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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2022年8月の記事一覧

システム実感と空白を味わう

システム実感と空白を味わう

 今日は午後から休みにして、温泉に来ています。
 温泉に入る以外は本当にすることもなく、ぼーっとしています。

 先月から立て続けに良いことも悪いことも連続して起こっていて、思考が追いついていませんでした。家にいても、動画を見たり、考え込んでしまうので、環境を変えようと思いました。

 大きな転機が訪れている感覚があります。これまでもたくさんの岐路がありましたが、ある程度自分の手の内で収まることで

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続けられる奇跡

続けられる奇跡

 頑張っても報われなかった出来事に、今日出会いました。
 いや、そんな経験はこれまでいくらでもありますし、世の中にも溢れています。ただ、今回のは僕が見てきた中では1番規模として大きい出来事でした。
 僕は当事者ではないけれど、巻き込まれたような形でした。

 続けることの難しさを感じます。
 体力や精神、社会情勢、人間関係や経済的な面など、常に状況は流動的で、良くも悪くも必ず波があります。高笑いす

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無駄は無駄で、無駄じゃない

無駄は無駄で、無駄じゃない

 流れてきたリンクで面白いと感じるのがありました。

 この話、すごくしっくりくるんですよね。

 自転車の乗り方を教えるプロが以前どこかで特集されていて、その人は初めて自転車に触る子どもを1日で乗れるようにするんです。
 もう何千人と教えていく過程で、練習方法も教え方も最適化された賜物です。それ自体は賞賛に値するんですが、個人的に子どもが学ぶ機会を奪っていないか、と疑問に思った記憶があります。

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不向き向き

不向き向き

 今日はひょんなきっかけから声紋分析をしてもらいました。

 声の周波数からその人の心と身体の状態がわかるらしいです。その確証性はさておき、落ち着く声や耳に残る声、耳障りな声など人によってかなり声が違うというのはわかります。
 個人的に、声を聞いただけで近づきたくないと感じた経験があるので納得感はあります。実際、僕の場合視覚よりも聴覚よりだと言われました。

 面白いなと思ったのは、自分が直感や閃

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可能性に目を向ける

可能性に目を向ける

 環境が変化する際、どうしてもネガティブな面に目がいきやすいです。
 なぜなら、これから得られる様々な可能性はまだ体感しておらず、既存の価値が失われるからです。

 けれど、実際のところ最高の結果も最悪の結末もほぼ起こりません。ポジティブもネガティブも両面があることばかりです。

 であるならば、悪い方向に進むと思いながらやるよりも、これから起こりうる可能性に目を向けるのが自分の心身を楽にします。

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火を近づける

火を近づける

 なるべく忙しくしていたい。そう言った人がいて、びっくりしました。
 話を聞いてみると、どうやら本当は忙しくするのが好きなのではなく、暇が嫌なんだそうです。暇だと色々と考え込んでしまうから。

 自分の現状やこれからどうしていくかを考え始めると、不安が湧き上がってきます。なぜならそこには正解はないから。どこへ向かうのか、どうやって向かうのか、無限の選択肢の中から全部自分で決めなくてはいけません。指

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喧嘩するくらい真剣に

喧嘩するくらい真剣に

「昨日、喧嘩したんですよね」
 そんな話を聞いて、久しく喧嘩をしていないなと気づきました。

 兄弟がいたので、幼少期はよく喧嘩をしていました。僕はいつも負ける側でしたが、テレビのチャンネル争いでなぜあんなに言い合いをしていたのか今思うと謎です。

 今、喧嘩をしなくなったのは、どういう意味があるのでしょう?
 色んな捉え方があると思っていて、1つは喧嘩になる前に自分自身が冷静になれるようになった

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だれかが走り出すのを待つのはもうやめだ

だれかが走り出すのを待つのはもうやめだ

 僕にとって「伴走」という言葉はとても大事なものです。
 これはnoteでも何度か書いてきました。

 マラソンのタイムキーパーのように、一緒に走る。だけど、最後はランナーを送り出す。
 コーチのように安全なところから声をかけるのではなく、沿道から無責任に応援するのでもなく、共に走っていくことが大事なのです。

 けれど、最後にゴールを目指すのはあなただから、あなたが止まるなら僕も止まりましょう。

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薄くても当事者

薄くても当事者

 今日、話していて個人的に印象的だったことがあります。

 世界には様々な問題があります。差別や貧困の問題、戦争のは話。普段生活していて身の回りで目につかないのは自分が恵まれている証拠なのですが、そのせいでどこか他人事のように思ってしまいます。

 けれど、そうした問題を見聞きするたびにちくりと痛みを覚えるのも確かです。その痛みは罪悪感にも似ているのかもしれません。ただ、なぜ遠いと感じている出来事

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もくもく

もくもく

 いつも平穏な僕のnoteに突然アクセスが増えまして、戦々恐々としています。
 おそらくNotion関係の記事がどこかで紹介されたのでしょうが、グッと増えるとびっくりします。

 まあでも、紹介していただけるような内容になっていたということなので、ありがたい限りです。

 黙々と良い仕事をしていても、評価されたり、認知されたりするとは限らないですが、それで良い振る舞いをしない理由にはなりません。だ

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断ち切る人

断ち切る人

 自分よりも年下の人で、尊敬する人がいます。
 その人は決して、悪口を言いません。かといって、言いたい言葉を我慢するわけではなく、起こった出来事や人の行動に対しては「これは違うのではないか?」「ここを改善した方がいい」と率直に口にします。

 その有り様を見て、素直に凄いなと思います。

 不満は不満を生むので、1人が不平を言い始めると、放っておけば雪だるま式に増幅していきます。だから、だれかが止

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美しい動きの過程

美しい動きの過程

 昨日、寝る前に突然youtubeで飲食店の厨房を撮った動画を見始めて、気づけば深夜2時になってました。おかげで今日は寝坊しました。
 決して面白い映像ではありません。就寝前なので、食欲が刺激されるわけでもありません。ただ、料理人が手際の良く迷いなく動き続けているのを見ると、とても落ち着く感覚がありました。
 中華鍋を振る動きとか美しかったです。

 ダンスのWSに2回参加したことがあります。
 

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お蔵入り

お蔵入り

 いつも冒頭の入りは難しいと感じています。
 どこへ向かっていくのか、それを決定づける一歩目なので、どうしても迷うことが多いです。

 その一方で、締めは割とテキトーです。少年ジャンプの打ち切り漫画ではないですが、ぶつ切りでもとりあえず収まります。そもそもどんな記事も、書いておしまいではなく、書いた後も無意識では考え続ける前提で書いているので、ゲームのセーブポイントのように捉えているのかもしれませ

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言うに値する人

言うに値する人

 仕事上の付き合いの人がなぜか怒っていて、話を聞いていたら共通の知人についての憤りを聞かされました。

「もう、あの人にはなにを言っても無駄だ」とへそを曲げていました。
「言う価値もない」とは、わかりあうことの拒絶なので、聞いていて悲しい気分になりました。

 それとは別件で、最近行ったワークショップについて立て続けにご意見をもらいました。ワークショップで新しいことに挑戦した結果に対するフィードバ

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