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やっぱり、4人の子どものお母さんは群れのリーダーだった

最近、イコロの森に来たゲストの方と一緒に調馬索をしました。
その方は、多くのお子さんを育てる素敵なお母さん。

以前ここに書いたかもしれませんが、馬の群れのリーダーは経験のある母馬なのです。
調馬索は、ランド(丸馬場)の中心に、人が立って、その周りを馬がぐるぐる走っていく運動です。

と、簡単に書いてみるものの(過去noteにいろいろ書いてあります。)

実際に、やってみるとすごく大変。
大きな馬と一つのゲージの中で1対1
あついあつい、炎天下のなか
なれない、馬の用語がとびかい
あれやこれや

まあ、とりあえずやってみましょう。
覇気がでてれば大丈夫。????

結論


ものすごくお上手👏
ほぼ、教えていないのに👈それはそれで問題
自然と、「なないいねー。ありがとー」という相槌が打てる。
馬が気を抜くと、くいっと調馬索を引いて声をかける。
でも、無理に追いすぎない。

あふれ出る安心感からか自然と馬がリラックスして走っていました。
どうしても、僕がやると圧が強すぎるのか、ぎこちないというか、走りが硬い。(ストレスフリーにならないので、あまりよくない…)

ご本人は、きんぐがよってくると、ななが走ると言っていましたが、
本能的なリラックスと、走るぞ!という時のメリハリがついていて、やっぱり、母は偉大なり!!

馬のリーダーは、変容性のあるリーダーシップ。
どっしり、構えて群れに安心感をもたらすリーダー。
危険を察知して、機敏にみんなに知らせるリーダー。

ママがやってみると、子どもたちもやりたいやりたい!
これは危険なことじゃないんだ!
面白そう!と、ママが率先的にチャレンジすることで、
子どもたちのチャレンジも促されました。
最初は、緊張で声が出ないような子もいたけど、

少しずつ
少しずつ

「なないくよ~」
「よしよし、ありがとう」


と、丁寧にコミュニケーションをとっていくことで、ななも小さな子どもたちのやさしさにこたえてくれました。

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丸馬場の中で、1対1で馬と対峙しているように、見えちゃうけど、
周りの視線や風の音、繊細な、ななさんだからこそ、感じられる世界があります。
周りのみんなもママを見ている。
ママもみんなのことを見ている。


調馬索を通して、言語だけではないコミュニケーションや、五感から世界を感じ取ることが少しはできたのではないでしょうか。
ダメダメではなく、覇気の力でストレスフリーなコミュニケーションを!

ステキな、ご家族の調馬索体験記でした!


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