【仕事の教科書】超インフレ前提供ノウハウ Lesson-1 VOL.05 (無料記事)
私は 間もなく65歳。ここにいる人たちの「お爺ちゃんの世代」のコンサルタントです。ちょっとね、孫世代の君たちに緊急連絡があるんだ。かなりの「緊急事態」だから、しっかり聞いて欲しい。
● Chapter-01「ビジネス・スキルアップセミナー誕生」
【 Section-05:「ランク別の成果」 】
学校では「平均点ぐらいなら良いだろう」という感覚だったかもしれません。ですが、ビジネスにおいては「上位20%」が合格のボーダーラインとなります。
とはいえ日本企業の経営者は優しいのです。「Bランクの人たち」「Cランクの人たち」を、できる限り、なるべく「辞めさせないように」と動きます。
しかし、企業というものは「メイン銀行」と二人三脚で動きます。企業がムリして「稼がない社員」を抱えることで倒産するようなことを避けようとします。
結果「リストラをしないと銀行との取引ができない状態になりますよ」とプレッシャーをかけてくる。その結果、企業としてもリストラに動くことになります。
「UP or OUT」=「昇進するか?辞めるか?」。これが、この流行病が世界中に蔓延した後の、ビジネス経営者による部下に対する方針となってしまいます。
前のSectionでもご案内しましたが「Sランクの4%の人たち」は、勤めている会社でも活躍し、さらに副業をしても高く評価されることになります。
「Aランクの15%の人たち」もまた、勤めている会社で、そこそこ活躍し評価され、副業をしても「お小遣い程度のお金」を手に入れていらっしゃいます。
これも、私のような「専門バカ」がお金を払って購入する有料レポートの中で紹介されていた内容です。「Cランク1人が出す成果を0.5とする」。
すると「Bランク1人が出す成果は0.75(不合格レベル)」「Aランク1人が出す成果は2」「Sランク1人が出す成果は8」という話になるそうです。
結果的に「Aランクの人」と「Sランクの人」が、あまり成果を出していない「Bランク」「Cランク」の人の代わりに何倍も働いていることになります。
これは、由々しき「不公平な事態」だと言えます。「Sランク」「Aランク」の人たちは、本業でもしっかり評価され、副業をして別収入も入ってくる。
逆に「Bランク」「Cランク」の人たちは、上司にも評価されない仕事をして副業を始めようとしても仕事の依頼がない。必然的に、そうなってしまいます。
最近、企業に入社してくる若者は、社会問題への意識が非常に高く、平等性や合理性を求める新世代。ですが、ビジネスの世界は平等論ではなく公平論。
しっかりと働いて成果を出している人と、あまり働かず成果を出さずにモンクを言っている人たちが「平等」であるのは「不公平」で「おかしい」話です。
学校では「500回/9,000回/1日の意識的行動(顕在意識・意識行動)=記憶から生まれる意識的行動(知識・記憶・理解)のみ」が評価の対象でした。
ビジネスにおいては「8,500回/9,000回/1日の無意識(潜在意識・惰性行動)=その人の思考から生まれる無意識行動(見識)のみ」が評価の対象となります。
学校で、まったく評価の対象にすらならなかった「先読み能力」「先読みのための試行錯誤行動量」といった「潜在意識的な見識力」が重要視されます。
ここにリストアップした条件を満たしている人たちは「成果を出すための試行錯誤の絶対行動」が多く「先読みをする見識能力の基礎」が備わっています。
就職面接感は「色々な質問」をして「突発的な対応ができるか?」「先読みをする見識能力の基礎が備わっているか?」を確認するよう仕掛けてきます。
学校でレクチャーを受けて得た「面接のための正しい答え」=「知識」がどれだけ正しくとも、面接官は「その向こう側の見識獲得資質」を確認してきます。
そういう基準で採用された人が「ビジネスの教科書が存在しない多くの職場」で、備わった「見識」を使って「仕事を自力で身につけていく」ことになります。
こういう話をすると「学校時代、そんな話を誰も教えてくれなかった」と言い出す人もいるかもしれません。当然です。学校の先生は「ビジネス」を知りません。
確かに学校には「教科書」が用意されていました。それは、答が基本的に変わらないからです。「1+1=2」こういう問題の答は、いつまでも変わりません。
ですが、ビジネスにおいては「新しいiPhoneが登場した」ら「ひとつ旧型のiPhoneは売れなくなる」。それまでの正解が急に不正解になってしまう世界です。
ビジネスという世界は「新しい最新の答」を「作り出していく世界」ですから、決まりきった答が書かれてあるような教科書は用意しようがないのです。
必要なものは「知識」ではなく「先を見通して先回りして動く 試行錯誤の中から自分で生み出してきた 成功行動の確率論」=「見識」という話になります。
「知識」は「500回/9,000回/1日の意識的行動」として「記憶」したり「理解」したりすれば「頭に強引にインプットしていくこと」ができます。
しかし「見識」は「8,500回/9,000回/1日の無意識での 実験的試行錯誤」の中からしか導き出しようがないのです。これは「知識」とは全く別のものです。
「失敗しそうだから、やめておこう」と無意識で考える人に「見識」は備わりません。「成功した快感のイメージ」をもって失敗する人にのみ備わるものです。
ですから「Sランクの人」は、副業をやっても「Sランク:8倍の評価」となって副業の仕事がジャンジャン入ってくる。そう周りから評価されてしまいます。
「Aランクの人」もまた、副業をやっても「Aランク:2倍の評価」となって副業の仕事が「お小遣い程度」は入ってくる。そう周りから評価されてしまいます。
「Bランクの人」もまた、副業に対して「Bランク:0.75倍の評価」となり、副業の仕事もまた入ってこないのです。結局、そう周りから評価されてしまいます。
「Cランクの人」もまた、副業に対して「Cランク:05倍の評価」となり、副業をしようと思っても相手にもされません。結局、そう周りから評価されてしまいます。
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