記事一覧
海ごみ拾いはボランティアじゃない新しい地球の遊び方
Interview report from 沖縄プロジェクト マナティ
Text by Hisako Iijima
散歩や旅の途中で楽しくごみ拾いができたら? 砂浜のごみに気づいた人がその場で拾って、すぐ捨てられる仕組みがあったら? 沖縄在住の金城由佳さんは、誰もが思い立った時に気軽に参加できるビーチクリーンプロジェクト「マナティ」を立ち上げました。人と人を繋げるコミュニケーションで持続可能な海
情報システムで海ごみ問題を解決海が青色に変わる日
Interview report from 沖縄琉球大学工学部工学科
Text by Hisako Iijima
海底に沈んでいるもの、海面や海中に漂っているもの、浜辺に漂着するものに大別される海ごみ。唯一目視で確認できるのが漂着ごみなのですが、実態は正確に把握できていません。削減抑制には急務といわれる海ごみの数値化に取り組む、琉球大学工学部からのプロジェクトレポートです。
海ごみを観測。産学
地球時代の人間学を学ぶ人は「歩く海」
Special Interview人類学者 竹村眞一
Text by Hisako Iijima
数億年前の大陸移動の軌跡から地球温暖化の未来予測まで、生きた地球の様子を可視化した世界初のインタラクティブ地球儀「SPHERE(スフィア)」。人類学者の竹村眞一さんは、なぜこのSPHEREを開発したのか? 気候変動や自然災害、貧困、飢餓、海ごみ問題などの難題解決の鍵となる地球目線の必要性について、お
生き物たちの聖域を守りたい海んちゅの約束
Interview report from 沖縄カモメのジョナサン
Text by Hisako Iijima
沖縄本島の中部、東海岸に位置するうるま市。「カモメのジョナサン」は、勝連半島と平安座島を結ぶ海中道路の途中にあるシーカヤックとSUPのツアーガイドショップです。代表の玉城聖吏さんは、沖縄の島を知り尽くした海んちゅ。観光客で賑わうビーチとは無縁の自然の浜の真実を語っていただきました。
海と向き合い、人を育てる加茂水族館の挑戦
Interview report from 山形・鶴岡鶴岡市立加茂水族館 館長 奥泉和也
Text by Hisako Iijima
観光促進と教育の両面で地域に根ざす水族館。その裏側には、海と隣り合わせの環境で日々様々な問題に直面し続けるスタッフたちの幾多のドラマがあります。私たち人間は海から何を学び、これまでの行いをどう正すべきなのか? 60種類以上のクラゲの展示で世界的に知られる山形県の鶴
プロジェクトデザインのためのフレームワーク公開します
暮らしに関する課題を解決し、社会をアップデートすることをステートメントに掲げ、ハードからソフトの企画〜制作まで様々なプロジェクトを行っている弊社ですが、ご相談時点で目的やゴールが曖昧なこともしばしば、もしくは相談内容も顕在化していない時などに、クライアント様や共創パートナーと一緒にプロジェクトを組成していくことが度々あります。
以下は、弊社で用いているプロジェクトデザインのためのフレームワーク集
新型コロナの影響で苦しむ近所の商店を支援したい!「ローカルドネーション by ねりまクエスト」
夜間の外出自粛要請が与えるインパクト2020年3月30日の夜、小池都知事の緊急記者会見が開かれた。そこで呼び掛けられたのが、バーやナイトクラブなどで新型コロナウイルスへの感染が疑われる事例が相次いでいるとして、夜間の外出の自粛を求めるという内容でした。
ここ最近の感染経路の傾向から、いわゆるキャバクラやスナックを指しているのかもしれないが、曖昧な言葉での特定の業種を名指ししての自粛要請は、地域の
【古民家セルフリノベ日記】 #1|祖父母の家に10年ぶりくらいに足を踏み入れた
茨城にある祖父母の住んでいた手付かずの古民家をセルフリノベーション。古民家再生は建前でDIYの実践と実験する奮闘記マガジンです。
今回は、下見〜初回の遺品整理まで。
作業は2018年からスタート。この日記はその頃を、思い出しながら書いてます。(備忘録として残しておこうと思い立った)
「売ること」も「壊すこと」もできなかった家祖父母が住んでいた「土地・家・納屋・畑」は、深津家の長男である父
地域コミュニティイベントって儲かるの?
どんなコミュニティイベントをやってるか私、「暮らしに関する課題を解決し、社会をアップデートする」ということで事業活動を行っているのですが、一方で「ねりまクエスト」というコミュニティイベントも主催しています。
以下がコンセプトです。
ねりまで活動する面白い人々を発掘しよう。
ねりまクエストのクエストには、「探求」や「追求」、「冒険の旅」といった意味が込められています。
ねりまクエストは、ジャンル
新会社立上げに受託モデルの終焉を憂う
年明け早々に景気の悪いこと書いてるように感じる方もいるかもしれませんが、多くのクリエイティブに関する企業の経営者、フリーランスの方々はここ数年、少なからず感じるていることなのではないでしょうか?
制作業界の現状 (個人見解)今、クリエイティブ業界に大きな変化が訪れているように感じます。広告の減少、生産年齢人口の減少という状況に加え、スキル系は慢性的なリソース不足にも関わらず、起業独立の加速から、