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私的読書感想文『アルジャーノンに花束を』
『アルジャーノンに花束を』ダニエルキイス著を読む。
知的発達障害者に脳の手術を施し、賢くなっていく過程とその後を書いた作品。
全編、手術をされた主人公のチャーリーがドクターに向けて書いた報告書という形を採っている。
アルジャーノンとは、同じ手術を施されたネズミの名前。
私の心に残る映画のひとつに『レナードの朝』がある。パーキンソン病(正確には違う病気)を患った患者に薬を投与すると、劇的に改善し
私的読書感想文『1984年のUWF』
『1984年のUWF』柳澤健
名著ですね。
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか』にも引けを取らない名著だと思います。
こちらの方が、分量的にも内容的にも比較的ライトではありますが。
アントニオ猪木のプロレス最強説を受け継ぐ者達の物語。
プロレスはショーなのか真剣勝負なのかという、最も基礎的な問題でありながら永遠の問題に、一つの解答を提示してくれている。
それは携帯電話の明るさ調整に似て