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釣りがしたい。

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釣りがしたくなった、釣り記事です。 魚だいすき魚記事です。(追加しました) ありがとうございますnoterさん。
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#エッセイ

ぶりっ子を食べる

ぶりっ子を食べる

出世して銭をかせぎ、人からすごいと言われたい。課長部長はあたりまえ、できれば専務常務あたりまで出世して、九分九厘できあがっていたプロジェクトを鶴の一声で白紙に戻したりしてみたい。

そう思うのは人だけではありません。スシローなんかでおなじみのブリ、ハマチも、そうした野望を持って出世街道をひた走る魚です。秋の青物シーズンに、出世魚「ブリ」について考えつつ釣って食べて喜びます。

ブリ族の出世ランク

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俺たちは雰囲気でカワハギをやっている

俺たちは雰囲気でカワハギをやっている

釣果自慢おじさんに面食らってから2週間後の週末。

「おはようございます~。2名、カワハギ便で予約したい駒です」

僕とい駒さんは品川区のとある船宿にいました。

ことの発端はい駒さんの1通のLINEメッセージでした。

初めての船アジ釣りで文字通り味を占めたい駒さん。

どうやら新しい魚種を仕留めに行こう、という意図のようでした。

しかしー。

当時の僕は最初、彼の提案に乗り気ではありませんで

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ソウダカツオのうずわめし

ソウダカツオのうずわめし


ソウダカツオばかり釣れる異常な夏

毎年8月にもなると、南伊勢〜熊野方面ではシオ(カンパチの幼魚)が釣れる。30㎝ぐらいでも引きが強く、食べても、刺身良し、焼いて良しで釣り人からは人気だ。何より他の青物に比べて色白の美人さんで、白く輝く魚体と薄ピンクの口元が美しい。

ところが、今年はどこに行ってもシオの姿がなく、代わりにソウダカツオがめちゃくちゃ釣れる。カツオなんてこれまでは、たま〜に釣れたの

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こう来たか!なディスプレイ

こう来たか!なディスプレイ

最近は食生活の多様化が進み、ドイツでも魚介類が食卓にのぼる機会が増えつつあるようだ。

おそらく大きな都市では以前からそれなりの需要もあり、比較的簡単に手に入ったかもしれないが、中小の町では魚自体あまり見かけなかった。

この町に来たころは、スーパーの冷凍コーナーに霜のついた三枚おろし(皮なし)がガサッと入っている大袋や、一切れずつ真空パックになったものをさらに箱に入れた鮭などが置いてある程度。

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3日間、釣った魚だけで過ごしてみた

3日間、釣った魚だけで過ごしてみた

最近、空腹を感じたことがない

「3日間、釣った魚だけで過ごしてみよう」

6月のある週末、そう思って車に飛び乗り、3日間車中泊をしながらいろいろな海を回ってみました。
なぜそんなことをしようと思ったのか?というと、最近、というかこの数年間、心の底から腹が減ったと実感したことがない気がしたからです。

つまり、腹が減った「ような気がする」時点で、すぐにコンビニに入り、からあげくんを買って食べたりし

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釣りに行こう。

釣りに行こう。

やぁ、いらっしゃい。今日も元気に頑張っていこう。

とは言っても時間差。
記事を書く時と、発信する時ってタイミングが違うからちょっと違和感。

出来るだけ週末の夜をイメージはするけど、あんまし意味ないか。
いつでも見れるからね…という出だしのお話。

本題はここから。
"釣り"のお話は以前にも一回やったんだよね。

11月に行って超寒かったんだけど、”ヌシ”を釣ることが出来たことでテンションが上が

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釣りの魅力と楽しみ方。なんで何回も行ってしまうのかを考える。

釣りの魅力と楽しみ方。なんで何回も行ってしまうのかを考える。

ゴールデンウィーク二日目。
私の1番の趣味と言っても過言ではありません。
私の代名詞と言っても良いでしょう。
釣りに行ってきました。
場所は三重県の尾鷲。
尾鷲北で降りて真っ直ぐひたすら道沿いを行くと港がありいつもそこでアジ釣りをしています。

昨日はゴールデンウィークということもあり人がたくさん来ていました。

ここは車も港の中まで入って行けるので釣り人にとってはありがたい釣りポイントとなってお

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座間味で釣りやらなんやら

座間味で釣りやらなんやら

今日からしばらく座間味へ。フリーランスになった頃からお世話になっている会社の社長からすすめられた宿に何もわからないまま向かう。

宿名すら聞いておらず、宿の方のLINEのアイコンから推測して「たぶんここ……?」という状態。情報がふんわりしすぎていて、フェリーで向かいながら「座間味で合ってるんだっけ……?」という不安すらよぎる。

到着して早々、「釣りに行こう」と宿の方からお誘いいただき、船で沖に出

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【料理エッセイ】はじめての夜釣りは悲しくなるほど釣れなくて、途方に暮れてしまったけれど、明け方、ようやくアジが釣れたとさ。サンキュー、東京湾!

【料理エッセイ】はじめての夜釣りは悲しくなるほど釣れなくて、途方に暮れてしまったけれど、明け方、ようやくアジが釣れたとさ。サンキュー、東京湾!

 先日、コロナ禍で釣りにハマって、横須賀へ引っ越した友だちに誘われて、人生初の海釣りにチャレンジした話を記事にした。

 そのときは人もたくさんいたし、一匹も釣れなかったし、わたしの結論は「あんまり楽しくない」だった。だけど、友だちはそうなってしまったことがとても不本意だったらしく、今度は夜釣りを試してほしいと言ってきた。

 なんでも、昼間はあふれんばかりに人が密集しているけれど、夜にはけっこう

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