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Ma salade niçoise 愛しのニース風サラダ

うんと久しぶりに、Salade nicoise ニース風サラダを作った。私スタイル、の(とわざわざ付け足すのは、これは正確な伝統的レシピではないってわかっているから)

うんと昔、ブログに載せたら、それは違う!と指摘があった。プロ料理人の方たちとっては、正式な具材はこうで味付けは…という指針があるから。

国境を超えた途端に、同じ料理でも名前が異なるのはしばしばあることで、一方で、同じ料理名でも、具材が全然違ったりするのはよくあること。ブイヤベースだって、そう名乗っていいと憲章で認められている店は、マルセイユに数軒だけだけれど、南仏なら(なんなら北フランスでも)、ずいぶんあちこちでメニューに見かけるし、アレンジが加えられていて、それを売りにしていたりもする。

お味噌汁やお雑煮が、土地の数だけ、家庭の数だけ異なるレシピがあるように、私はこれからも、自分の(暮らしてた頃の思い出と重なる)ニース風サラダを楽しんでいきたい。

ゆで卵とツナと黒オリーヴは伝統通りだけれど、サラダだけじゃなくじゃがいもといんげんも必ず入れる(のは、栄養と腹持ちを考えて)、トマトやラディッシュやキャロットラペもあれば入れる。

そうして、Sauceドレッシングは、その時々によって、フレンチだったり、イタリアンだったり、和風だったり。
1番よく作り置きしているのは、夫のおばあちゃんのレシピのフレンチ、そして、高校時代、よく寄り道してた店のオマージュ、だし醤油ベースで辛くないすりおろし玉ねぎたっぷりのサラダオイル仕立て(フランス人たちにも評判いい)。

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