KNG1983

畏れながら生きているアスペ会社員。できるだけ短い文で、ややこしく書いています。

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記事一覧

映画 『光』

ふたりの未来が 映画の音声解説を制作する女性は、光を失っていくカメラマンと出会い、惹かれていく。 河瀬監督は、「日本の町にありがちな空気」を作るのが上手い。この映…

KNG1983
1時間前
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別れるなら死ぬという女子には、「自殺は究極の自己選択だからね」と念を押すようにしている。幸運なことに、実行した人はいない。

KNG1983
18時間前
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中日新聞社はマスト

名古屋で何か事を起こす場合は、中日新聞に挨拶しなければならない。中日新聞新聞は、名古屋メディアを掌握していて、彼等をスルーすると何かと地元メディアにスルーされる…

KNG1983
1日前
1

感情のないパンツ

昔、地方に赴任していたとき、通勤中のラジオ番組が下着泥棒の事件を報じていたとき。県警の担当者が、「干してある下着は布です。なんら感情も入っていません!」と断言して…

KNG1983
2日前
3

「ザ・ノンフィクション」の故南部虎弾の回。彼が72歳まで生きられたという事と、奥さんを含めた周囲の包容力に目がいってしまった。「面白い人」というだけでも、人は助けてくれる。合掌

KNG1983
2日前
3

映画『キャッシュ・トラック』

ステイサムはできる人! アメリカの現金輸送車を警備する会社に、イギリス人が転職してくる。いろんな裏がありそうな度胸良すぎる彼はいったい何者か? ステイサムの脚本…

KNG1983
3日前
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映画『隣人は静かに笑う』

ティム・ロビンスの狂気の目! 大学で、テロリズムを教える教授の隣に越してきた謎の夫婦。謎の夫婦の陰謀を探るうちに、教授もワケが分からなくなり…。 ティム・ロビン…

KNG1983
4日前
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キダ・タロー先生。一度だけ挨拶だけしたことあります。品の良い関西人が亡くなるのは、寂しい感じします。

KNG1983
4日前
5

映画 『シンクロナイズド・モンスター』

彼女しか成立しない役柄 ソウルに現れた巨大なモンスター。それは傷つき実家に帰った、アメリカ女性のアクションとシンクロしていた存在だった。 意外な着想から、どうや…

KNG1983
5日前
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昔、清澄白河のビジネスホテルで、割と売れてたK-POPのユニットがいた。ビジネスホテルの朝食のパンを袋に入れて、ライブに向かう様子は戦士に見えた。国の威信を背負ってる感じ…日本のアーティストには無い感覚だろうなぁ

KNG1983
5日前
4

映画 『粛清裁判』

政治とは終わらない演劇 スターリン時代の「産業党裁判」の記録フィルムを再構築している。大した騒乱もなく、淡々と進んでいく裁判。 ソビエト工業会のインテリが「反革命 …

KNG1983
6日前
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Netflix 『シティハンター』

早めにハリウッドへ行け、鈴木亮平 新宿歌舞伎町で実銃を持ちながら、あらゆる問題を解決する「シティハンター」こと、冴羽獠の物語。※ほとんど原作読んでません 最近、鈴…

KNG1983
7日前
5

海外での武勇伝…

割と海外には行っている方だと思いますが、そんなに観光地に行くことはないのと、運が良いからか酷い目に遭ったことや武勇伝はない。 そもそも危ない目に遭うほど、他人を…

KNG1983
8日前
3

5月10日「脱力タイムズ」 藤森慎吾を使いながら、見事に期待を外して驚かせてくれた回。ノンスタ井上が消えた回に続いて、大好きな実験回。SNS上では賛否両論あったみたいだけど、こういう実験をやり続けて欲しい。でも藤森慎吾って、よく考えてボルテージ上げてる。それで成り立っててスゴイ。

KNG1983
8日前
1

映画『2001年宇宙の旅』

私の思考のリズムに合う映画 猿人に知恵を与えた石板(モノリス)が、人間により月で発見される。その謎を解くため、ディスカバリー号は木星に向かう。 難解と言われても…

KNG1983
9日前
4

映画 『奇跡のシンフォニー』

ロビンが名演すぎる ミュージシャン同士の子供で、事情により孤児になったエヴァンス。ニューヨークでやざくれ音楽プロデューサーに逢い「オーガスト・ラッシュ」と名乗るが…

KNG1983
10日前
3
映画 『光』

映画 『光』

ふたりの未来が
映画の音声解説を制作する女性は、光を失っていくカメラマンと出会い、惹かれていく。

河瀬監督は、「日本の町にありがちな空気」を作るのが上手い。この映画の(特殊な)話も、巧みなキャスティングと脚本で空気を作り出していく。

永瀬正敏は、光を失う抑えた恐怖感と水崎綾女に対する戸惑いを表現する。映画の中の町(奈良県)にいて、彼等が身近にいるような感覚で観てしまった。

目が不自由になった

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別れるなら死ぬという女子には、「自殺は究極の自己選択だからね」と念を押すようにしている。幸運なことに、実行した人はいない。

中日新聞社はマスト

中日新聞社はマスト

名古屋で何か事を起こす場合は、中日新聞に挨拶しなければならない。中日新聞新聞は、名古屋メディアを掌握していて、彼等をスルーすると何かと地元メディアにスルーされる。

と言っても中日新聞の人たちは、特別なプロフィットを要求することもなく、話の飲み込みが速い人たちなので助かる。ただ最近は新聞の低迷からか、ガッつくようになってきた。

あと東京と大阪でバチバチやってる社でも、名古屋にいると、中日新聞の庇

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感情のないパンツ

感情のないパンツ

昔、地方に赴任していたとき、通勤中のラジオ番組が下着泥棒の事件を報じていたとき。県警の担当者が、「干してある下着は布です。なんら感情も入っていません!」と断言していた。妙に納得のいくフェチな断言だったが、それ以来「感情の入ったパンツ」を考えるようになってしまった。

確かに干してあるパンツもそうだが、何ら私と関係のない女性が履いているパンツも、干してあるパンツと同じではないか?

そう考えると、映

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「ザ・ノンフィクション」の故南部虎弾の回。彼が72歳まで生きられたという事と、奥さんを含めた周囲の包容力に目がいってしまった。「面白い人」というだけでも、人は助けてくれる。合掌

映画『キャッシュ・トラック』

映画『キャッシュ・トラック』

ステイサムはできる人!
アメリカの現金輸送車を警備する会社に、イギリス人が転職してくる。いろんな裏がありそうな度胸良すぎる彼はいったい何者か?

ステイサムの脚本選びの確かさは、他のアクションスターに比べて、かなり上手くやってると思う。今回も良い脚本、よい監督に恵まれて、よい映画になっている。

何を書いても、ネタバレしそうな感じもするので簡単に言うと、最後に残った悪党が意外だった。

朗報:エデ

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映画『隣人は静かに笑う』

映画『隣人は静かに笑う』

ティム・ロビンスの狂気の目!
大学で、テロリズムを教える教授の隣に越してきた謎の夫婦。謎の夫婦の陰謀を探るうちに、教授もワケが分からなくなり…。

ティム・ロビンスの狂気の目…観客とジェフ・ブリッジスにしか分からない、異常な情報開示。見事な編集とティム・ロビンスの技が光る映画だ。

「何で皆はあの隣人の狂気が分からないのだ?」

アタマのよい人が陥る狂気(陰謀論)っぼい感情を、上手く見せてくれる。

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キダ・タロー先生。一度だけ挨拶だけしたことあります。品の良い関西人が亡くなるのは、寂しい感じします。

映画 『シンクロナイズド・モンスター』

映画 『シンクロナイズド・モンスター』

彼女しか成立しない役柄
ソウルに現れた巨大なモンスター。それは傷つき実家に帰った、アメリカ女性のアクションとシンクロしていた存在だった。

意外な着想から、どうやって物語のゴールに持っていくのか分からなかった。途中まで皆が善人だったので、モンスターをどう使うのか?と思っていたら…善人風の人の突然の転身に驚いたですよ。

アン・ハサウェイは、コメディが似合うと思った。怪獣とシンクロするお気楽(?)な

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昔、清澄白河のビジネスホテルで、割と売れてたK-POPのユニットがいた。ビジネスホテルの朝食のパンを袋に入れて、ライブに向かう様子は戦士に見えた。国の威信を背負ってる感じ…日本のアーティストには無い感覚だろうなぁ

映画 『粛清裁判』

映画 『粛清裁判』

政治とは終わらない演劇
スターリン時代の「産業党裁判」の記録フィルムを再構築している。大した騒乱もなく、淡々と進んでいく裁判。

ソビエト工業会のインテリが「反革命 帝国主義」と追及された裁判で、架空の「産業党」をNKVD(諜報機関)が創作して、関係者を裁判に掛ける。どの被告も疲れ、喋る言葉に抑揚もない感じに聞こえる。それが彼らに許された、最小の抵抗だとしたら痛々しい。途中に挟まれる動員された「

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Netflix 『シティハンター』

Netflix 『シティハンター』

早めにハリウッドへ行け、鈴木亮平
新宿歌舞伎町で実銃を持ちながら、あらゆる問題を解決する「シティハンター」こと、冴羽獠の物語。※ほとんど原作読んでません

最近、鈴木亮平に感嘆させられっぱなしな気がする。現在世界最高の演技者と言ってもいいかもしれない。映画版の『東京MER』でも、ベタながらも泣かされたし、大河ドラマ『西郷どん』でも西郷隆盛が成仏しそうなほど、人物を描き切った感じもある。英語も得意

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海外での武勇伝…

海外での武勇伝…

割と海外には行っている方だと思いますが、そんなに観光地に行くことはないのと、運が良いからか酷い目に遭ったことや武勇伝はない。

そもそも危ない目に遭うほど、他人を信用していない(表情作られても認識できない)ってのもありますが、運が良すぎたのも確か。スラングとか使わないし、汚い言葉や気軽な話し方ができない性格なのも良かったかも。

とうい訳で、海外話をしてみてもドラマもなく平坦な話しかできない。最近

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5月10日「脱力タイムズ」 藤森慎吾を使いながら、見事に期待を外して驚かせてくれた回。ノンスタ井上が消えた回に続いて、大好きな実験回。SNS上では賛否両論あったみたいだけど、こういう実験をやり続けて欲しい。でも藤森慎吾って、よく考えてボルテージ上げてる。それで成り立っててスゴイ。

映画『2001年宇宙の旅』

映画『2001年宇宙の旅』

私の思考のリズムに合う映画
猿人に知恵を与えた石板(モノリス)が、人間により月で発見される。その謎を解くため、ディスカバリー号は木星に向かう。

難解と言われても評価が高いのは、「人の思考の飛び方」に近いからでは?」と単純に思う。理屈を廃した編集に、何故だか私の思考は納得してしまう。仲間が死んでも、異常な物を見てもボーマン船長が淡々としているのは、「思考の中にある物語」の比喩だと思える。

NA

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映画 『奇跡のシンフォニー』

映画 『奇跡のシンフォニー』

ロビンが名演すぎる
ミュージシャン同士の子供で、事情により孤児になったエヴァンス。ニューヨークでやざくれ音楽プロデューサーに逢い「オーガスト・ラッシュ」と名乗るが、再び両親に会うのは何時の日になるの?

途中の音楽プロデューサー役のロビンが、善人すぎず悪人すぎずで素晴らしい。愛憎交えて主人公への関わる感じは、善人すぎる役が多かった晩年の彼には、珍しいのではないか?彼のパートだけでも、延々と観ていら

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