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「~しなきゃいけない」 そんな苦しみへの向き合い方


なんとなく感じる、心の“あせり”

あれも、やらなきゃいけない

もっとしっかりとしたい

そんなプレッシャーに追い立てられることありませんか?

ストレスになっていませんか?



プレッシャーの苦しみは、

本当は楽しく、楽して生きていたい「理想」

でも、やらなきゃいけない、苦しい「現実」

そんな、
「理想」と「現実」のギャップからくるのでしょうか?

それもあると思います。



「~すべき」という認知の歪みの苦しみ


でも、
僕には別の理由も隠れている気がしています。

「~しないといけない」

そんな考えの裏に隠れているのが

「~すべき」

という認知の歪みです。


宿題をする“べき”

営業成績を上げる“べき”

それだけでなく、

楽しく生きたい

幸せになりたい

にも「~べき」は実は隠れていると思います。


もっと、楽しくある“べき”

人生は幸せである“べき”

この「~べき」は自分をとても苦しめます。



「~べき」は子どもの心のトラウマ


では、なぜ「~べき」は苦しいのでしょうか?

「~べき」が心のトラウマになっているからだと思います。


子どもの頃の心は“自由”で“わがまま”です。

けれど、親や世の中が、
「~べき」で、子どもの“自由”で“わがまま”な心を押さえつけます。

「宿題を早くやりなさい」
「あいさつをしっかりしなさい」
「もう、遊ぶのやめなさい」


そんなとき、子どもが感じるのは、

宿題やりたいくない「いやだ」
あいさつ恥ずかしい「いやだ」
もっと遊びたい、やめるの「いやだ」

「いやだ」が子どもの『素直な気持ち』です。

大人に成長するにつれて、
その『素直なきもち』と折り合いつける力を身につけていきます。
徐々に「いやだ」を乗り越えるのがうまくなっていくのです。


だけれども、
もし、親や世間からの要求が厳しくて、

『素直な気持ち』と折り合いをつける暇なく、
『素直な気持ち』とのつきあい方を学ぶ余裕もなく、

「~べき」をいっぱい言われたり
「~べき」と要求され続けたらどうなるでしょうか?


『素直な気持ち』は行き場をなくし、
抑圧されて、消化もされず、
心の奥底に隠れてしまいます。

それが『トラウマ』になるのだと思います。
心に傷を負うのです。



「~べき」を乗り越える自分への愛


さて、
心に傷を負った子どもが大人になったらどうなるでしょう?

朝の歯磨きから、
通勤通学電車に乗って、
仕事や勉強をして、
帰って、
お風呂に入って、

それらには「~べき」が潜んでいます。

「めんどくさい」
「やりたくない」
「もっと楽したい」

これも「~べき」の後についてくる
「いやだ」という『素直な気持ち』の表れだと思います。


「~べき」をトラウマとして育った人は、朝から寝るまで大変です。

『素直な気持ち』との折り合いのつけ方に失敗した人ほど、
日常生活にストレスを感じると思います。


そこでまず、
「~べき」は必ず「いやだ」と感じるのを知っておくことが大切だと思います。


他の人が当たり前のように仕事や勉強をできているからといって、
自分だけが苦しんでいると考えるのは間違っていると思います。

だれでも、「~べき」の後には「いやだ」がついてきます。
違いは、「いやだ」という『素直な気持ち』への向き合い方です。


抑圧的な育ち方をした人は、『素直な気持ち』への向き合い方を学べていません。
なので、『素直な気持ち』の受け入れ方を学ぶ必要があると思います。


『素直な気持ち』つまり、
自分の感情をしっかり感じきってあげることが大切だと考えています。
感情をしっかり受け入れて、消化するのです。

それを僕は自分を愛すると言っています。


「~べき」との付き合い方を学ぶ


子どもは、10年以上かけて『素直な気持ち』との折り合い方を育てます。

そう考えると、
今、「~べき」に苦しんでいる人が、一朝一夕に折り合えるようになるとは思えません。


しかし、大人になったからこそできる方法もあります。


知識や人の助けを借りるのです。
コストや時間はかかります。
けれど、いろんな本もありますし、きっと仲間もいます。


「~べき」ができなかったり、ツラいのは自分のせいではないのです。
今までの人生で負わされた心のトラウマのせいです。
自分が悪いのではありません。


だから、「~べき」で苦しんでいたら、
自分を責めずに
ゆっくりとでいいので、心の傷の癒しかたを学んでほしいです。

自分の『素直な気持ち』との折り合いを見つけてほしいです。
自分を愛して欲しいと思っています。


人生が“成功”するかどうかは時の運です。

けれど、
自分の人生を愛することは必ずできるようになると、僕は信じています。



これから夢に向かって進んでいく人にとっても
「~べき」との向き合い方は必要になると思います。

なので、

「~べき」は必ず苦しみを連れてくる。
それを知っておいて、
自分の感情との向き合い方を学んでいくのがいいと考えています。


読んでいただきありがとうございました。


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またしても、読まなくてもいい追記を、、、

悪感と苦しみと不安と

なんとなく感じる、心の“あせり”
このままでいいんだろうか?
何かが僕には足りない。

僕には、
ほんとはもっと大切なことしないといけないんじゃないか?

確信をもって“有意義”にすごしたい

そんな思いが、重く心にのしかかってきます。


あれも、やらなきゃいけない

もっとしっかりとしたい

そんなプレッシャーに追い立てられます。

仕事でも、私生活でも、

そんな心の声に応えられていない自分。

それが、『罪悪感』となって僕の“セカイ”を曇らせます。

この“セカイ”が晴れる日はくるのだろうか?

そんなこと考えていたときに、たどり着いた僕の答えでした。


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