【仕事の教科書】超インフレ前提供ノウハウ Lesson-1 VOL.03 (無料記事)
私は 間もなく65歳。ここにいる人たちの「お爺ちゃんの世代」のコンサルタントです。ちょっとね、孫世代の君たちに緊急連絡があるんだ。かなりの「緊急事態」だから、しっかり聞いて欲しい。
● Chapter-01「ビジネス・スキルアップセミナー誕生」
【 Section-03:「トップ4人/100名=Sランクの人たち」 】
就職前から100人中、トップ4に入ってしまうような人もいれば、就職してからジワジワとトップ4に上がってくるようなタイプの人もいるわけです。
「ビジネスマンとしての天性の才能の持ち主」というタイプの人たちは、次のような「経歴」をもって入社してくるタイプの人たちのことを言います。
こういうリストをあげると「高学歴じゃないと、もうダメじゃないか」と言い出しそうになる人もいるかもしれませんが、そうとは限りません。
このリストを見て、自分は どれにも当てはまっていないからもうダメだと思わないでください。働き始めてから、一気にSランクになる方もいます。
結局「学校時代の勉強で行われた「ペーパーテストの採点以外のルール」の中で活躍した体験があるか?」ということが大きなポイントになるわけです。
「学校でも成績優秀で、仕事の成績も優秀」という、ごくごく限られた人もいます。「学校では優秀だったが、仕事ではサッパリ」という人たちもいます。
逆に「学校ではパッとしなかったが、仕事をし始めると急に活躍しだした」という人もいれば「学校でも仕事でも、うまくいかない」という人たちもいます。
どうして、こういうことになるか? そこには「意識」が関係しています。人間は、たとえば1日に6時間寝るとすれば18時間、起きていることになります。
この18時間に「意識して判断していること(顕在意識)」が約500回/9500回。「無意識の惰性で動いていること(潜在意識)」が約8500回/9000回。
学校のペーパーテストの勉強は「意識して判断していること(顕在意識)」=「約500回/9500回=3%」の方の「脳みそ」を使っていたことになります。
そして「ビジネス」での仕事は「無意識の惰性で動いていること(潜在意識)」=「約8500回/9000回=97%」の「脳みそ」を使うことになります。
なので「学校では優秀だったが、仕事ではサッパリ」「学校ではパッとしなかったが、仕事をし始めると急に活躍しだした」という人が登場するのです。
冷静に考えてみてください。多くの人たちが学校で「就職面接のレクチャー」を受けたりします。結果、答える内容や答は「ほぼ同じ」になります。
それでも「一握りの人達だけ」が就職の内定をもらい多くの人たちに内定が出ない。学校のペーパーテストと同じ評価パターンなら、そんなことはない。
しかし、実態はそうじゃない。それは就職試験の面接官が「約8500回/9000回=97%」の「無意識の惰性で動けるか(潜在意識)?」を見ているからです。
どれだけ「約500回/9500回=3%」の「意識して判断できるか(顕在意識)?」を鍛えて「面接の模範解答」を正確に覚えても内定は、もらえません。
項目(1)〜(8)に共通していることは「改善の無意識習慣」です。頭でシミュレーションするだけでなく実際に行動に移して実践する無意識の感覚。
これを、就職前に「どれだけ鍛えてきたのか?」が面接官の見ているところです。そして(9)〜(10)は、その能力を強引に身につけていく方法です。
「失敗することを恐れること」より「成功した時の快感」をイメージして、何度も何度も、何度も何度も、改善行動を積み重ねる無意識の習慣的な感覚。
面接官が、なぜ「この部分」を重要視するのか? 答はシンプルです。「全ての上司たち」が「部下のその無意識的な能力の欲しがっているから」です。
この「能力を持っている若者」を欲しがっている企業や事業所は無限にあります。そして、この事実は時代がどれだけ変わっても不変のものです。
ただし、ここに紹介した「体験」や「スキル」を持っている人は100人の人がいたらトップの2人程度。かなり特殊ともいえる運命を背負っている人です。
なので、自分がこの条件に当てはまっていないからといって落ち込まないようにしてください。社会人になってから、後追いでスパートをかける人もいる。
そうやって「トップから3〜4人目/100名のSランク」に入る人もいますし「トップから5人目〜20人目/100名のAランク」に入る人も当然いるわけです。
みなさんは「誰も学校で勉強していなかったこと」で競争をしています。先ほど紹介したごく一部の例外を除き、ほぼ全員に同じだけのハンディがある。
とにかく、これが「社会人として求められている素養」であり、これから「後追い」でダッシュすれば、誰にでもチャンスがあることを理解してください。
さて、社員採用と就職活動の1990年頃から2015年ごろまでの流れを前のSectionで、ご案内していましたが、ここで説明した話を加えて続きの話をします。
2015年頃になると「デジタルネイティブな世代」が登場して、就職にインターネットを活用するのが「当たり前」となったところまでは説明しました。
2015年当時、2050年頃には「テレワーク」がビジネスの中心となり「営業マン」も営業活動を「インターネット」を使ってやるだろうと予測されていました。
その5年後の2020年、世界中で「流行病」が大流行します。他人との接触を避けながらビジネスを進めていくために一気に「テレワーク化」が進みました。
予測されていた30年が一気にワープして、次の世界へと移行してしまいました。この状態になって、最も変わったことは「ギャップが広がったこと」です。
「SランクとAランク」「AランクとBランク」「BランクとCランク」の差、つまり「SランクとCランクの絶対的な差」が恐ろしいほど開いてしまったのです。
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