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リーダーは経験のある母馬、みんなだよ。

MORIにやってきた

先日、某森のようちえんのみなさまが森にやってきた。
圧倒的群れのリーダーと、それを支える仲間達。
とても素敵で、優しいみなさん。

今回の目的は、「園舎設立記念」と「パンダ社長森のワーケーションルームにご招待」
森での暮らしを体験。

いつものルーティーンワークで、ナナのブラッシングと運動。
ちょっとした研修を兼ねて、馬型コミュニケーションのお話&体験。

さてさて、みなさま馬とどんなコミュニケーションをするのでしょう・・・

ドーン

え、

馬がめちゃくちゃに走る
この人は、一体なんなんだ〜。

と思ったら

ピターン

と馬は止まる。

僕の少ない経験上ではあるが、ファーストコミュニケーションで馬とこんなにも意思疎通できたのは、中国の幼稚園児と鹿のハンターくらい。

実は、この人はこのグループではあまりリーダーシップを発揮するタイプではないみたい。
でも、ノンバーバルなコミュニケーションや安心感を与える母性を感じたのだと思う。

ミニレポート


今回も、個人の特徴がよく現れたとても面白いホースコミュニケーションとなりました👏
・ぐんぐんとパワーに溢れる人(広くみんなのことを見ているからこそ、馬に対してちょっとパワーが分散しがち)。周りが自立して、集中できる状態を作り出せるとgood!
・好奇心旺盛な裏に、繊細な心が見え隠れ。ここぞという時に、背中をグッと支えてあげると自信を持てるのかも!
・とてもとても丁寧なコミュニケーションで、安心感がある。少し、うまくいかないなと思った時に、グッと力が入っているので、意識的にリラックス〜。
・割とマイペースな感じで、ふわふわ〜っと包み込むようなタイプ。必要な時は、強めの意思表示があった方が周りもわかりやすそうだね〜。
・芯は強くて、非言語的なコミュニケーションが得意なので、自信をもってみんなに気持ちを伝えてみてね〜。
と、ななが言っていました。


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この一枚が未来を表す一枚になるかも??
後ろで、ドンと支える群れのリーダーと、自らの意思で進むリーダーたち。

馬のコミュニティのリーダーは経験のある母馬で、その時々によってリーダーは変化する。非常に、対等なコミュニケーションを好む動物である。
対等な立場でとか、年齢や立場、所属や経験を超えて行くのはとても難しいことである。

強いリーダーに支えられたコミュニティほど、変わるのは難しい。
だからこそ、ダイナミックなリープフロッグ(馬跳び)が必要なのでは。
困ったら、一人のリーダーに頼るのではなく、馬を見つめ、自分を見つめる、みんなを見つめる。

馬は写し鏡。

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馬は見えても人間は見えない・・・

そんな生活をした数日後、パンダ社長と車に乗りながら、話していて、僕が
「やっぱり、コミュニティにはおかみさんみたいな人が必要なのかな〜」と呟くと
一言スパンと
「だから、早く人間中心主義を脱出しなさい。っていってるじゃないか〜!」

そうか、そうだった。
僕らが、目指しているのはコアレスな変容性のあるリーダーシップ。
一人の強いリーダーではなく、それぞれがリダーシップを発揮し、課題や変化に柔軟に適応していく、コミュニティ。

頭でわかっていても、なかなか難しい。そこに馬がいれば自然とそうなるのに。

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