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【仕事の教科書】超インフレ前提供ノウハウ Lesson-1 VOL.02 (無料記事)
私は 間もなく65歳。ここにいる人たちの「お爺ちゃんの世代」のコンサルタントです。ちょっとね、孫世代の君たちに緊急連絡があるんだ。かなりの「緊急事態」だから、しっかり聞いて欲しい。
2022年 秋から「大幅なリストラ(早期退職優遇制度の勧誘)」が始まります。該当者のリストアップが始まるのは2022年GW明けから。(早いところは 4月15日くらいからスタートしています。)
( 円安がスタートして、2022年4月14日時点で、1ドル=125円とか126円〜150円状態といった状況です。このまま円安が続いて加速していくと、数ヶ月後に インフレ大不況になる。
とんでもない不況の 前兆状態でなければ こんな緊急事態の記事など読む必要すらありませんが、かなり ヤバい状態です。1ドル=124円以下にならない限り、ここに書いてあるとおりになる。)
● Chapter-01「ビジネス・スキルアップセミナー誕生」
【 Section-02:「社員研修テキスト誕生の背景」 】
100人の人がいた場合、極端なケースではトップ20人を正社員として残し、残り80人を「非正規」として再雇用するといった最悪のケースさえ考えられました。
経営的に考えれば、トップ20人/100名を残せば業績の80%は温存できます。そして「手当」「ボーナス」といったものが大幅に削減されていくことになります。
企業側とすれば「定額の支出」を大幅に抑えられ、業績は、あまり変わらない。つまり「残る粗利益」はかえって増えてしまうというパターンに持ち込めます。
2001年の同時多発テロ後の世界的な不景気の時に「リストラ対象者のチェック・ポイント・リスト」の「第1段階のもの」が誕生することになりました。
その当時に問題になった「Cランクの人たち」のことは「ゆとり世代」という名称で呼ばれていました。いわゆる「ゆとり教育」を受けて育った世代です。
これまでの世代とは大きく価値観が異なり、仕事よりもプライベートを優先する傾向がある全体的に主体性がない世代。企業も未体験の対応に困ったわけです。
セミナーとして確立したのは「2002年」ですから、今から20年も昔のこととなります。そして 2009年「リーマンショック」が世界経済を停滞させます。
当然、その時にもまた「徹底的に正規雇用を絞る」という体制がとられました。少し緩んだ新卒者の就職難の時期が、また、やってきてしまったわけです。
この時、問題になったのが「物欲などが極端に低いなど、これまでの世代が欲したものを欲しがらない特徴などがある世代」=「さとり世代」の人たち。
上司たちは「どうやって、さとり世代のモチベーションを上げれば良いのか?」が、さっぱりわからない。「給料は上がらなくても責任がない仕事が良い」。
そんなことを平気で思っている人たちに「給料が上がるなら少々ムリしてもガンバろう」と動いて来た上司たちは「お手上げ状態」になってしまいました。
会社としても「アルバイト感覚」で仕事に向き合う「極端な ゆとり世代の人たち」「極端な さとり世代の人たち」に、どう対応すれば良いのかわからない。
そういうこともあって、2010年頃に改訂版である「新リストラ対象者のチェック・ポイント・リスト」の「第2段階のもの」が誕生することになりました。
基本的な内容は変わっていません。ただ、使い方が少し変わりました。「正社員で、成果を出さない人たち」を あぶり出して早期退職優遇制度での退職を勧める。
逆に「非正規でありながら、成果を出す人たち」を「正規雇用として採用するための非正規社員の正規雇用チェック・ポイント・リスト」にもなったわけです。
繰り返しておきますが、セミナーテキストの内容、受講生にお伝えするポイントは基本的には変わっていません。「ツールの使い方」が時代に合わせて変わった。
では、受講生の傾向はどうか?というと「Sランクの人」と「Cランクの人」の差が広がったという特徴があります。「Sランクのレベル」は変わっていません。
しかし「Cランクの人たち」の「初期習得レベル」がドンドン下がっていたのです。企業としては「1位〜20位のSA社員」だけを正規雇用しようとする。
それまで「21位〜80位にいたBランクの社員」は、その中でも優秀な人を残し、その他の人たちは「非正規雇用の派遣社員」と入れ替えていくという形。
よほどの大手ならば「81位〜100位のCランクの社員」も残せるのですが、地方の大手中小企業などは、このレベルの人たちを切り離すしかなかったのです。
では「81位〜100位のCランクの社員」のやっていた仕事は? というと「アルバイト」「パート社員」で、まかなってしまうようになってしまいました。
どういうことか? というと「最初から評価が高い人たち」だけが高く評価され、最初に評価が低かった人たちは「仕事を学ぶチャンス」すら減ったということ。
さらに「インターネット」の普及が3G〜5Gという電波に対応し「誰もが小型コンピュータ=スマートフォン」を使ってネット情報を取り入れるようになった。
最近になって「デジタルネイティブで反ブランド主義」、さらに「社会問題への意識が高く、平等性や合理性を求める新世代」まで登場するようになりました。
この時点で「就活のエントリー」に対して、妙な思い込みが出るようになったのです。「大手就活サイト」を使って「スマホ」で「お手軽にエントリー」。
「デジタルネイティブ世代」は、こういう動きになりました。つまり「地方の中小企業」などは「大手就活サイト」に「広告が出せる体力がない」・・・
そこで「大手就活サイトにエントリーしている大手企業に、みんなが就活希望を出し、ごっそりと不採用」。一方で「人材不足に悩む中小企業が乱立」する。
こういった「就活生が 余っているのに、人材不足の企業も乱立」という非常に不思議な状態まで生まれてしまったわけです。それが2015年ぐらいの姿。
そして、世の中は「Sランク・Aランクの見込みのある若者だけ」が引く手あまたとなり「Bランクレベルの人たち」は「派遣会社」に登録することになる。
「Cランクレベルの人たち」は「アルバイト」くらいしかできない状態になり、なかなか「正規雇用の入口」にさえ行き着かないという状態になりました。
こういう話になると「高学歴じゃないと、もう、スタート時点からダメなんじゃないか」と思ってしまいやすいのですが、そういうことでもないんです。
面接官が見ているのは「生理的に誰からも受け付けられないタイプじゃないか?」「仕事のスキルは高そうか?」「人柄はどうなのか?」という3点のみ。
ここで、とても「仕事頭の良い人」が登場します。多くの会社から「正規雇用」の内定をとっておきながら、あえて「非正規の派遣社員」となるタイプ。
自分のキャリアアップを計画して、目標とする仕事へ自力でバージョン・アップを図っていくという「限られた一握りのツワモノたち」が登場しました。
ただし、こういう人たちは本当に例外中の例外。多くの会社からの「内定」があったにも関わらず・・・という部分が大きなポイントになるわけです。
この手のタイプは、就職前から100人中、トップ2くらいに入ってしまっているタイプ。そもそも「ビジネスマンとしての天性の才能の持ち主」です。
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