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「町の書店を増やしたい」を考える 2. 増やしたいのは「誰?」「何のため?」
前回までのお話・・・1.増やしたいのか、減らなければいいのか
既存の書店も守りつつ、新規出店(既存タイプも新しいタイプも)も増えるといいなというお話と、それぞれについての考えの整理を行いました。
また、町の書店を増やすには以下の2つのアプローチが必要そうだと考えています。
①新規開店の様々なハードルを低くすること
②今ある書店も新しく開店する書店も、持続可能な仕組みや取り組みを考えていくこと
「町の書店を増やしたい」を考える 1. 増やしたいのか、減らなければいいのか
最初に私は「町の書店を増やしたい」派です。もちろん!
そしてこれは、世間一般でもよく見聞きする意見でもあります。
国としても、経済産業省が「書店振興プロジェクトチーム」を2024年3月5日に設置し、初の本格的支援に乗り出しました。(書店の減少は1990年代後半から始まっているので、30年もたってやっとですかという気もしますが。
追記:2016年に自由民主党による議員連盟「全国の書店経営者を支える
なぜ本なのか、なぜ書店なのか
2014.1.10 の日記です。
私は大学を卒業して就職する時から一貫して、本や書店、あるいは本のある空間全般に携わりたいと思ってきました。
でもその空間自体に携わるために、敢えて出版業界から離れた時に、
ふと思ったのです。
私はなぜ本にこだわっているのか、なぜ書店にこだわっているのか。
話せば長くなる熱い想いがあるのですが、それをいったん置いて自問自答した時にハッとした感情を見つけてしまい
妊娠出産育児で仕事をできずに悶々としている私へ
今までの約10年は、新しい人間の命を2つ産み出し、その命が損なわれないよう育むことが本業だったのです。立派なことです。
キャリア面は迷走し、思考も経験もアイディアもとっちらかってずっとずっと苦しかったですね。
でも、それだけたくさんの種や雑草が生え、豊かな土壌になりました。
そう思おう。
これからの10年、20年で、きっと何かが大きく芽生え実を結ぶでしょう。
万が一、満足のいく実にならなかっ
2023.5.27 まだ働いてないママとして
悔しさと焦りを感じている。
働いてないママであることに。
どうせ働くなら、自分もレベルアップできる、人生に意味のある内容で働きたい。
一方で、「できるだけいい環境で、生活に支障が出ず、できるだけいいお給料がいい」なんて贅沢な条件を付けたくなる。
あっちもこっちも理想を追い求めればなかなか難しいのはわかっている。
でも、もう失敗したくない。失敗したら立ち直る余裕はないから、なおさら一歩を踏み
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』考察
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
ちなみに私はジブリオタクではありません。ジブリ作品は8割程度鑑賞してきたかなぁくらいの者です。なんなら、映画館に行ってまで見たことは一度もありません。。
でも今回は、内容が一切分からないことにまんまと好奇心を刺激されて観てきました。これは、他の方の長い考察等は一切見ていない搾りたての感想・考察です。(ツイッターの短い感想は少し目に入ってしまっています)
売れない土地と隣人 2023.5.17
通学路の途中の角地に古い建物付きの土地が売り出されている。穏やかな住宅街で駅も遠すぎず、南東角地だし、広いし、結構良さそうな物件だけど、なかなか売れない。
たぶん、その理由は隣の家なのではないか、と思っている。なんだか崩れそうなベランダ、ところどころ剥がれた外壁のペンキ。一部分には長期間ブルーシートがかけられている。でも洗濯物は干してあり、生活感もすごい。どことなく問題のありそうな隣人といった雰