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マナviva!教育論語録

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教育事業に20数年間携わってきた中での 教育に対する思いを率直に語るシリーズです 賛否両論が前提ですので いろいろなご意見をいただけれると幸いです 株式会社 EDUCE 代表取締…
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2022年1月の記事一覧

勉強離れ

勉強離れ

「マナviva!」は、勉強が苦手なこどもたち、学校に馴染めないこどもたちの"拠り所" になりたいと思う。特に、もともと勉強する意欲があるのに、諸事情により、勉強から遠ざかってしまったこどもたちの。

話は少し変わるが、少子化=国力低下的な論調に常々違和感をを感じている。深刻なのは、未来を託すこどもたちの「勉強離れ」ではないだろうか。
一般に言われる "優秀なこども" はさておき、問題なのは、既存の

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引き出す、動き出す

引き出す、動き出す

一人ひとりのこどものポテンシャルを信じること、それぞれの特性に合わせて固有のポテンシャルを「引き出す、動き出す」ためのサポート役になることが、「マナviva!」 の使命だと考えている。

魚を与えるのではなく、"魚の釣り方" を教える感覚は確かに大切だと思う。"魚" を "答え"に置き換え、「答えを教えるのではなく、解き方を教えること」は、勉強としては正しいと思う。しかし、そもそも魚を釣りたいと思

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理想の実現 ③こどもが教える

理想の実現 ③こどもが教える

「他人に教えることによる学びの効果」が高いのは、周知のことだろうと思う。弊社が20年以上取り組んでいる、先輩学生が新入生に教えるスタイルでの「先輩学生」の成長振りにも、目を見張るものがある。
人の役に立つことの喜びは、人間の本能的なものだろう(常に、例外はいるが)。
"教える" 行為は、その代表的な例と言えると思う。

学びんだことを実践すること、言い換えれば、INPUTしたことをOUTPUTする

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理想の実現 ②寺子屋を地域の拠点に

理想の実現 ②寺子屋を地域の拠点に

一人勝ちの時代から、win-win 前提の "分かち合い" の時代にシフトしている今、賛同者との価値の共有化を深めることを進め、「マナviva! 寺子屋」を広めていきたいと考えている。価値は人によってそれぞれだが、社会貢献を共通の基軸に置いて、いろいろな思いを認め合い具現化することが重要だと考えている。

先ずは、「マナviva! 寺子屋」 を価値ある、意義あるものに作り上げることからではあるが(

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理想の実現 ①食事の提供

理想の実現 ①食事の提供

こんな時代だからこそ、"同じ釜の飯を食べる" ことの重要性を痛感している。一緒に食事することは、ほっとできるひと時、幸せを感じられるひと時になるし、コミュニケーションを高める上でも、大切なひと時になると思う。

「マナviva! 寺子屋」は、「行かなければならない場所」ではなく、楽しみや喜びを感じられる、「行きたい場所」にならなければならないと考えている。
その実現のための要素の一つに、一緒に食事

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学びを楽しむ

学びを楽しむ

「学びは一生続く」
この表現に "違和感" はないだろうと思う。"古き良き時代"のような就社することがゴールではなくなったことは、違う意味で、例え一時は勉強につまづいてしまっても "取り返す" ことができる、"チャンス" に溢れた "新しき良き時代" の到来だと言えるのではないだろうか。

同様に、「学び=勉強」ではないことにも "異論" はないだろう。机に向かい "勉強" することは尊いことだが

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家庭教師

家庭教師

家庭教師にどんなイメージをお持ちだろうか?

中学生の頃、家庭教師を "与えて" もらっていた経験がある。親や親戚に決められていた高校受験のためだ。
(小さい頃からプレッシャーがあったと思う。)
今でこそ親に "与えて" もらったと思えるけれど、始めはただ "面倒くさい" だけだった😊

ところが、"自分流" の活用方法を編み出してからは、"楽しい時間" へと変わっていった。
家庭教師が中年の男

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