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オカンはこういう気持ちだったんだなぁ

こんにちは。

昨晩は綺麗な半月がみえていて、娘を抱っこして「ほら」と教えたら、「さわりたい!」とのリクエスト。かわいすぎるやろ!と思いながら、「ママの抱っこじゃ届かないから今度パパにお願いしてみようね」となだめました。

そんな、かわいすぎる娘(親バカ)は、ときに憎たらしさも増してきた。YouTubeでお気に入りの動画に集中してる姿をみて、こちらは「しめしめ、今のうち」と手があいている隙に掃除機をかける。すると、しばらくして、『なんか、きこえなーい』とクレームをいただく。

オモチャで遊びまくって、そのままウトウトしはじめた休日の午後。娘をかかえてベッドへ移動し、こちらも添い寝して昼寝落ち。先に起きた娘が寝室を抜け出し、もどって来るなり、『なんか、ちらかってるよ!』との報告。思わず、「散らかしたんはアンタや」とツッコミたくなる。

まったく、親の気持ちを考えずに自由にしてくれる。なんて、すっかり親目線なのだが、誰しも記憶にあるように、漏れなく自分も、母親に同じようなことをしていた。

テレビみてるときに限って掃除機をかける母親に『オカン、うるさい!』。散らかった部屋をみて『たまには、片付けたら?』と。

あぁ、なんてこった。母親という生き物は、こんなにも時間がないことを知らなかった。こんなにも自分のことより子供を優先してくれていたことを知らなかった。いくら子供に憎まれ口をたたかれても、“ごめんね”と言って笑うしか、なす術がなかったことを知らなかった。

いま、知らなかったことを、娘が教えてくれている。これから、もっとたくさんの“オカンの気持ち”を少しずつ知っていくことになるのだろう。そのたびに、反省と感謝を繰り返し、母親を身近に感じることになる。

今度実家に帰ったら、オカンの掃除を手伝って、“ありがとう”を言いたいと思います。


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