Kimiko Botti / ボッティ喜美子

#海外在住 #パリ#南仏 で #子育て パリCDG空港でお互い搭乗便が遅延してて出逢っ…

Kimiko Botti / ボッティ喜美子

#海外在住 #パリ#南仏 で #子育て パリCDG空港でお互い搭乗便が遅延してて出逢ったパリジャンと再会約束〜南米🇦🇷転勤を機に結婚出産〜🇫🇷帰任 単身赴任やワンオペ、女子会も旅行も…母で妻でも自分らしくいられる仏マダム達と早23年 写真は顔の履歴書:左上1999-右下2022

マガジン

  • フランス🇫🇷家庭料理のちょっとしたコツ(&レシピ)

    暮らしの匂いそのままに、普段着の食卓とちょっとした名物料理のコツ、シンプルご馳走レシピなどなど…

  • LIFE 【“私”の成分表示】幸せに敏感に・意地悪に鈍感に

    外国に旅行や滞在するのは大好きな一方で、東京以外の土地ではゼッタイに暮らせないと思っていたのに、結婚したパリジャンの転勤先の南米で出産しフランスで子育てし…嫁姑問題も離婚話もふつうにあったり、人種差別に憤ったり、それでも、良妻賢母で鬼嫁でマダム然として暮らす私の成分表示、です。 日本で生まれ育って経験してきた全てのこと、南米ブエノスアイレスでの3年が、フランス暮らしで凛とできるプライドの礎で、早逝した父の遺してくれた生き方の美学・仕事の哲学が、ブレずにいられるエッセンス。 一人息子が18歳(フランス的には)成人して、ひと区切り。 私の幸せの素となっているあれこれ、など綴りたいと思って…

  • フランス🇫🇷暮らしの雑学

  • 海外で子育て: フランス🇫🇷教育事情

最近の記事

笑顔は人を幸せにする : “一流”の笑顔

自転車は大好き。 20数年前、東京で乗っていた、ちょっとくすんだオレンジ色の細身の“愛車”を置いてきてしまったことは、ちょっとした後悔の1つ。(同じ色形を見つけられないままなので) この頃は、公的レンタル自転車もそうだけれど、どっしりしたタイトが主流なので、めったに乗る事は無いけれど、やはり見かけるとじーっと見てしまう。 ポンヌフ前のシュヴァル・ブランホテルのエントランス前に並んでいたこの自転車たちは、遠目になんだかポニーみたいで、とてもチャーミングだったので、近くで見

    • 笑顔は人を幸せにする: 人気のパン屋さんLa Maison d'Isabelle

      今朝、7時半に、パリ5区のMaubert Mutualiteで、人と会う予定があった…と言っても、物の受け渡しとちょっとした確認事項だけだったので、実際に要した時間は10分ほど。 平日は、朝食は摂らないでコーヒーだけの習慣は、東京で、忙しくしていた頃からなものの、すぐ目の前のパン屋さんのいい匂いには吸い寄せられる…しかも、行列もしていない。 そう、このLa Maison d’Isabelleは、2018年にクロワッサン全仏ナンバーワン受賞したので、いつの間にか各国のガイド

      • パリの近況: 夜空に浮かぶ聖火

        2024年7月29日: オリンピック開会式から3日後、20時過ぎに友人たちから、 「カフェでアペロして暗くなるの待って 聖火見に行くんだけど、一緒にどう?」とSMSが来た場所から偶然300mほどのところにいたので合流した。 なかなか日が暮れなくて2時間ほど、セーヌ沿いのカフェテラスでアペリティフしながら、空の色が変わっていくのを楽しんだ。 そう、聖火台は気球とともに、毎夜、夜の帳が降りると(午前2時まで)空に昇る。遠くからでもその姿は見えるけれど、できればすぐ下で見たいも

        • Ma salade niçoise 愛しのニース風サラダ

          うんと久しぶりに、Salade nicoise ニース風サラダを作った。私スタイル、の(とわざわざ付け足すのは、これは正確な伝統的レシピではないってわかっているから) うんと昔、ブログに載せたら、それは違う!と指摘があった。プロ料理人の方たちとっては、正式な具材はこうで味付けは…という指針があるから。 国境を超えた途端に、同じ料理でも名前が異なるのはしばしばあることで、一方で、同じ料理名でも、具材が全然違ったりするのはよくあること。ブイヤベースだって、そう名乗っていいと憲

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        • LIFE 【“私”の成分表示】幸せに敏感に・意地悪に鈍感に
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        • わたしのパリ
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          26本
        • 海外で子育て: フランス🇫🇷教育事情
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        • マルチリンガルの育て方
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        記事

          BENTOs フランスの食卓へようこそ 🇫🇷:愛妻弁当フレンチスタイル

          フランスの食卓へようこそ 🇫🇷 愛妻弁当フレンチスタイル 外食もテイクアウトも高いし、野菜も不足しがちなフランスなので、夫がオフィスで昼食を摂れるときは出来る限り手作りしている。 BENTOも、すっかりそのままフランス語で定着 していて嬉しい限り。 …写真整理も兼ねて、備忘録。

          BENTOs フランスの食卓へようこそ 🇫🇷:愛妻弁当フレンチスタイル

          Ma propre essence 私らしさ

          夫が関わっているプロジェクトの1つが、5年目を迎えてのちょっとした会議をするのにあたって、各自、ちょっとした祝アペロを彩るひと皿を持ち寄らないといけないので、何か簡単なものでいいので頼めるかなと言ってきた。 別に私が作らないといけないわけではないけれど、我が家では、それがごくごく普通の習慣で、基本的に夫が職業に集中しやすいように、家庭のことは私が(いわゆる)ワンオペ。(その上で、私も折々仕事を持っているし、そういう時は、家事育児は予め外注して乗り越えた…は、長くなるので、そ

          はしご献杯:そして、父からの贈り物

          異国暮らしをしていると、心の距離も比例するというのか、気の合わなかった妹とはすっかり犬猿の仲になっていて、実家の母とも過ごせなくなって久しい。 だから、早逝した父への挨拶は、菩提寺のお墓を訪ねて。今回の長い一時帰国は祥月命日までいることにしていたので、母や妹達と顔を合わせても、そうならなくても、やりきれない思いになる気がして、女友達に献杯に付き合ってもらえないかと前日に思い立って頼んだのに快諾。 紅葉が遅かったおかげで、なんともニュアンスある色合いの樹々に包まれて精進ラン

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          ご褒美時間

          ずっと書きそびれていたけれど、もうどこから書いたらいいのか…カテゴリ別に整理整頓しないといけないかも。 2023年は、瞬く間に様々なシーンを越えてきた。年が明けた瞬間には想定もしていなかったけれど、私は今年はうんと久しぶりに日仏を2度往復し(まだ2度目の一時帰国中が終わってないけれど)、年の3分の1 (4ヶ月)を日本で過ごしてた。 きっかけを作ってくれたのは、息子。グランゼコール3年生の彼が、日本でのインターンシップと交換留学を実現してくれたからで、取り急ぎ先乗りして6月早

          SAC PLIAGE LONGCHAMP, J’ADORE 🇫🇷ロンシャンのプリアージュバッグは🗾日本旅行でインスパイアされて生まれた…ってご存知でした?

          ONE OF MY FAVORITES PLACE IN PARIS : LONGCHAMP 人生のプライオリティ: 好きなのは『ひと』 人生のプライオリティ…なんていうと大袈裟に聞こえちゃうかもしれないけど、日々の暮らしの中で、自分自身にとっての優先順位を知っておくのって大事だ。 『幾つ』より『どれを』出来たかで、達成感は随分違うもの。 そして、たとえば、食事なら『何を』より『誰と』と同じように、買い物なら『どこ(の店)で』より『誰(のいる店)から』 友人というわけ

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          CONSIGNES BAGAGES 手ぶらでパリ: 出張ビジネスマンもパリジャンも御用達 コインロッカー自由自在

          意外と知られていないのがわかったので、パリのコインロッカー事情…など。 たとえば、Gare de Lyon パリ・リヨン駅。 (パリなのにリヨン駅という呼称はとても紛らわしいけれど、パリには長距離鉄道の終着駅が4つあって、それぞれ名前が付いている)リヨン駅は、主に南フランスやイタリアやスイスなどの隣国との特急列車の始発(で終着)駅。東京の上野や新宿・東京・品川みたいに新幹線(TGV)の互換性がないのが少々不便で…そんな話は、また改めて。今日は、パリ・リヨン駅に着いて、その

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          Le Grand Contrôle : ② 予約で気をつけるべき3つの大事なこと

          ヴェルサイユ宮殿の敷地内…とはいっても、位置的には、庭園の向こうの噴水のさらに奥(何しろ広大だから)。ここから徒歩だと、ちょっとした距離。 ホテルAirelles Chateau de Versailles, Le Grand Controle は住所が宮殿と異なるし、メインゲートは大通りに面している。車寄せがあるので、宿泊客は、そちらに直接向かえばいい仕組み。 私は中からでもアクセスが簡単だと思っていたので、最寄駅から徒歩で宮殿に向かったけれど、それらしいものは見当たら

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          Le Grand Contrôle : ① Canapé du 18e siècle 18世紀のソファの座り心地

          昨年初夏から遡って… Covid2019でロックダウンだった2020年を経て、2021年のフランスは、まだまだマスクの着用が義務付けられていたり、ワクチン接種証明がないと列車やカフェが利用できなかったりと不自由ながらも、建設中だったラグジュアリー施設やホテルが立て続けにオープンし始めて、華やかな初夏になった。 口火を切ったのは、ヴェルサイユ宮殿の敷地内に鳴り物入りで6月早々にオープンしたホテル・Airelles Chateau de Versailles ≪ Le Gra

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          The Marseille百景 ≪ in Stillwater ≫: マット・ディモンの映画で改めて“聴こえた”マルセイユ

          東京で友人がマット・ディモンのマルセイユ舞台の映画を観てきたけど、ザ・マルセイユという感じだとFBコメントがあったので、 夫と週末にオンデマンドした。 2019年頃ロックダウン前に撮影されていたはずで、マット・デイモンを見かけたという話はそこここで出ていたけれど、映画館もずっとしまっていたし、公開が遅れに遅れたこともあって、すっかり忘れていた。周りで、誰かがこの作品を観たとも聞いていなかった(映画や書籍やイヴェントの意見交換はよくある)。 「どうせ、いつもの荒れた感じで

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          幸せに敏感に、意地悪には鈍感に。

          週末まとめ買いした食材を、捨てるところほぼなく使い切って調理し終えた瞬間いつも、満ち足りた気持ちになる。私にとって、料理は頭を使い、同時に空っぽにリセットする作業で、ロックダウンの時は特に、これが生き甲斐みたいなものだった。アパルトマン暮らしなので、コンポストはしていないし、エコロジーというよりは単純にささやかな達成感。 サスティナブルだとかSDGsという言葉が急に声高に聞こえ出して久しいけれど、“皆一斉にこうしよう“というパターンには違和感しか覚えない。ライフスタイルは人

          幸せに敏感に、意地悪には鈍感に。

          ヴァカンス日記: 小石を売る少年

          小さな芸術家の作品を買った。 フランスとスペイン国境の麓の、初めて訪れた小さな海辺に滞在して数日経つ。ディナーに向かう道すがら、海沿いのアパルトマンの植え込みの端に、子どもの手のひらサイズの平べったい石に絵が描かれたものが並べられて、値段がついていた。 小さな男の子が、傍に静かにじっと立っていたので、フェンス越しに「これは君の作品なの?」と尋ねた。 ひと息飲み込んで、目をキラキラさせた少年は、ハキハキと「そう、こっちはお姉ちゃんの。こっちは僕が書いたの」 そういえば、

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          🇫🇷アペロ新時代:外飲みの愉しみ

          Apéro tendance 「とりあえず、ビール!」な時代がやってきた。 アフター5(という言葉はもう使わないのかもしれないけど)に軽く一杯。 めいめいが自分の飲みたいものを自分の量で楽しめる(お水だけの人も)。ハム、ソーセージやチーズの盛り合わせをシェアしたり、ピザを頼んだり、軽いアペロもディナトワーも楽しめてしまう。 思いついたら、時間が空いたら声を掛け合うだけ。準備も後片付けも要らない。 フランス人は家に招き合うのが習慣で、仕事帰りの1杯とか一緒にレストランに繰

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