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育児のこと

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2020年10月の記事一覧

空はだれが掃除したのか

空はだれが掃除したのか

こんにちは。

娘の目のつけどころが、実は脇役志向なんじゃないかと疑い始めた矢先。ずらっと並んだアンパンマンのキャラクターたちの中から、「これにする!」と選んだぬいぐるみは、『赤ちゃんバイキンマン』でした。くそー、かわいいやつ。

さて、秋晴れの日に空をみあげると、まさに雲ひとつない青空が広がっていた。娘がそれをみて、「くもがぜんぶないよ!」と教えてくれた。「ほんとだね、きれいだね」と返す。すると

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愛しき裸ん坊

愛しき裸ん坊

こんばんは。

毎晩のお風呂上がり、パジャマ着るのを嫌がって、キャッキャと裸ん坊のまま走り去るわが子を追いかけ回しているのですが、なにか簡単に捕獲する策はないでしょうか。

さて、そんな裸族と化したわが子に溜め息をついていたところ、ある先輩から「小さな子供には、まだ社会性が備わっていないから、恥ずかしいという概念はないんだよ」と教わりました。

へー、そうだったのか。じゃぁ、「裸ん坊のままじゃ恥ず

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オカンはこういう気持ちだったんだなぁ

オカンはこういう気持ちだったんだなぁ

こんにちは。

昨晩は綺麗な半月がみえていて、娘を抱っこして「ほら」と教えたら、「さわりたい!」とのリクエスト。かわいすぎるやろ!と思いながら、「ママの抱っこじゃ届かないから今度パパにお願いしてみようね」となだめました。

そんな、かわいすぎる娘(親バカ)は、ときに憎たらしさも増してきた。YouTubeでお気に入りの動画に集中してる姿をみて、こちらは「しめしめ、今のうち」と手があいている隙に掃除機

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負けたふりして勝ちたいこと

負けたふりして勝ちたいこと

こんにちは。

いつまでできるかな。もう、そろそろ卒業かな。いや、でも、できなくなるのは寂しい。そうだ、鍛えよう!がんばるぞ!っていう気持ちで、今日も13キログラムを「抱っこ」させていただいております。

これは、イヤイヤ期あるあるなのか、いつまで続くのかも分かりませんが、ここ最近、着替えのお手伝いは「パパがいい」、歯磨きのお手伝いは「ママがいい」と、勝手に指名制をとりはじめた娘。

こちらの段取

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雨の日も悪くないと思えるか

雨の日も悪くないと思えるか

こんにちは。

若い頃は、センチメンタルに「雨の日も悪くない」なんて思っていたし、いまも個人的には、雨の匂いが好きだったりするのだけど、子育ての日常では、そんなこと考える余裕がなくなるっていう話です。

雨の日の保育園の送迎は、親にとっては試練の連続。抱っこ紐におさまってくれていた頃は、何の苦もなかったのに、「雨」「傘」「水たまり」すべてが親の敵。

急いでいるときに限って、「カッパ着たくない」か

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子供だましに憧れる

こんばんは。

“魔の2歳児”とはよく言ったもので、突如として現れるイヤイヤの地雷を踏みさえしなければ、2歳前後の幼児は、大人を魅了してやまない呪文を数々唱える魔法使いだと思う。

保育園の帰り、自宅の玄関をあけるとき、いつからか娘に「ひらけ~ゴマ!」と呪文を唱えてもらうのが恒例となった。

右手を振り上げ、「ハッ」と扉に魔法をかける素振りに合わせて、わたしが扉を開ける。まさに“子供だまし”なのだ

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子供との会話は暗号だらけ

子供との会話は暗号だらけ

こんにちは。

運動不足のせいか、もう自分の一歩の距離感すら忘れて、扉に肩や腰をぶつけることが増えた気がする今日この頃。うん、いま、運動不足のせいにしたけど、歳のせい、って知ってる。はい、みなさん、お元気ですか。

赤ちゃんの頃から、親は子供と意志疎通することに神経を尖らせる癖がついていて、いつしか子供が発する暗号を読み解く技を手に入れる。

例えば、うちのイクメンに娘のお迎えを任せた日、寝かしつ

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知らない子供と知りすぎた大人

知らない子供と知りすぎた大人

こんにちは。

最近になって、チョキの指を上手にできるようになった娘。何かと「2才」をアピールしてきます。先日、「ママなんさい?」と聞かれ、真面目に答えたら、「2さいでしょ!」と念押しされました。いやいや、さすがにそこまでサバ読むのは、もう罪以外の何者でもないわ。

さて、もう、今日は親バカ丸出しは承知のうえで、子供の表現は、かわいいったらありゃしないの応酬だと思うことを書きます。

雨の日に長靴

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「できない」を「できる」に変える余裕

「できない」を「できる」に変える余裕

こんにちは。

雨が続いて洗濯物がたまってるときに限って、「ピンクのズボンがいい!」と、洗濯待ちの服をリクエストしてくる娘。会社の上司よりも、痛いところをついてくるのが上手い。そのスキルの養い方、ぜひ教えていただきたい。

さて、うちでは、時にイクメンを気取りながら、パパも積極的に娘に絡んでくる。二人のやり取りを見ていると、わたしとは違う接し方の中に、ハッと気づかされることも多い。

例えば、娘が

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娘が使う言葉に学ぶ

娘が使う言葉に学ぶ

こんにちは。

控えめに言って、食いしん坊の娘。好きな言葉は、「おかわり」。趣味は、「つまみ食い」。特技は、「おいしいかどうか見分けること」。将来のわが家の食費が心配です。みなさん、ご機嫌いかがですか。

昨日の夕食時、ふいに「いつも、ごめんなさーい!」と言って娘が笑った。「へ?」と思いながら、「なにそれ?どこで覚えたん?」と尋ねる。でも、それには答えず、ニコニコしながら、また「いつも、ごめんなさ

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大人の都合という壁を乗り越える方法

大人の都合という壁を乗り越える方法

こんばんは。

散らかった部屋をみて、「あぁ、またこんなに散らかして...」と思うか、「わぁ、今日も元気に遊んでくれて良かったー」と思うか。できることなら、後者の思考ができる余裕を持ちたい。

と、願うばかりで現実は厳しい。毎日全力で「おかたづけの歌」を独唱しながら、次から次へとオモチャをひっくり返すブルドーザーと化した娘の後ろを追いかけています。みなさん、ご機嫌いかがですか。

さて、「延長保育

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小悪魔的なやつ

小悪魔的なやつ

はじめまして。こんばんは。

釣れたばかりのハマチのように、ピチピチと腕の中で跳ねる娘(俗に言う“魔の2歳児”)を連れて(というか抱えて)、汗だくになりながら帰る。そんなワーママの日常を書き留めておきたいと思い、noteを始めました。

やっとの思いで家にたどり着き、「自分でお靴脱いでね」と娘を玄関に下ろしてから、スーパーのお惣菜を皿に並べ、冷凍していた子供用のおかずをレンジに放り込む。途中、「お

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