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ひなたぼっこ感覚 愛情はさわれる(13)
最近、早朝の散歩から帰った後、私と盲導犬シールは「ひなたぼっこ状態」のひと時を過ごしています。。
私が床にあぐらをかいてすわると、シールは私の前にやってきて床に横になります。
私はシールの身体に軽く手をふれて、シールに愛情の気持ちを向けます。
私がシールに愛情を向けると、私の身体から愛情のエネルギーがシールの身体に流れてゆきます。
(これは特別なことではなく誰にでもできることですが、愛情のエネル
鼻息が手にしみる 盲導犬と暮らし、盲導犬と語る(20)
私と一緒に暮す盲導犬シールは、いつもだいたい夜の9時が就寝時間です。そのころになると床にペッタリ伏せて眠そうにしているので、二階の部屋にあるシールのベッドに連れて行きます。
私も同じ部屋に寝るので、シールのベッドのすぐとなりにふとんを敷きます。
そんな時、以前はシールがふとんの上に寝転がって「マッサージして」とよくねだって来たのですが、最近は日中にスプーンケアで気の流れを整えることが多くなったせい
スプーンケアの輪 刺さない鍼と光の日々(5)
先日、知人の盲導犬ユーザーのYさんが「犬のためのスプーンケアを教えてほしい」と
わが家にいらっしゃいました。
スプーンケアは家にあるスプーンが一本あれば、誰でもできる簡単で安全なケア方法です。
なのでふだん目の見えないユーザーの歩行をサポートしている盲導犬たちの心身のリラックスや健康維持のためにこのケアが役立ってくれたら良いな、と私は思っています。
いらしたのはユーザーのYさんと盲導犬のMちゃん。
愛情は「目に見えないごちそう」 愛情はさわれる(11)
わが家の近所に大型犬が住んでいるマンションがあります。盲導犬のシールと私が朝の散歩の帰りに通りかかると、その犬は上の方のベランダからよく吠えてきます。
シールはちょっとこわがりの性格なので、わが家に来たての頃は、その太い吠え声をこわがってそこを通りたがらずに停まってしまうこともありました(笑)。でもそこを通らないと家に帰れないので私はシールに
「上の方から吠えているだけだから、こっちには来ないか
動物に愛情を伝えるスプーンケア 愛情はさわれる(10)
以前の記事「愛しのスプーンケア」にも書きましたが、スプーンケアとは、私がふだんの鍼灸の治療で使っている皮膚に刺さない鍼(てい鍼といいます)を使った鍼治療の考え方を応用して、家にあるスプーンを使ってできるようにアレンジした簡単で安全なケア方法です。
今の盲導犬シールがわが家に来てから、私は
「てい鍼の代わりに金属のスプーンを使っても同じような効果があるのでは?」
と考えて、シールにスプーンの柄の部
迷い猫100匹を探し出したペット探偵犬 動物の本棚(14)
『モリー 100匹の猫を見つけた保護犬』
コリン・ブッチャー著 杉田七重訳 東京創元社
この本は、英国海軍と警察官のキャリアを持つ動物好きの著者が設立した「UKペット探偵社」で活躍する史上初のペット探偵犬モリーの誕生と迷子猫捜索のエピソードを描いたノンフィクションです。
元英国海軍で警察官だったコリンは、警察を退職して私立探偵の会社を始めました。
探偵社では人間の身辺調査のほか、いなくなったペ
盲導犬と暮らし、盲導犬と語る(19) 「シールほえないプロジェクト」開始!
今の私の盲導犬シールは、きまじめで仕事はきっちりこなす優秀な犬です。
ただしちょっとこわがりな性格なので来客のピンポン音などに反応してほえてしまうことがあります。
家に来たばかりのころは、シールがインタホンのピンポン音に反応してほえたら「ノー!」と注意していました。
一頭目の盲導犬スースーも最初のころはピンポン音にほえていましたが、何度も注意するうちにやがて全くほえなくなったからです。
でもシ
図書のプロが選んだ犬の本、約300冊 動物の本棚(13)
『図書館司書 32人が選んだ犬の本棚~犬に寄り添い、犬を掘り起こす291冊~』
高野 一枝編 郵研社
この本は、図書のプロである図書館司書たちが選んださまざまなジャンルの犬の本が紹介されている一冊です。
図書のプロたちが選んだだけに、エッセイや小説だけでなく、犬についてのノンフィクション、研究所、歴史、実用的な本などさまざまな本が紹介されています。
私は動物に関する本、特に犬にまつわる本が大好