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雨の日も悪くないと思えるか

こんにちは。

若い頃は、センチメンタルに「雨の日も悪くない」なんて思っていたし、いまも個人的には、雨の匂いが好きだったりするのだけど、子育ての日常では、そんなこと考える余裕がなくなるっていう話です。

雨の日の保育園の送迎は、親にとっては試練の連続。抱っこ紐におさまってくれていた頃は、何の苦もなかったのに、「雨」「傘」「水たまり」すべてが親の敵。

急いでいるときに限って、「カッパ着たくない」から始まり、まだまだ歩くだけで危なっかしいのに、「傘もちたい」とさらなる武器を装備する。次に、忘れてならない「水たまりの誘惑」。大きければ大きいほど、滞在時間が長くなる不思議。

そして、最後に、全身ずぶ濡れの装いで、もう一歩も動かないと覚悟をきめて放たれる、とどめの「抱っこ」。

雨の空をみあげ、「ジーザス」とか言いたくなる感じ。小さな子供をもつみなさんは、少なからず経験されていることでしょう。

でも、昨日のうちの小悪魔娘は、そこで終わらなかった。ずぶ濡れを抱き抱えて、歩くこと数分、「ああ、そろそろ腕が限界」と白旗あげる寸前。

突如、『ママすきー』ですって。

もう、なにそれ。ズルすぎる。まんまとその言葉に元気をもらって、無事に家までたどり着くことができました。

うん、雨の日も悪くない。


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