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Ma propre essence 私らしさ
夫が関わっているプロジェクトの1つが、5年目を迎えてのちょっとした会議をするのにあたって、各自、ちょっとした祝アペロを彩るひと皿を持ち寄らないといけないので、何か簡単なものでいいので頼めるかなと言ってきた。
別に私が作らないといけないわけではないけれど、我が家では、それがごくごく普通の習慣で、基本的に夫が職業に集中しやすいように、家庭のことは私が(いわゆる)ワンオペ。(その上で、私も折々仕事を持
Zero gaspi フランス🇫🇷人は余ったバゲットを捨てない
日本人がごはんの一粒をも大切に食べるように、
フランス人は余って硬くなってしまったバゲットを捨てない(人が目立つ)
というわけで、郷に入ればの習慣になったひとつはgâteau du pain パンのケーキ。
チーズフォンデュにするくらいに小さく切ってボウルへ。牛乳や豆乳(今日は豆乳)をひたひたにかぶるくらい入れてきっちり吸わせたら、溶き卵と混ぜる(バゲット半分以下なら1つ、3分の2ぐらいあれば
A TABLE! 普段着の食卓:ヤギのチーズ
南仏産ヤギのチーズは、日を追うごとに熟成が続くから、味も香りもどんどん変わるのが特徴ヴァカンスの時には、日々、お料理との相性を考えたり、自分好みの食べ頃を待ったりを選ぶ愉しむ余裕もあるけれど、ふだんの日には、そうもいかない。
作りたて間もないフレッシュなタイプを買ってきて、小瓶に少しずついろいろマリネしておく。サラダですぐ使うにも便利だし、食後にちょこっとパンに添えるのにも。
我が家では、息子
Caviar d’aubergines / Eggplant caviar 茄子のキャビア
初めてこのディップを口にしたのはロスアンジェルス(でも南仏名物料理)シェリー酒、クラッカーと共に小さなトレイで手ずから用意してくれたのは父が長年一緒に仕事していた(日本在住の)米国人のフィアンセで(どちらも会社経営者だったので本拠地は変えられず、壮大なスケールの遠距離恋愛に感嘆させられた)レストランでの食事に誘ってくれて、予約までまだ時間があるからと自宅で食前酒しましょう、と。
地味な色合いの
ルバーブを煮るだけ、な“紀州南高梅風味のペースト”
6月の声を聞いたら途端に、いきなりグンと気温が上がるフランスなので、テーブルに並ぶものもガラリと変わる。
喉越しというか口当たり嬉しいのは、酸味のあるもの冷たいもの。
在仏邦人申し送り事項(SNSのない時代から、先人の知恵は語り継がれているから)でよく知られる(重曹入れ茹でパスタでの)なんちゃって冷やし中華や、ルバーブを煮詰める梅干しペーストもどきは、手間も時間もかからない。
いろいろ言われ
フランスだからって甘いデザート菓子必須ってわけじゃない: 食後におすすめしたい《PRUNE DATIL》 南仏🇫🇷特産プティ・プルーン
一見、大粒の葡萄みたいなこのくだもの。
でも、皮を剥くとグリーンではなくて薄茶色。Plune datilという名前の小さなプルーンで、とっても甘くてジューシー(と葡萄に似ている味わいだけれどプルーン独特のこくがある)。
南仏名産とはいえ、数量はそう多くないので、まだそんなに出回っていない。パリから南下してきていた夫の両親も、知らなかった(…実はそう思って用意していた)。
食後に赤ワインと一緒
《ハーブなしには始まらない》南仏🇫🇷の美味しい暮らし① : SAUGE ANANAS 【地中海地域名産】パイナップルセージ
フランス暮らしは《ハーブなしには始まらない》美食といえば…なフランスだけれど、家庭料理は案外シンプル。地域によって様々な郷土料理もあって、それがヴァカンス滞在の楽しみだったりもする(フランスの学校は7月早々学年修了で9月の始業までが夏休み。祖父母や家族と別荘や貸し物件で長いこと過ごす例は少なくない)。
南仏、とくに地中海に面した街ではヴァカンス・シフト(と勝手に名付けている)な暮らしが愉しめる