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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2022年7月の記事一覧

自分を見ながら喋る違和感

自分を見ながら喋る違和感

 今日はオンラインで久々に集団の前で喋ることになって、色々と準備を進めていました。
 目の前に人がいる時とはまた違った緊張感があり、何度やっても慣れないです。

 機会をいただく度に思うのですが、なにがそんなに違うのでしょう?
 1つにはフィードバックが乏しいというのがあります。画面がオフにされていたり、オンになっていたとしても胸より下はほとんど写りません。それがたまらなく僕を不安にさせます。
 

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日傘買った

日傘買った

 日傘を買いました。

 僕は基本出かける時はリュックタイプの鞄を使います。なるべく両手を自由な状態にしておきたいです。だから、そもそも傘が好きじゃないです。

 それにも関わらず、日傘を買ったのは、あまりにも日差しが強く、日焼け止めを塗ってもあまり効果がないからです。

 自分が日傘なんてと思っていましたが、実際使ってみるとやっぱり体感が全然違って驚きました。
 涼しく感じますね。結局暑いことは

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言えない

言えない

 どれだけ自分の言いたいことを言えているだろう?

 友達や同僚、仕事相手、家族の前で、本心を赤裸々に語れているだろうか?

 もしそれができていないのだとしたら、なぜできないのだろう? 

 その言えなさに自分の課題が隠れているのだと思います。
「あえて言わない」ではなく「言えない」のには、必ずなにかしらの原因があります。そのことをじっと見つめていくとどこかで変化のタイミングがやってくるのでしょ

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ちゃんと終わらせてる?

ちゃんと終わらせてる?

「変化」や「挑戦」と聞くと、なにか新しいことを始めるように感じます。

 けれど、新しく始めるにしても実はその前に今あるものを終わらせるプロセスが生じてきます。

 1日24時間の制限の中で、ある程度1人1人のリズムがあります。これまでの自分にはなかったことを挟み込むには、そのための隙間が必要になります。
 もちろん時間に限った話ではありません。行き詰まった時に既存の自分の思考パターンに一旦区切り

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予告しないで

予告しないで

 詰め込み型の教育を受けてきた僕は、勉強とは新しい知識を獲得することだと思っていました。端的にいえば、覚えることです。歴史の出来事はもちろん、算数・数学だって公式を記憶して、それをどうやって当てはめるかを工夫することだと感じていました。
 だから、一部を除いて自分の関心のないほとんどの勉強は、面白みがない行為でした。

 けれど、近年ちょっとずつその認識が変わりつつあります。自分の直感や疑問を検証

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テツガクマナブ

テツガクマナブ

 哲学に関する本を読み始めています。

 小難しいことを語っているものが哲学だとずっと思っていましたし、突き詰めていくとその壁にぶつかるのかもしれませんが、概要を知るためにはいわゆる入門書の類が結構たくさんあります。比較的優しい言葉で翻訳してくれているので、意外に読みやすいです。

 なんで哲学に興味を持つようになったのかといえば、それは自分の問いが関係しています。生きていると様々な疑問が湧いてき

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早寝早起き

早寝早起き

 日の出が早いのを良いことに朝方にシフトしています。
 毎朝7時にはベッドから抜け出せるよう、寝る時間を早めて、起きる時間を少しずつ早くしています。今のところ順調に進んでいます。

 おかげで、午前中に毎日の習慣を済ませられる日が増えています。実際の活動時間はさほど変わっていないはずなのに、なんだか有意義に使えている実感があります。

 生活習慣を整えることは健康で過ごす上で重要なんですけど、整え

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ん?

ん?

 先日、通り雨が降ってきた時がありました。
 雨足が強く、傘も持っていなかったので、雨宿りがてらにカフェに入りました。
 僕は窓側のカウンター席に座りました。しばらく読書していた僕がふと目を上げた瞬間、「ん?」と思いました。その店は通りに面していて、ガラス張りの窓からは通行人の往来がよく見えます。

 最初、自分がなぜ違和感を覚えたのかわかりませんでした。
 しかし、よく見ていると傘を差して歩いて

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わかりづらさと二人三脚

わかりづらさと二人三脚

 読書熱が高まっていて、漫画や実用書、哲学書まで幅広く読んでいます。最近小説はあまり読んでいないですが、積読がある程度消化できたら小説にも取りかかりたいです。

 そんな中で読んだ漫画で、『ケーキが切れない非行少年たち』があります。
 少年院にやってくる非行少年少女の中には、障害を抱えている人達もいて、その人たちに光を当てた物語です。

 読んでいて、とても心がざわざわしました。それと同時に奇妙に

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びっくりな寿司

びっくりな寿司

 10年ぶりくらいに回転寿司に行ってきました。

 僕の記憶の中では、回転寿司って、とにかくたくさんの皿が回っているという印象でした。基本的にはレーン上のものを取り、自分の望む品がないと、キッチンに頼むのです。
 しかし、現代のチェーン回転寿司屋ではランダムに寿司は回っていませんでした。タブレットで注文したら、それだけがレーンに乗ってやってくる。それ以外は他の卓の寿司かワサビなどの薬味ばかり。もう

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溜めない

溜めない

 なんだか作業が捗らないと思う日が続いていました。
 それが昨日から、面倒で溜めていたことを片づけ始めたら、一気に手が動くようになりました。

 あれもこれもと頭の中で引っかかることが多いと、目の前のことに集中できません。僕はどちらかといえば、後回しにしてしまうので、意識的に手間な作業から取り掛かる必要があるなと思いました。

 それは仕事に限らず、人間関係についても言えることだと思います。その場

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『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』

『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』

 僕は失敗することは大事だなと思っていました。
 失敗から学ぶことで、よりよくなっていく。失敗を過剰に恐れる気持ちや失敗を許さない風土があると挑戦しなくなってしまうので好ましくないです。

 ただ、積極的に失敗をしようと言えない自分がいました。というのも、同じ失敗を繰り返す人がいるからです。あるいは、僕自身も自分の気づかないところで同じようなパターンを繰り返している可能性もあります。

 ただ失敗

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後手

後手

 色々なことが後手に回ってしまっている感じがあります。
 あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと思いながらできていなかったり、申し訳程度に進めている状況になっています。

 手を広げすぎた感があるのかもしれません。とはいえ、なにもしなければ進展もありません。だから、1つ1つ着実に手をつけていくしかありません。

 特に手続き関連が溜まっているので、まずはそこから取り掛かります。こうして宣言することで

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虚像と手の内

虚像と手の内

 物語の主人公みたいに、危機に瀕して謎の力に覚醒できたら良いなと思ったことが何度もあります。けれど、現実に起こるのは、せいぜい咄嗟の閃きがある程度で、物事を一瞬でひっくり返すことはほぼありません。

 だから、僕達は今あるもので生きていきます。
 自分にないものをあるように見せても中身がスカスカだし、そのうち手に入るものは今は役立ちません。

 ないものを見つめるのではなく、今なにがあるか、なにが

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