八木一馬🐴🙋‍♂️

八木一馬。北海道在住0歳児男の父。 森で3頭の馬と暮らしています。

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マガジン

  • 馬飼いの子育て日記〜人間のオスはどう子育てに向き合うのか〜

    北海道で馬羊鶏と森で暮らしながら、子育てをする。 子どもが生まれたことをきっかけに、人間の男性育児について考える。 人間という生命のオスは、どのように育児に向き合うのか?を日々の発見から記す。

記事一覧

固定された記事

お金があれば馬を買えても、お金だけで馬は飼えない。(Health,Hart,hand,head,Hokkaido)

2019年6月5日雨がどしゃどしゃと降る雨のガーデンに映える二頭のお馬さんがやってきた。 お母さん馬の白馬「きらら」と娘の黒馬「なな」。 この二頭はいわゆる挽馬(ばんば)…

働かない時代の馬の生きる道

最近考えていること。 主題にあるように、「働かない時代の馬の生きる道」 要は、馬が働くことに対する効率的な価値を見出せない時代に、いかに役割を見出し、生きていくた…

スマホを使えない若者たち。みなさんは、身体拡張してますか?スマホに使われる若者たち。

あと数日で、森の保育者養成講座。 これから、始めよう。今やっている人たちに何を感じてもらえるのか。 僕のわずかな経験値から伝えられることはそう多くはない。 イコロ…

手触り感と私的自己意識の拡大

ここ数週間、内外から研修や暇つぶしと称して、若者がファームに訪れ、滞在している。基本は、動物のお世話(餌やり、ボロ取り、乳しぼり、柵の修理など)と、この時期は樹…

集団的子育てとコミュニティのあり方

My best friend Kazuki Nodaとのインスタグラムでのやりとり。 かずきとは、かれこれ、3ヶ月くらい会ってない気がするけど、まあ問題ない。たまに、アンテナが触れた時、シ…

#今がCasochiの未来 #道東の未来

北海道のおじいちゃんたちは、「おはようございました」「おばんでした」と言う。 そう、常に今は過去形で表現されるのである。 そんだけ今を大切にしないとすぐに過ぎ去っ…

リーダーは経験のある母馬、みんなだよ。

MORIにやってきた先日、某森のようちえんのみなさまが森にやってきた。 圧倒的群れのリーダーと、それを支える仲間達。 とても素敵で、優しいみなさん。 今回の目的は、「…

八木一馬は馬か人間か

【はじめに】あけましておめでとうございます。 2020年から2021年の年越しは、馬と暮らし始めてから最長の3泊4日で実家に帰省しました。実家は、北海道オホーツクの網走市…

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森のワーケーションルーム

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森の暮らしとワーケーション

ワーケーション(ワーク+バケーション)というと、みなさんどういうイメージを思い浮かべるでしょうか。 バケーション、観光、サービスのイメージが先行し、そこで滞在す…

やっぱり、4人の子どものお母さんは群れのリーダーだった

最近、イコロの森に来たゲストの方と一緒に調馬索をしました。 その方は、多くのお子さんを育てる素敵なお母さん。 以前ここに書いたかもしれませんが、馬の群れのリーダ…

セルフキャリッジで広がる世界

突然ですが、馬というものは自分で動ける動物みたいです。 何を当たり前のことをいってるんだ!と言われるかもしれませんが、乗馬や馬搬を見ていたら逐一人間が合図して動…

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なな大好きクラブの差し入れ

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小学校で馬と一緒に園庭整備!

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朝起きたら馬に会いにいくという不自然な自然

僕はすっかり忘れてしまった気持ちなのですが、ゲストのみなさんは朝起きたらななにあいにいって良いですか?と聞いてくれます。 こんなにも、素敵な緑!THE北海道!!大…

「遊牧民になろう!」@ゲルテントアンバサダー

こんにちは。今回は、お知らせというか、これからこんなことをしたいよというお話です。 突然ですが、みんなで遊牧民になりましょう! 今年の3月にのりと勢いで買ったゲ…

お金があれば馬を買えても、お金だけで馬は飼えない。(Health,Hart,hand,head,Hokkaido)

お金があれば馬を買えても、お金だけで馬は飼えない。(Health,Hart,hand,head,Hokkaido)

2019年6月5日雨がどしゃどしゃと降る雨のガーデンに映える二頭のお馬さんがやってきた。
お母さん馬の白馬「きらら」と娘の黒馬「なな」。
この二頭はいわゆる挽馬(ばんば)と呼ばれる馬で、北海道開拓の時に改良されてできた、働く馬の子孫である。

・・・

時は、遡り2019年3月頭。大学卒業を控える時期。
「馬どうやったら飼えますか?」
「大沼に研修に行ったらいいよ!」「だいたい、10日間くらいなら

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働かない時代の馬の生きる道

最近考えていること。
主題にあるように、「働かない時代の馬の生きる道」
要は、馬が働くことに対する効率的な価値を見出せない時代に、いかに役割を見出し、生きていくための糧を得るのか。

かつて、馬は動力として馬車を引き、畑を耕し、人を乗せて走った。
時代は流れ、重機で畑を耕し、3c(カラーテレビ、クーラー、カー)の時代になった。馬は、時代の流れとともに、役割を失い、早く走るという美学の元に競馬という

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スマホを使えない若者たち。みなさんは、身体拡張してますか?スマホに使われる若者たち。

スマホを使えない若者たち。みなさんは、身体拡張してますか?スマホに使われる若者たち。

あと数日で、森の保育者養成講座。
これから、始めよう。今やっている人たちに何を感じてもらえるのか。
僕のわずかな経験値から伝えられることはそう多くはない。
イコロの森、動物たちから、何を感じとってもらうか、感じ取れるような環境を生み出せるのか、それが最大の役割だと思っている。

唐突ではありますが、最近の関心ごと、思考の軸にいるのは「身体拡張性」
みなさんは、身体拡張してますか?と融合性。

僕の

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手触り感と私的自己意識の拡大

手触り感と私的自己意識の拡大

ここ数週間、内外から研修や暇つぶしと称して、若者がファームに訪れ、滞在している。基本は、動物のお世話(餌やり、ボロ取り、乳しぼり、柵の修理など)と、この時期は樹液の採取などのルーティンワークをこなす。

それぞれのパーソナルがあるので、詳しくは書かないが、夜型、定型、指示待ち型、無思考、と色々あるのだけど。一番の驚きは感情を受け取らないということ。

何を言ってるのか?と思うかもしれないけど、

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集団的子育てとコミュニティのあり方

集団的子育てとコミュニティのあり方

My best friend Kazuki Nodaとのインスタグラムでのやりとり。
かずきとは、かれこれ、3ヶ月くらい会ってない気がするけど、まあ問題ない。たまに、アンテナが触れた時、シェアしたい話題があったときに、5分程度ダイレクトメッセージでやりとりする。
僕は、1秒くらいしか見ないけど、いつも目を通すかずきの投稿はこちらから
→野田かずきインスタ
instaは瞬間的、直感的な価値観の共有に

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#今がCasochiの未来 #道東の未来

#今がCasochiの未来 #道東の未来

北海道のおじいちゃんたちは、「おはようございました」「おばんでした」と言う。
そう、常に今は過去形で表現されるのである。
そんだけ今を大切にしないとすぐに過ぎ去ってしまうんだと思う。
そんな、.道東で僕は僕の知らない「Casochiの未来」を見てきた。

場所は、北海道滝上町。
町営のハーブガーデンから見下ろす景色はまさに渓谷の中にある隠れ里のような場所。もう、それだけでワクワクする。

ふと思う

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リーダーは経験のある母馬、みんなだよ。

リーダーは経験のある母馬、みんなだよ。

MORIにやってきた先日、某森のようちえんのみなさまが森にやってきた。
圧倒的群れのリーダーと、それを支える仲間達。
とても素敵で、優しいみなさん。

今回の目的は、「園舎設立記念」と「パンダ社長森のワーケーションルームにご招待」
森での暮らしを体験。

いつものルーティーンワークで、ナナのブラッシングと運動。
ちょっとした研修を兼ねて、馬型コミュニケーションのお話&体験。

さてさて、みなさま馬

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八木一馬は馬か人間か

八木一馬は馬か人間か

【はじめに】あけましておめでとうございます。
2020年から2021年の年越しは、馬と暮らし始めてから最長の3泊4日で実家に帰省しました。実家は、北海道オホーツクの網走市。

こんなにも、馬と離れて過ごす時間は、久しぶりでふと色々心に浮かんだので、noteに書き留めておくことにした。(あまり、まとまりのないメモ)

「無意識的なインプット①住処のにおい」
帰省中に、服を着替えるとふとたき火臭いとい

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森の暮らしとワーケーション

森の暮らしとワーケーション

ワーケーション(ワーク+バケーション)というと、みなさんどういうイメージを思い浮かべるでしょうか。

バケーション、観光、サービスのイメージが先行し、そこで滞在することの意義や何をするかみたいなところが抜け落ちているよねという話になりました。
従来の消費型の社会、一度きりの観光、マス受け、メディア映えができても、そこに長期滞在したくなる意味を見出せないとうまく波に乗れない気がする。

他方、森での

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やっぱり、4人の子どものお母さんは群れのリーダーだった

やっぱり、4人の子どものお母さんは群れのリーダーだった

最近、イコロの森に来たゲストの方と一緒に調馬索をしました。
その方は、多くのお子さんを育てる素敵なお母さん。

以前ここに書いたかもしれませんが、馬の群れのリーダーは経験のある母馬なのです。
調馬索は、ランド(丸馬場)の中心に、人が立って、その周りを馬がぐるぐる走っていく運動です。

と、簡単に書いてみるものの(過去noteにいろいろ書いてあります。)

実際に、やってみるとすごく大変。
大きな馬

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セルフキャリッジで広がる世界

セルフキャリッジで広がる世界

突然ですが、馬というものは自分で動ける動物みたいです。
何を当たり前のことをいってるんだ!と言われるかもしれませんが、乗馬や馬搬を見ていたら逐一人間が合図して動かしているように見えませんか?
そう、まるで車の運転のように。

実は、よい馬使いは馬が自分で考えて走る止まる動くを引き出せるみたいです。僕は、まだまだできません。

じゃあ、どうしたらセルフキャリッジを引き出すことができるのかというと、

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朝起きたら馬に会いにいくという不自然な自然

朝起きたら馬に会いにいくという不自然な自然

僕はすっかり忘れてしまった気持ちなのですが、ゲストのみなさんは朝起きたらななにあいにいって良いですか?と聞いてくれます。

こんなにも、素敵な緑!THE北海道!!大自然!!!
に泊まって、朝起きたらそこに馬がいるって普通じゃないですよね。
森に住んで馬と暮らしていたら、すっかり忘れていました。

でも、僕なりにその絶景に対してではなく馬の命を育むために毎日ノーアラームで起きれるようになりました。

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「遊牧民になろう!」@ゲルテントアンバサダー

「遊牧民になろう!」@ゲルテントアンバサダー

こんにちは。今回は、お知らせというか、これからこんなことをしたいよというお話です。

突然ですが、みんなで遊牧民になりましょう!

今年の3月にのりと勢いで買ったゲルテント。
これからの生活をどうしよう、ななとどう暮らしていくかと考えていた時に、「ゲルテント」、「ノマド」、「遊牧民」と素敵✨なうたい文句が。
これは買うしかない!とぽちり。20万円…(クラウドファンディングで安くなっていて20万円・

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