![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36761793/rectangle_large_type_2_83630f0b4a2bbbf8f75451f9bf19b919.png?width=800)
Photo by
maki_memo
子供との会話は暗号だらけ
こんにちは。
運動不足のせいか、もう自分の一歩の距離感すら忘れて、扉に肩や腰をぶつけることが増えた気がする今日この頃。うん、いま、運動不足のせいにしたけど、歳のせい、って知ってる。はい、みなさん、お元気ですか。
赤ちゃんの頃から、親は子供と意志疎通することに神経を尖らせる癖がついていて、いつしか子供が発する暗号を読み解く技を手に入れる。
例えば、うちのイクメンに娘のお迎えを任せた日、寝かしつけながら、「今日の晩ご飯は何食べたの?」と訊く。すると『なのまきとー、ゆうなたべた。えままめはー、ちょっとたべて、いらないってゆったの』と暗号文が発せられる。
なのまき=納豆巻き、ゆうな=ウインナー、えままめ=枝豆。今でこそ理解できるようになったけど、「ゆうな」に正解を出してもらうまでに、何度「ちがーう!」の札を挙げさせたことか。ほんとに、その節はすみませんでした。
ほかにも、『いらない』は「いる」だったり、『食べない』は「食べる」だったり、恋愛中に彼氏を困らせたがる乙女かってくらい、“わたしのこと分かってよ!”と暗号を吹っ掛けてくる。
で、いま、この話をどうして終えようかと、「どうやって締めたらいいと思う?」と無茶振りぎみに娘に助けを求めたら、ちょっと考えて、おもむろに窓のカーテンを閉めてくれた。ふむ。おそらく、アレを使えという暗号指令だな。
はい、『閉店ガラガラ』。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?