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#小説
【完結】ディストピア長編小説「牲愛」 あとがき
3月31日より連載しておりました長編小説「牲愛」が、4月16日をもちまして完結いたしました!
↓うまくリンクカードにならなかったのですが、こちらから本編をお読みいただけます
https://sutekibungei.com/novels/664486c5-d16e-4cf6-a260-2fb54093a861
連載にお付き合いくださいましたみなさま、ありがとうございました!
毎日1話ずつの
小説にスマホを型番つきで登場させる意味とは?【文章考察】
「スマホ」を「スマホ」で終わらせない意味とは?いくつかの小説を読む中で、気づいたことがありました。
それは「スマホ」というアイテムの扱いについてです。
単純に「スマホ」と書いてある物語と、より詳しく「iPhone○○」など、型番で描写してある物語があるのです。
この違いから、何が生まれるんだろう?
そこに着目して読んだ結果、私は「こうじゃないかな?」という予想にたどり着きました。
スマホ
【短編】11時のぼくら
遅めの朝ごはんを食べ終えたぼくたちを、姉ちゃんが食卓に引き留めた。
リビングに掛けられた時計は午前9時少し前。お皿を下げようと立ち上がりかけたぼくは、どこか張りつめた「待って。話したいことがある」の声で椅子に座り直した。
姉ちゃんに話しかけられると、少し緊張してしまう。
姉ちゃんは県外の大学に通っていて、数年ぶりに帰省してきて一緒に夏休みを過ごしていた。帰ってくる前はあれこれとわくわくしてい