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COVID-19 パンデミック初期のMITでの動向と家で研究をすること [人工知能学会誌35-4より]
MIT Media Labの中垣です。本記事は、人工知能学会誌Vol.35 No.4のグローバルアイというコーナーに寄稿させていただいた文章を転載する。なので、硬めの文章にはなっているが、noteの型式の方が多くに見てもらえるだろうとも思い、この記録を忘備録的に留めておく。
これは、2020年5月中旬に寄稿した文章。この後にBLMや米学生ビザ騒動などが起こるわけだ、、次章も気が向いたら。。
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【シリーズ:研究とクリエイティビティを図解する #1】"What is ‘Contribution’? How to Do Research? ” Part 1/3
*このnoteは、僕のMediumの英語の記事をDeepLを用いて翻訳して、多少(5%ぐらい)手を加えたものです。変な日本語・リンクなども不完全ですが、ご許容を。
MITメディアラボ博士課程5年の中垣拳です。ヒューマン・コンピュータ・インタラクションとインタラクション・デザインの分野で、形状を変えるディスプレイやデバイスなど、ユーザー・インターフェースの未来に関連した研究を行っています。研究内容
#homelab のすすめ - 家で研究をするために '作る編'
MITメディアラボの中垣拳です。
新型ウイルスの影響で、アメリカは3月中/下旬より外出自粛要請が広がっています。MITでも学部生の強制退去・ラボの閉鎖など3月中旬から急激に状況が変化しました。その流れはTwitterのモーメントにまとめています。
上のモーメントで記している通り、ラボの閉鎖が決まってから、 #homelab というハッシュタグを使い、「いかに家をラボ化するか?」という事をを考え
3Dプリントとチャーシュー作りを同時にしたら新しい'マイクロ'なワークライフバランスになってた(気がする)話 #homelab
こんにちは、MITメディアラボの中垣です。博士課程の学生として、3Dプリンタや電子工作でアイデアやコンセプトを試作・実装するなどして、日々研究に勤しんでます。研究ポートフォリオはこちら。
今回の新型ウイルスにより、マサチューセッツ州は、3/24から外出禁止が始まって2週間ほど。ラボでの作業をどう家でやるか?家をどうラボ化するか?みたいなことを考えながら家で研究を推進しています。3Dプリンタも2,
ML Shenzhen 2018 [後編] - 'ラボ'と'工場'を、'実装すること'を尺度に地続きで繋ぐ研究のあり方 -
(嗚呼…前編を公開してから半年以上が経ってしまったし、深センに行ってから一年…遅筆どころではない。。。)
前編のnoteでは、MIT Media Lab(ML)の研究プロジェクト、ML Shenzhen(研究者・学生を1ヶ月深センの工場に派遣し、現地で研究を進めるという実験的な新しい研究のアプローチ)について、参加者としての主観的な視点で取り組みの概要を紹介した。
今回の後編では、研究者が工場
アウトプット欲・伝えたい欲を育てる
ものを作ってる人たちのみなさん、なんのためにものを作っていますか?
論文を通すため?
自己表現のため?
自らの知的好奇心を満たすため?
何かビジョンを達成するため?
誰かを幸せにするため?
困っている誰かを助けるため?
誰かを笑顔を見るため?
教授・上司を満足させるため?
お金を稼ぐため?家族を養うため?
それとも、、純粋に楽しいから?
まあいろんな理由があるかとは思うのですが、この前ラボの同
ML Shenzhen 2018 [前編] 'Research at Scale' 中国、深センの工場 で/と 研究をすること
MITメディアラボでHCI研究者・PhD学生をしている中垣拳です。(*MITメディアラボ自体の研究環境と試みについて以前企画でMediumに書いた記事はこちら)
このnoteでは、深センの工場で研究をするメディアラボのプログラムに参加した経験が素晴らしかったので、その経験を記録・共有するために記す。
簡単に言うと、普段研究室にこもって研究を進める研究者・大学院生たちが、中国に飛んで現地の工場