、それは自分が生き残るという意味には限らない。

徳川家臣・鳥居元忠や井伊直政は家康に忠誠を誓い、御家を存続されるために闘死した。

葉隠れである。

今日の哲学

天空の城ラピュタはわかりやすい近未来SFで、資本・文明の発達により人類が宙に浮いてしまう。(ある意味分裂病)
それでもこの大地から離れては生きていけないと主張するシータ。
ドゥルーズ的でもありドストエフスキー的

今日の哲学

そもそも存在とは?

医師でも存在レベルという言葉を使う。

大袈裟に噛み砕くと、生まれてきたこと・今生きているということである。

今日の哲学

スター・ウォーズとかSFには哲学がある。

シスの暗黒教は絶対悪で、今で言うプーチンである。

日本でも政治家に騙されている人には内面悪がある。

以前書いたルパン三世内面悪
絶対悪がいる。(ヒトラー・麻原)
女の子、男の子はトラウマ的なものがあって自由になれない。(他者への悪意や、自己憎悪がある)
他者との心を通い合わせる交わり(現代医療で言う対話)、自分の現実の受け入れ、本来の自分であることが

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Sedative

the burst flower

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ノルウェイの森の草原。

今日の哲学 論文

実体験を踏まえた共生社会における現存在の本来性について
アダルトチルドレン・HSPの現象学・逃走論
サバイバルではなくリカバリーへ
楽園は自分の中にある。もしくはあった。

実存主義の先駆者はデンマークの哲学者キルケゴールで有名です。この文章の前置きとして、両親からの抑圧(両親のことを好きになれない)、自分自身の存在への目覚めというのがあります。キルケゴールは自分の存在(魂)は自分一人だけのものと

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今日は社会

精神疾患者に対する受け皿がほとんどない社会。確かにセイフティーネットや精神医療(ほとんど薬物)はある。発達障碍者も多くそれぞれ個性があるのに受け皿がない。医療福祉者は目の前の事務や案内などに追われている。しまいには入院患者と話して音楽や人生の話をお互い語り合ったりしていわゆる実存的交わりをするなどが実質的な受け皿となる。
もはや患者同士のピアの部門を作ってもいいような?

今日の哲学

今日の哲学 さっきの続き
希望がないから何でもしていいには、ルサンチマンの感情が関係している。
ルサンチマン(不平・不満・怨念)これはいつの時代にもあってそれをインチキな宗教団体が麻薬の様に人の心を覆い隠していくという説がある。快楽に溺れるなんかもそんなもんだろうと思う。アーティストでもルサンチマンが物を作るっていうのがあるが、その先にあるのは退廃と孤立である。人によっては死んだりする。

ガイド

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今日の哲学

今日の哲学
神の存在を否定してそれによって何でもしてもいいというのは間違っている。
神がいないからではなく希望がないから何でもしていいってなるのだ。

無神論のサルトルやニーチェは麻薬やったり脳自体にダメージを与えてスターになろうとしたのだ。
ビートルズも麻薬やった。そういうのは古い。

毎度書いている俺が大好きなヤスパースは有神論的実存主義で限界状況にいながらも今生きていられるのはその間に神がい

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Silence

the burst flower

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絶望

今日の哲学

ルサンチマンについてまた
こんな自分嫌だって自分から逃げると病気になる。
丸々受け入れるつまり現実の受け入れ(運命愛)