KNG1983

畏れながら生きているアスペ会社員。できるだけ短い文で、書くようにしています。

KNG1983

畏れながら生きているアスペ会社員。できるだけ短い文で、書くようにしています。

最近の記事

映画 『ロシアン・スナイパー』

必要な場所(国)に英雄は現れる 原題は「セヴァストポリの戦い」。独ソ戦の前半、クリミア半島のセヴァストポリで活躍した狙撃兵リュドミラ・パヴリチェンコの話。 英語も達者だったので、最初から戦中のアメリカ訪問が描かれる。激戦を生き残ったネタバレをしたとしても、ロシアとウクライナ国民には周知の事実で問題ないほどの英雄。 戦場シーンは敵陣の背後から待ち伏せて狙撃する過酷な状況を彩度の落とした画で表現し、演技も含めて派手な英雄譚はない。弾着や這い回る様子も、容赦なしで俳優たちを責め

    • ただUSBメモリを置いて帰る…夏休み開始の新幹線…

      • 映画 『ザ・ゲスト』

        少しづつ怪しいが絶妙 亡くなった兵士の同じ部隊だったという、ディヴィットが実家を訪れる。当初好青年の彼だったが、娘だけが彼の異常さに気づく。 絵に書いたような好青年ルックス…それが怪しいって、なかなか成立しない感じを巧みなストーリーと演技で創りあげる。 ホラーの一種のかたちかもしれないが、サイコ野郎の見せ方が新しい感覚。「ディヴィットみたいな青年が、1週間だけ家にいればなぁ」って黒い感想を持ってしまった。

        • たった1本のUSBメモリーを届けるために、広島まで行きます。…忘れ物(会社に内緒)もいい加減にしてほしい。新幹線代だけは貰います、

        映画 『ロシアン・スナイパー』

        • ただUSBメモリを置いて帰る…夏休み開始の新幹線…

        • 映画 『ザ・ゲスト』

        • たった1本のUSBメモリーを届けるために、広島まで行きます。…忘れ物(会社に内緒)もいい加減にしてほしい。新幹線代だけは貰います、

          宮舘涼太を起用した「ラヴィット!」のスタッフと、扱い方を発見した川島明は偉い。(たぶん本人か、作家が決めた)「ロイヤル」…とか言ってたのを、しっかり滑らせてくれるラヴィット!は嬉しい。

          宮舘涼太を起用した「ラヴィット!」のスタッフと、扱い方を発見した川島明は偉い。(たぶん本人か、作家が決めた)「ロイヤル」…とか言ってたのを、しっかり滑らせてくれるラヴィット!は嬉しい。

          映画 『プレステージ』

          テスラに不可能なし ロンドンでシノギを削る2人のマジシャン。水槽脱出事故で妻を亡くした男は、復讐を開始するが、報復が報復を招きエラいことになっていく。 ヒュー・ジャックマンもクリスチャン・ベールも、どちらも凄いサイコ野郎ってことは分かった。20世紀初頭のロンドンには、この手の人がいたかも知れないってのが映画の側面を支える。 マギー司郎先生の言葉、「マジックはね…技術を見せるのではなく、人柄を見せるんだよ。」 彼等2人の師匠がマギー司郎だったら、こんな事件は起きなかった。

          映画 『プレステージ』

          断りきれずに、本年初の飲み会に参加。もうコロナ前に戻った感じがある。帰りの電車、混みすぎて閉口する。飲んでのコミュニケーションとか、意味が分からない。(基本、私は飲まない)

          断りきれずに、本年初の飲み会に参加。もうコロナ前に戻った感じがある。帰りの電車、混みすぎて閉口する。飲んでのコミュニケーションとか、意味が分からない。(基本、私は飲まない)

          Netflix 『ザ・ラスト・マーセナリー』

          ヴァン・ダム安定期再開の巻 歳をとってしまった伝説の仏国工作員ヴァン・ダムが、息子役のダメダメ俳優救出に奮闘する話。完全なジャッキー構造のフレンチコメディ。 ハリウッドでも有名なヴァン・ダムも、最近は悪役やチョイ役も多くなってきたけど、欧州に戻れば未だまだ健在。今回は若手俳優を使ってコメディに挑むが、割とベタベタなジャッキー・チェン的な構造になってて好感。 フランス映画からヌーベルバーグが消え、ゴダールも商業映画から去って、残ったのがベッソン監督とコメディになってしまった

          Netflix 『ザ・ラスト・マーセナリー』

          映画 『アトミック・ブロンド』

          強者セロン姐さんには逆らえない エージェントの遺体の引取りに東ベルリンに潜入するセロン姐さん。現地諜報員のマカヴォイやエディ・マーサンなど癖の強すぎるDDR…。 セロン姐さんの魅力だらけで、マカヴォイさんや東ベルリンさえも背景画にしかならない感じ。でもセロン姐さん、どうやって大量の服を持ち込んだんだろ?どの服でも魅力的だから、着数を数えてしまう。 途中の痛そうな長回しの格闘、やはり主役の看板背負った女優は違うと思わせる。それとミスター不幸=エディ・マーサンは、例によって志

          映画 『アトミック・ブロンド』

          映画 『ショーシャンクの空に』

          最初から最後までビッチリ詰まった映画 無実の罪で刑務所に入れられた会計士、刑務所のベテラン囚人「レッド」との交流から脱獄を果たすまでのお馴染みの映画。 大晦日のBSで放送するなんて、晦日にやる事がとまってしまう…この映画の名言の数々で、これで英語が好きになったので、何回見てもジーンとくる。でも海外でこれを名画というと「?」なことも言われる。 ※今は演劇にもなって、元の映画が再評価されてる。 小中学生にこの映画のセリフを覚えさせてもいい。私に子供がいたらそうする。

          映画 『ショーシャンクの空に』

          この手のモノを、広告代理店(勤務先)に送るのは…。こういう手合いの下、SNSの数字に真実性が無くなっていくのは予想してたけど。あっちの国では、人海戦術あるから自動でクリーニングできないし…。

          この手のモノを、広告代理店(勤務先)に送るのは…。こういう手合いの下、SNSの数字に真実性が無くなっていくのは予想してたけど。あっちの国では、人海戦術あるから自動でクリーニングできないし…。

          映画 『AVA/エヴァ』

          連続モノを演じたかったジェシカ 元依存症の殺し屋エヴァ、殺す前に相手の罪を聞くのが癖。サウジアラビアで失敗してから、仲間や妹の婚約者のややこしい関係に翻弄されていく。 「そろそろジョン・ウイックのような、アクション連続モノを…」という感じで引き受けた感じのあるジェシカ・チャスティン。重めの社会モノから、収益性のあるモノにチャレンジか?何処かお金との妥協を感じてしまって悲しい。敵役コリン・ファレルもいるけど、何となく俳優としてのキャリアを慮ってしまうキャスティング。 殺し屋

          映画 『AVA/エヴァ』

          映画 『燃えよ剣』

          歴史アイドルとしての土方歳三 おなじみ鬼の新撰組副長、土方歳三の多摩にいた頃から函館での最期まで全部映画にしてみた。 些細なことだが、大河ドラマの余韻で、近藤勇(鈴木亮平)が西郷隆盛と重なる…薩摩が嫌いな本人(近藤勇)が観たらどう思うのだろうか?その他の部分は司馬遼太郎の解釈と創作に忠実だったと思う。 ※コレ書いた時は、鈴木亮平が、冴羽獠まで演じると思ってないです。 劇中、新撰組隊士のなかで妙に気になる人がいたが、芸人の金田哲(はんにゃ)だった。なんか雰囲気あるので、彼は

          映画 『燃えよ剣』

          映画 『ディープ・インパクト』

          アルマゲドン派か?ディープインパクト派か? 地球に接近する彗星。人類滅亡の危機を救うのは、ロバート・デュバルと優秀な国際宇宙飛行士たち、地上では各々の人間模様が…。 公開当時から、私はディープインパクト派で何度観ても、ロバート・デュバルの彗星への突入シーンで泣いてしまう。『アルマゲドン』も似たような映画だが、何故か泣けない。 地上では生きることを選ぶ者と、死を受けいれる者とふたつに別れる。彗星を2つに割ったので、見せ場が2倍になったのも良かった。

          映画 『ディープ・インパクト』

          苛烈なイジメから

          小学校時代を振り返ると、ひたすら虐められた記憶が蘇ってくる。めんどくさいので箇条書きにする。 ノートに落書き、教科書隠し 首締められ落とされる テストを結果をゴミに出される リコーダーの排泄物 トイレ中に羽交締めにされて教室へ 教師から教科書忘れたけど「読め」⇒「暗唱読んだ」⇒さらにイジメ 教師から「汚いからプールに入るな」 こんな感じで、いろいろされた。一日中、学校から抜けることを考えていた。死ぬという思考は無かったので、合法的に可能なこと… 私立中学に入

          苛烈なイジメから

          映画 『運び屋』

          死ぬ前にドキドキできたら… 90歳の麻薬の運び屋。積極的に関わるうちに、失敗続きの人生(老後)を取り戻す。しかし捜査官が、彼に商売に気づいていく。 もし90歳で運び屋をやれと言われたら、罪悪感よりワクワクが勝ってしまうかもしれない。高齢で映画を作り続けるイーストウッド監督も、そのあたりの気持ちが分かると思った。 まさか90際が…というカバーは最強だし、私がもし90歳になったら、何か意外なことをやらかしたい気持ちになってくる、悲哀と元気をもらえる映画。

          映画 『運び屋』